■涙と笑いの物語
物語「スーパーマーケットの怪」
2009.6.7
今年のはじめ、
8歳になったばかりの娘とふたりで、
スーパーに買い物に出かけたときのこと。
私がレジで会計を済ませて、
品物を買い物袋に入れていると、
2、3メートル離れた場所から、
娘の声が聞こえてきた。
「あー、あー」
少し大きめの声を発している。
物語「うんめいのでんわ」
2006.7.31
会社勤めをしていたころのこと。
転職希望先(A社)に履歴書を送ったことがある。
そんなある日の休日。
トイレで「大」をしているときに、自宅の電話がけたたましく鳴った。
物語「ぱぱへのかんしゃじょう」
2006.6.19
わが家にはモモカという5歳の娘がいる。
そのモモカが私あてに書いた手紙が、机の上に置かれていた。
子供特有のくねくねしたへびのような文字。
つたなさ満点。
でも、一生懸命書いた子供の手紙というのは、
親にとってはうれしいものである。
つたなければつたないほど、なおさらに。
物語「ぱぱへのかんしゃじょう」
2006.6.19
わが家にはモモカという5歳の娘がいる。
そのモモカが私あてに書いた手紙が、机の上に置かれていた。
子供特有のくねくねしたへびのような文字。
つたなさ満点。
でも、一生懸命書いた子供の手紙というのは、
親にとってはうれしいものである。
つたなければつたないほど、なおさらに。
物語「あんどうクンのたんじょうび」
2006.5.11
あれはボクが小学3年生のときのこと。
同じクラスのあんどうクンの誕生日会があった。
当時は、自分の誕生日に友達数人を自宅に招き、パーティをするのがはやっていた。
お母さんが用意してくれる手料理に、ケーキとジュース、そして盛りだくさんのおやつ。
愛すべき非日常である。
物語「滋賀のおばあちゃん」
2004.9.13
大阪在住の70歳前後と思われる女性から私の携帯に電話があった。
「もしもし、○○かいな?」と身に覚えのない名前を言うので、
私は「違います」と答え、この電話番号を3年以上使っていることを伝えた。
すると、おばあちゃんは「あら、イヤやわー、おかしな話しやでー」
「やっぱおかしーわ。息子から聞いたやさかい、この番号」と言う。
「おそらく聞き間違いでは?」と私が言うと、
「だって一度はつながっりはったんよ」とおばあちゃんは譲らない。
電話番号を読み上げてもらったが、番号に間違いはない。
物語「浮気性の彼氏」
2004.1.14
夜、ミスタードーナツで原稿を書いていると——
ハタチくらいの女の子が泣きそうな顔で店に入ってくる。
席につくやいなや携帯で友達に電話をかける。
「どうしよう。今ね、彼氏を見ちゃったの。
今日はふじみ野なんかにいるハズないのに……歩いててさ。
なんかビックリして声かけられなくてさ……」
