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第10回みたけ山トレイルラン

2009.12.13

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東京都青梅市御岳山で開催される「第10回みたけ山トイレルラン」(主催:KFC TRIATHLON CLUB)に出場。初めてのトレイルランニングだ。


距離は15km。最大高低差は600m以上。標高407m地点(ケーブルカー・滝本駅)からスタートし→大塚山→ロックガーデン→鍋割山(1084m)→奥の院(1077m)を走り抜けて、御嶽神社(標高929m)でゴール、という行程。


ツラくて楽しかった。。。なんて書くとMなヤツだと思われそうだが(←ま、否定はしないけど)、それ以外の言葉が見つからない。もちろん、フルマラソンやハーフマラソンとて「ツラくて楽しい」には違いないのだが、トレランの場合、ツラさの質も楽しさの質も、平地を走るマラソンとはまた別ものだなあ、と実感した次第。


まずはツラさ。おそらく全行程の半分近くは歩いたのではないだろうか(「歩いた」とはいっても、気持ち的には最大級の早歩きでっせ)。上り、キツくて走れません、はい。最初の5kmで500mほどの標高を登らなくてはいけない区間はあらかじめ覚悟していたし、まあ、覚悟通りの苦行だったのだが、300mほどの標高を登らなくてはいけない中盤(7〜10km地点)の上り区間も、いやあああ〜〜限界ギリでした。途中で止まろうかと思ったけど、止まったら二度と動けなくなると思ったので、なんとか気力をふり絞った。


あと、ツラさとは少し違うけど、怖さ、危険という意味では、なるほどトレラン、甘くみてたらケガするアルよ。まさか自分が転ぶなんてことは考えてもいなかったアルけど、結果的には大・中・小という3つの転び方をしたアルよ。


第1次転びは「中」バージョン。およそ6km地点の下りで、ちょっとスピードを上げて走っていたら、ふつうに何かにつまづいて不格好ヘッドスライディングみたいな感じに。山はデコボコの連続だから、スピードを上げた分だけ集中力を高めないとあかんね。おひとつ勉強。


第2次転びは「大」バージョン。10kmすぎの下りで、普段であれば転ぶに至らないつまづきだったと思うのだが……、延べ700m以上も登ってきた疲労もあって(←言い訳)、もう筋肉クンとバランス感覚クンがどうにもいうことをきかなくて、ヘッドスライディング的な……と思った瞬間、右端下に1mほど滑落っ! 一瞬ケガしたかな?と思ったけど、右足のふくらはぎがつったくらいで、あとは大丈夫そう。後ろから来た方が「手を貸しましょう」と引き上げてくれました。軽くパニクってたせいか、ゼッケンさえ確認できませんでしたが、たしか青いウエアを着た方だったかと(本当にありがとうございました!)。でも場所が場所だったら谷底に転落……!? 心から山の神様に感謝しました。いやいやまじめにトレラン、甘くみてたらケガするアルよ。


残り、第3次転びは「小」バージョン。場所は12〜13kmあたりの断崖絶壁風の下り。安全のためにロープさえ張られている急峻な下りだし、第2次で懲りたので相当慎重に下ってはいたんだけど、岩だったり、ぬかるんだ土だったりで、かなり足が滑る。で、ホェっと思った瞬間にスリップダウン風の尻餅っ! でもなんだか尻餅の具合がよくて、ボヨ〜〜ンと反動ですぐに立ち上がれて、さもダウンしていない風を装ってはみたものの、やはり尻をついた以上、コケたと言わざるを得ない(ま、どうでもいい話なんだけどさ)。


さてさて一方、初トレランで感じた楽しさだが、自然のなかを走れるという爽快感がまずひと〜つ。空気もおいしいし、マイナスイオンが充満してるし、何より視覚的に癒される(まあ、言うほど走ってるときは余裕なかったけどさ・笑)。


ふた〜つ目は、競技としてのおもしろさだ。たとえば、平地のマラソンであれば、一定の速度を保ちながら20kmなりを走り抜くことはできるわけだ。脈拍もほぼフラットを保つことは可能だ。だけど、トレランはそうはいかない。道は9割方、上りか下りかのどちらかであり、脈拍の上下動を余儀なくされる。で、その上下動を最小限に抑えるためには、スピードを意識的に上げ下げしたり、場合によっては、傾斜や路面状態に応じて「走り or 歩き」を切り替える必要がある。この傾斜は走れるのか走れないのか? 瞬間的な判断が求められる。そうしたちょっぴり頭脳戦的な楽しさがトレランにはある。


また、判断力という点でいえば、一歩一歩の着地をどうするか? という判断力もトレランでは当然必要となる。前の人と同じルートをトレースするのか、あるいは、状況に応じて、足を岩の上に置くのか、土に置くのか、木の根っこに置くのか。そのときの力の入れ加減はどの程度にするか。階段を1歩ずつ登るのか、1段で2歩費やしたほうがいいのか、それらの判断を瞬間瞬間で、自分のカラダと相談しながら下していくしかない。レースに1000人参加すれば、1000通りのルートがあり、走り方がある。きっと模範解答はなく、各人がそれぞれのルートと走り方をデザインしていくしかないのだ。


走りをデザインする能力というのは、才能やセンスや経験……ほか10も20も50も100もある要素を合わせた総合的な「何か」なのだろう。たとえばギアのチョイスとか、天候の読みとか、細い山道での人の抜き方とか……等々を含めた「何か」。その「何か」を追求していくのが、トレランの競技としての楽しさであり、奥深さといえるだろう。


夜に主催者のホームページに参加者のタイムが発表されたが、ワタシのタイムはなんと1時間59分59秒! オレ、1秒よく粘ったぞ、偉い! 順位は673位(完走者940人中)。健脚揃いのなかよくやったではないか! よ〜し、春にまたトレラン走るゾ!

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【左】レース前の準備運動は恒例だというエアロビ! 体が温まります!
【右】大塚山に向かう途中。写真だとのんびり登山のように見えるけど(笑)、皆さん、グイグイとテンポよく登っていく。

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【左】中間地点をすぎたあたり。標高800〜900mのこの辺りにはいくつもの宿坊がある。
【右】武蔵御嶽神社へ向かう階段。ここを(歩かずに)駆け上がって行くお方をワタシは心より尊敬申し上げます。

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【左右】通称ロックガーデン。岩の間を流れる渓流や岩肌に生える苔など、美しい景色が続く絶好のトレイルルートだ。

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【左】鍋割山(1084m)を過ぎて、奥の院(1077m)まであと少しの場所(?)だと思う……たぶん。
【右】ラスト、ゴールの武蔵御嶽神社へ続く心臓破りの階段。「あと少し!」の声援が周囲から飛ぶも、足がア、ガ、ラ、ン。ちなみに写真はゴール後に撮ったもので、写真を撮りながら「あと少し!」と声援をかけました(笑)

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【左】こちらがゴール地点。もちろん武蔵御嶽神社でお参りをしました(ご朱印帳を忘れてしまった〜!)。
【右】トレイルレース後らしい泥具合。今回は初めてということで、あえてランニングシューズで挑みましたが、今日の弟1〜3次転びっぷりから判断するに、やはりトレラン専用のシューズにすべきなのかもしれないなあ。ランニングシューズだと、どうしても下り坂でのグリップ力が甘くなる、気がする。ちなみに、タイツはREGUARDのCGタイツ27。走りとカラダをサポートしてくれるゴキゲンなアイテムだ。

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【左】参加者全員に宿房でのお風呂が付いているのダ〜。ワタシがお世話になったのは「御岳山荘」さんでした。お風呂、かなり熱かったけど、気持ちよかったあ!
【右】帰りは御岳駅前よりケーブルカーで下山。下りながら「よくここを歩いて登ってきたなあ、おまえ」と自画自賛的な気持ちに浸る。

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【左右】レース中はまったく遭遇しませんでしたが、一緒にレースに参加していた雑誌「ランナーズ」の高橋さんと合流〜(仕事ではなくプライベートでのエントリーというのが素晴らしです!)。名物の「みたけラーメン」と生ビールでプチ完走祝い! おつかれさまでした〜★

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【左】御嶽駅、風情のある駅で好きだ。
【右】山よ、またな!


<正式記録>

リザルトはコチラ。
1時間59分59秒 順位:673位/完走者940人中


<戦歴・ネットタイム>

■2009.12.13  第10回 みたけ山トレイルラン(15km) 1時間59分59秒
■2009.11.8  第14回 東京シティマラソンRUN&WALK大会 1時間57分23秒
■2009.1.18  第33回千葉マリンマラソン ハーフマラソン 1時間50分17秒
■2008.11.9  第27回ねりま光が丘ロードレース ハーフマラソン 1時間54分59秒
■2008.2.17  東京マラソン2008 フルマラソン 4時間26分44秒
■2008.1.20  第3回ふじみ野市・新春ロードレース大会 5kmレース 23分33秒
■2007.11.18  戸田マラソンin彩湖2007 ハーフマラソン 1時間54分48秒
■2007.5.4   春日部大凧マラソン ハーフマラソン 1時間56分31秒

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コメントをどうぞ!

おつかれさん(&おひさしぶり)!
トレイルランってのがあるんですね、しかし体力あるねー、さすがトレーニングしてると違うんやね~、拍手!

関西では六甲全山縦走ってのが有名で、須磨から宝塚まで文字通り六甲山を縦走する冬の恒例行事です。もう20年以上前に歩いて&走ったら、次の日は階段の上り下りもできんかったなー、どんな山登りよりも辛かった~。

では、さらに鍛錬積んで楽しんでください、ドM道まっしぐらってことで(笑)。まあ体には気をつけて。

投稿者つちだ:2009年12月18日 08:54

>つちださま

ごぶさたしてますー。
「六甲全山縦走」なんてすごそうですねー。
いわゆる山岳レースですよね?
たぶんトレイルランニングの前身だと思いますよ、それ。
(トレランってここ10年くらいでできた言葉らしいです)
今回は初挑戦でけっこうダメダメでしたけど、
またドM精神指数をアップさせて来年挑みたいと思います!

つちださんもバイク人生謳歌してますねー。
バイクもライディング技術も相当進化しているのでは?
お互いにケガには気をつけて(笑
やりたいことをやっていきましょう!

投稿者やまたく:2009年12月19日 13:11




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