■良書
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「生物と無生物のあいだ」
2008.2.24

「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一著(講談社現代新書・740円)/2007年刊行
分子生物学の研究者である福岡伸一氏の著作。話題を呼んでいるベストセラー本だ。
研究者の書く本は、お堅くて難しいのが常だが、本作はそのイメージを打ち破る快著である。書いてあることは分子生物学の領域につき、決して易しくはない。ただし、一般人にまったくなじみのない分子生物学にまつわる研究成果やエピソードを、必要最低限の専門用語と平易な文章を用いて書きつづり、なおかつその本質を伝えようと試みた本は希有だろう。
「凍(とう)」
2007.10.21

「凍(とう)」 沢木耕太郎著(新潮社・1680円)/2005年刊行
第28回講談社ノンフィクション賞受賞作品。
岩壁やヒマラヤ高峰の先鋭的な登攀(とうはん)で世界的に知られているクライマー、山野井泰史が、中国とネパールの国境のギャチュンカン(7952メートル)にある北壁に、妻の妙子と一緒にアタックしたときの一部始終を描いたノンフィクションである。
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