感動フリーライター・山口拓朗 映画批評

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■舞台

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歌舞伎さよなら公演/九月大歌舞伎

2009.9.25

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銀座の歌舞伎座で「歌舞伎さよなら公演/九月大歌舞伎(夜の部)」を観劇。


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「12人の怒れる男たち」

2009.8.31

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先月観劇した東京芸術座の舞台公演「12人の怒れる男たち」。


作:レジナルド・ローズ 訳:額田やえ子 演出:稲垣純


「十二人の怒れる男」といえば1957年に映画製作された密室劇の名作。日本では三谷幸喜の戯曲「12人の優しい日本人」(初演は1990年)が評判を呼び、のちに映画化(1991年)。2007年にはロシアでニキータ・ミハルコフ監督の「12人の怒れる男」なる作品も生まれた。公開から半世紀がすぎた今でもそうした作品が撮られているのは、それだけ咀嚼しがいのある内容だからだろう。


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「春のめざめ」

2009.7.4

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劇団四季のミュージカル「春のめざめ」を観劇。


【オリジナルスタッフ】台本・歌詞:スティーヴン・セイター、音楽:ダンカン・シーク、原作:フランク・ヴェデキント 【日本スタッフ】日本語版歌詞・台本:劇団四季文芸部 演出協力:浅利慶太 演出補:横山清崇 演出助手:由水南、宇垣あかね 音楽スーパーバイザー:鎮守めぐみ


19世紀末のドイツ。教師が生徒を理不尽に抑圧していた。多感な思春期をすごす生徒たちはフラストレーションを溜めていた。ある日、詰め込みの授業に異議を唱えたメルヒオールは、教師から体罰を受けてしまう。また「赤ちゃんはどうしたらできるの?」とたずねたベンドラは、母親にその答えをはぐらかされてしまう。一方、気弱なモリッソは、毎晩、性的な夢に悩まされていた……。


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「キャッツ」

2009.5.10

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去る5月3日に千秋楽を迎えた劇団四季のミュージカル「キャッツ」を観劇。


曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー 詞:T・S・エリオット 日本語台本・製作・演出:浅利慶太 振付:加藤敬二、山田卓 照明:沢田祐二 美術:土屋茂昭、劇団四季美術部 音楽進行:鎮守めぐみ


「キャッツ」を観劇するのは3回目だが、見るたび新たな発見があり、作品に対する造詣が深まる。100回以上見ているファンもいるというが、まったくもってうなずける話だ。それだけ計り知れない魅力を備えた演目である。


自分たちの縄張りだと言わんばかりに、劇場内を動き回る猫、猫、また猫。動きも仕草もまさしく猫! 24匹の猫たちは、生まれも育ちもバラバラで、それぞれに個性的な生き方をしている。人間社会と何ら変わらない世界が、そこにはある。


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「コルテオ」

2009.4.5

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原宿の新ビッグトップで行われているシルク・ドゥ・ソレイユ「コルテオ」の日本公演を観劇。


きらびやかなシャンデリアとたわむれるように上空でアクロバットを披露する数人の女性アーティスト……。華やかなこのパフォーマンスからスタートする「コルテオ」は、肉体で美を創造する極上のエンターテインメントだ。中世ヨーロッパの世界観をモチーフにした舞台上で、世界中から選りすぐられたアーティストが躍動し、現実と夢の境界線上にある幻想空間へと観客を誘う。舞台美術や小物、衣裳、メイク、照明などのビジュアル、それに世界各地の民族音楽のエッセンスを取り入れた音楽も魅力にあふれている。


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「マンマ・ミーア!」

2009.3.9

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去る2月21日、新名古屋ミュージカル劇場にて、劇団四季のミュージカル「マンマ・ミーア!」を観劇。名古屋で1年近くロングランされ、2月いっぱいで千秋楽を迎えた演目だ。「マンマ・ミーア!」といえば、メリル・ストリープ主演の映画版も現在公開中で、劇中で歌われるABBAの楽曲の人気が日本でも再燃している。


映画「マンマ・ミーア!」の批評はコチラ(あらすじも書いてます)。


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「エリザベート」

08.12.30

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帝国劇場にて、12月25日で千秋楽を迎えたミュージカル「エリザべート」を観劇。(大阪梅田劇場では09年1月8日~2月2日)


脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツエ 音楽:シルヴェスター・リーヴァイ 演出・訳詞:小池修一郎 出演:朝海ひかる、武田真治、村井国夫、高嶋政宏、鈴木綜馬、初風諄、伊東弘美、春風ひとみ、浦井健治ほか


1898年、オーストリア皇后エリザベート(朝海ひかる)が暗殺された。暗殺者はイタリア人の無政府主義者ルイジ・ルキーニ(高島政宏)。逮捕されたルキーニは、刑務所内で自殺を図ったが、死後にも彼には問い続ける声が聞える。「なぜエリザベートを暗殺したのか?」。ルキーニは「皇后本人が望んだから!」と声を荒げる。ルキーニは、自分の主張を証明すべく、黄泉の国の死者たちを蘇らせ、エリザベートの人生を再生する……。


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「ミス・サイゴン」

2008.10.3

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帝国劇場にてロングラン公演中のミュージカル「ミス・サイゴン」を観劇。


作:アラン・ブーブリル&クロード・ミッシェル=シェーンベルク オリジナルプロデューサー:キャメロン・マッキントッシュ 出演(観劇日):橋本さとし、知念里奈、照井裕隆、岡幸二郎、シルビア・グラブ、石井一彰、池谷祐子ほか 製作:東宝 


舞台はベトナム戦争のまっただなか、陥落寸前のサイゴン(現ホーチミン市)。エンジニアが経営するキャバレーでは、連日死闘をくり広げている兵士たちが、一夜の快楽を求めて「ミス・サイゴン」を選ぶパーティに興じている。その会場で、米兵クリスと、田舎から出てきたばかりの17歳のベトナム人少女キムは出会うが……。


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「夢から醒めた夢」

2008.9.7

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劇団四季のミュージカル「夢から醒めた夢」を観劇。


原作:赤川次郎 台本:浅利慶太、奈良和江 演出:浅利慶太 作曲:三木たかし、宮川彬良 作詞:奈良和江、浅利慶太 振付:加藤敬二、謝珠栄


夢の配達人に誘われて夜の遊園地へやって来たピコは、そこで、交通事故死した少女の幽霊マコと出会う。悲しみに暮れる母を励ますために1日だけ自分と入れ替わってほしい、というマコの願いを聞き入れたピコは、マコから霊界行きのチケット(白いパスポート)を預かり、幽霊たちが集まる「霊界空港」へと向かうが……。


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シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED(ゼッド)」

2008.9.1

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2008年10月に東京ディズニーリゾート内(ディズニー・アンバサダー・ホテルの隣接地)にグランドオープンするカナダ発のパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の専用劇場「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」にて、注目のレジデントショー「ZED(ゼッド)」のトライアウト(プレビュー)公演を観劇。


※シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京「ZED」


人間の肉体および運動能力の極限を見せつける究極のショーが、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の演目「ZED(ゼッド)」。シルク・ドゥ・ソレイユを観劇するのは、00年に日本公演が行われた「サルティンバンコ」に続き2度目だ。


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「南十字星」

2008.8.20

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劇団四季のミュージカル「南十字星」を観劇。


企画・構成・演出:浅利慶太 台本:劇団四季文芸部、浅利慶太、田中浩一、藤川和彦、前田貞一郎、湯川裕光 作詞:浅利慶太 作曲:三木たかし 振付:加藤敬二 美術:土屋茂昭 照明:沢田祐二 衣裳:小林巨和 音楽監督:鎮守めぐみ 編曲:寺嶋民哉、山下康介、宮野幸子 ガムラン音楽製作:和田 啓


浅利慶太(企画・構成・演出)が書き下ろした「昭和の歴史三部作」の第三作。 ※第一作の「李香蘭」のレビューはコチラ。第二作の「異国の丘」のレビューはコチラ。


太平洋戦争開戦前夜。京大生の保科は、祖国に帰ることになったインドネシア人の恋人ニナと再会を約束して別れる。その後、太平洋戦争が開戦すると、オランダ領のジャワ、スマトラを日本軍が占領。従軍していた保科は、現地でニナと再会を果たすが……。


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「ユタと不思議な仲間たち」

2008.7.19

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劇団四季のミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」を観劇。


企画・演出:浅利慶太 原作:三浦哲郎(新潮社刊「ユタと不思議な仲間たち」より) 作曲:三木たかし 作詞:岩谷時子、梶賀千津子 振付:加藤敬二 装置:土屋茂昭 照明:沢田祐二 台本:梶賀千津子


舞台は東北の山奥の村。父を亡くし、東京から母の故郷の村へ転校してきた勇太は、村の子から「ユタ」と呼ばれ、いじめられていた。ある日、村の老人から「座敷わらし」にまつわる不思議な言い伝えを聞くと、座敷わらしに会うべく、満月の晩、大黒柱のある旧家の座敷でひとりで泊まる決心をする……。


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批評原稿「異国の丘」

2008.6.14 批評原稿

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劇団四季のミュージカル「異国の丘」を観劇。


台本:浅利慶太、湯川裕光、羽鳥三実広 演出:浅利慶太 作曲:三木たかし、吉田正、近衛文隆 作詞:浅利慶太、岩谷時子、荒木とよひさ、松田宏一、増田幸治、越智登喜男 振付:加藤敬二


浅利慶太(企画・構成・演出)が書き下ろした「昭和の歴史三部作」の第二作にあたる作品。 ※第一作の「李香蘭」のレビューはコチラ。


第二次世界大戦後、極寒のシベリアに抑留された九重秀隆は、過酷な強制労働をさせられたうえ、ソ連兵から執拗な尋問を受けていた。ソ連は日本の首相であった九重菊麿の息子である秀隆を、スパイに仕立てようとしていたのだ。秀隆は、消耗し切った気持ちと体を抱えたまま収容所仲間と話すうちに、 アメリカに留学していた当時のことを思い出し始めた……。


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「李香蘭」

2008.4.18

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劇団四季のミュージカル「李香蘭」を観劇。


浅利慶太(企画・構成・演出)が書き下ろした「昭和の歴史三部作」の第一作にあたる作品。激動の昭和前期の歴史に触れることができる優れた作品であり、昭和前期の歴史を教科書でしか学んだことのない人にオススメしたい。


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「ウエストサイド物語」

2008.3.13

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劇団四季のミュージカル「ウエストサイド物語」を観劇。


1957年初演のアメリカのミュージカル。日本では1964年にブロードウェイ・チームを招いたほか、1974年には劇団四季が初演。以来、現在に至るまで完成度の高い公演を続けている。


舞台は1950年代のニューヨークのスラム街。それぞれ白人とプエルトリコ移民で構成される非行グループ同士の抗争と、その狭間で恋に落ちる男女の姿を描いた物語。『ロミオとジュリエット』に着想を得たヒューマンドラマだ。


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「ライオンキング」

2007.10.29

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10年目に突入した劇団四季のミュージカル「ライオンキング」を観劇。


動物たちの王国「プライド・ランド」の王であるライオンのムファサは、遊び盛りの息子シンバに、日ごろから王としての心構えを説いていた。そんなある日、シンバが王位を継承することをよく思わないムファサの弟スカーが、ムファサを殺し、シンバも王国から追放される。ときがすぎたある日、成長したシンバは、幼なじみの少女ナラと偶然にも再会し、荒廃した王国の現状を知らされる。シンバはスカーと対決する覚悟を決め、王国へと舞い戻る……。


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「ふたりのロッテ」

2007.9.21

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劇団四季のミュージカル「ふたりのロッテ」を観劇。


原作:エーリッヒ・ケストナー 演出:浅利慶太 作曲:いずみたく 振付:加藤敬二


劇団四季による「ふたりのロッテ」の初演は1971年。今年(2007年)は7年ぶりの全国公演が行われている。子供から大人まで楽しめるファミリー・ミュージカルだ。


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「ウィキッド」

2007.7.5

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6月17日からスタートした劇団四季の新ミュージカル「ウィキッド」を観劇。


ブロードウェイをはじめ、全米ツアー、シカゴ、ロンドン、ロサンゼルスなど、すべての公演で一度も空席を出したことのないという話題の作品。


人間と動物が同じ言葉を話す自由の国「オズ」の大学で知り合ったふたりの少女。ひとりは緑色の肌と魔法使いとしての能力を持つエルファバ。もうひとりはキュートで美人の人気者グリンダ。対照的なふたりは、初めこそ反発しあっていたが、次第に友情を深めていく。あるとき、動物が言葉を失う現象が起きていることを知ったエルファバは、国から排除されつつある動物たちを守ろうとするが、その行為が裏目となって“悪い魔女”のレッテルを張られてしまう。一方のグリンダは国に明るさと希望をもたらす“善い魔女”として人々の信頼を得る。


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「コーラスライン」

2006.12.6

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四季劇場・秋でミュージカル「コーラスライン」を観劇。


原作者:マイケル・ベネット 台本:ジェームズ・カークウッド、ニコラス・ダンテ/(日)浅利慶太 演出:マイケル・ベネット/(日)浅利慶太 作曲:マーヴィン・ハムリッシュ 作詞:エドワード・クレバン/(日)浅利慶太、新庄哲夫 翻訳:新庄哲夫 振付:マイケル・ベネット/(日)古澤勇


コーラスラインは1975年にブロードウェイで初演され、76年には九つのトニー賞を受賞。その後ロングランを続け、90年に幕を閉じた。6137回公演は当時の最多記録(現在は「キャッツ」が破り、さらに更新中)。


日本では1979年に初演を迎え、劇団四季を代表するレパートリーとして現在まで公演を継続。2005年から2006年にかけて全国公演を行い、現在東京公演の最中である。


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