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展覧会/人体の不思議展 @東京フォーラム

2004.10.29


東京フォーラムで行われている「人体の不思議展」を見る。


宇宙の神秘もいいが、人体の神秘もかなり気になる。「人体の不思議展」の感想をひと言で言うならば、食前に行かないほうがいい(^^;) かといって食後もオススメできない(^^;) 自分たちのカラダなのだから気持ち悪がるのもどうかと思うが、見慣れなていないだけに少なからず衝撃はある。


展示されていたのは「プラストミック標本」という、要するに「献体」、紛れもない人間である。生前の意思に基づいて、後世の人たちのお役立ちになられている方々である。


グロさを脇に置いてさえおければ、かなり楽しい展覧会である。人間の内蔵や骨や筋肉や神経や血管が生で見られる機会が、一生に何度あるだろうか? 首の動脈ってかなり太いなーとか、本当に血管は地球2周分もあるんだーとか、喫煙者の肺はあんなに黒いのかーとか、肋骨のディフェンス能力すげぇーとか、癌って異物じゃなくカラダの一部なんだねーとか。当たり前なこともそうでないことも、そのひとつひとつが感動的に面白い。


人間は神様の創造物。それ以外の何者でもない。その事実に圧倒される。


「医学」というのはどうして専門科目なのだろう? 理科の授業で「人体の仕組み」については少し勉強した記憶はあるが、「医学」となると完全に専門科目だ。しかしながら、専門家を目指さずとも、「医学」の概論くらいは知っておいたほうがいいのではないか? 単に興味深いということもあるが、「医学」を通じて人間の神秘やかけ替えのなさに気づくことで、自分を大事にしようという気持ちや、他人を傷つけちゃいけないという理解にたどりつくこともあるだろうし……。


「人体の不思議展」は、現代人が自分のカラダや存在の素晴らしさを知る絶好の機会。オレたちは神様が創り出したとんでもない芸術品なんだ! そうしたパワーを与えてくれる展覧会は多くはないだろう。

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