テニス/AIGジャパンオープン @有明コロシアム
2004.10.8
9時半に有明コロシアムに到着。テニスの「AIGジャパンオープン」を観戦。
センターコートでの第1試合は、女子シングルスの準決勝マシュナ・ワシントン対クラフ・クーカロバ。松岡修造も絶賛していたワシントンだが、個人的にはクーカロバのテニスのほうが好きだ。というか、黒人選手というのはもともと身体能力に優れている。女子選手で隆々とした筋肉と超人的なバネを備えている。ワシントンのパワーテニスも圧巻だが、どちらかというとディフェンシブなテニスで粘り強く対応するクーカロバの動きを見るほうが見ていて楽しいというか、勉強になるというか。きっと日本人的な見方なんだろうけど、ワシントンの真似はしようと思ってもできるものではないという気がした。スコアは第1セットを3−6で取ったクーカロバだが、その後7−5、6−2と巻き返され敗退。敗けはしたものの、思い通りのテニスができず終始イラついていたワシントンに比べ、クーカロバの冷静な試合運びは見事だった。
一度中抜けしてから有明コロシアムにとんぼ返りすると、一方的な試合が続いていたらしく、すでに2試合が消化されていた。その一つはシャラポアが登場した女子シングルス準決勝のもうひと試合だった。ブームを巻き起こしているシャラポアの若さやら美貌やらスタイルやらにはほとんど興味がないが、純粋にウィンブルドンの覇者であるシャラポアの試合が見られなくて残念。まあ、次の機会のお楽しみにとっておこう。
本日の第4試合となる男子シングルス準々決勝から再び観戦。全米オープン準優勝のレイトン・ヒューイット対シリル・ソルニーア。今日もっとも観たかった試合。まずヒューイットの体格のなさに驚き、続いて切れ味鋭いテニスに驚く。体全体を弓にして全身全霊を込めて打ち込むサーブと、俊敏なフットワーク、的確なストローク。あんな細い足でよくぞあそこまで動くものだ。予想以上に素晴らしさ。才能というより、明らかに努力の跡がうかがえる選手だ。試合は第1セットこそ7−5と苦戦したが、第2セットを6−1であっさり取って準決勝進出。しかし、シャラポア人気ほどではないが、ヒューイット人気もすごい。
第5試合も男子シングルス準々決勝。ボーダン・ウリラッハ対ビヨルン・ハウ。10年連続でグランドスラムに出場し続けているというベテランの試合巧者・ウリラッハに対し、ハウも食らいつきテニスで応戦。すげぇー見応えのある試合。デュースの連続。どんなスポーツもそうだけど、実力は拮抗しているほうが断然面白い。結果は7−5、6−4でウリラッハの勝利。終わってみれば、ウリラッハの手のひらで遊ばされていた感じもしなくはないが、スパーショットを連発させたハウにも大いに魅了させられた。とくにわずか4本のサービスでキメたゲームは鳥肌モノだった。
第6試合が始まったのは19時半過ぎ。もちろん観る。テーラー・デント対ジレ・ミューラー。サウスポーのミューラーに対し、デントは自我出しまくりの積極プレー。サーブ恐ろしいっス。第1セットでは220km/hの超高速サーブを披露し、客席をどよめかせた。しかもデントは典型的なサーブ&ボレースタイルのテニス。サーブを打っては、猛牛のように突っ込みをかける。見ていて気持ちいいほど。対するミューラーのリターンもこれまたよかった。わずかなスペースに的確に打ち込んでいく。あと数センチ右でも左でもダメというところを確実にとらえる。一進一退の素晴らしい攻防。結果は6−4、4−6、6−2でデントの勝利。
男子の準々決勝3試合と女子の準決勝1試合の計4試合。一流選手のプレーを間近で堪能できて大満足の一日だった。
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