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イメージが生むオイシイ効用

2002.7.4


夢や目標を実現させるためには、いいイメージを描くことが大切だ。


マーフィーの法則ではないが、成功者と言われている人たちは、イメージの描き方が上手な人たちなのだろう。


病気のときに「早く治れー!」とイライラするよりも、元気になってピョンピョンと跳ね回る自分の姿を思い描くほうが、断然治癒効果は高まるはずである。


人生においては悲観論者より楽観論者のほうが得なケースは多い。幸せになりたいのであれば、「なんて不幸せなんだろう?」と思い悩むのではなく、ありったけの幸せをイメージするに限る。


吉田修一の小説の中にこんな一文がある。


「みんな胸を張って歩け! そして会場を出るときのことを考えながら歩け! よかや! 会場を出るとき胸を張って歩いて帰る自分の姿を想像して歩け! 分かったか!」


最後の夏の大の直前に、水泳部のキャプテンである主人公が部員を叱咤激励するシーンである。


自信をもってイメージすれば、少なからず行動がそのイメージに近づくという法則。人間の行動は、それほど意識やイメージの影響を受けやすいものなのだ。


イメージは現実的であればあるほど有効である。それに、自分がしたいこと、やりたいこと、望んでいることをリアルにイメージするのは存外楽しいものだ。


一方、目標や夢を口に出すのもいい。日本では不言実行を美徳ととるフシもあるが、自分の気持ちを言葉にするということは、周囲の人の力も自分の味方にしてしまうことである。


「私はこういう仕事がしたい」と公言しておけば、誰かが「そういえば、○○会社で社員募集しているよ」と情報を教えてくれるかも知れない。一人で寡黙に頑張るよりも、周囲のアドバイスやサポートを受けながら生活するほうが、目標に到達するのは早いのではないだろうか。


幸いなことに、イメージするのも、言葉を口にするのもタダである。


使わない手はない。

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