どうか真っ赤なキャベツを想像しないでください
「どうか真っ赤なキャベツを想像しないでください」
おそらく読んだそばから、
頭に真っ赤なキャベツを思い浮かべたと思います。
このように、人の脳は、
肯定と否定の区別をすることができません。
なかには、
こうした脳の仕組みを利用(悪用?)した
セールス文章を書かれる方もいます。
一方で、人材教育などの面で、
この脳の仕組みを
上手に活かすこともできます。
たとえば、
子供にジュースの入ったコップを運ばせるときに
「ジュースをこぼさないようにね!」
と指示したとすると、
その子の脳には、
ジュースをこぼしたときの
イメージが浮かぶのです。
脳がイメージしたものは、
具現化しやすくなります。
仮に、毎日毎日、同じように
「ジュースをこぼさないようにね!」
と指示したとすると、
コップを運ぶたびに、
その子は、ジュースをこぼす様子を
思い浮かべることになります。
恐ろしいことです…。
では、ジュースを入ったコップを運ばせるときに、
何と言えばいいのでしょうか。
「カッコよく運ぼうね!」
「上手に運べるねー」
「スムーズに運べてスゴいね!」
……などであればOKではないでしょうか。
しっかり運ぶイメージだけが、
脳に刷り込まれるからです。
当然、実際にこぼす確率も低くなります。
何かしらの指示(依頼)をするときは、
否定文ではなく、
肯定文で言う(書く)のがベターです。
「絶対にタバコを吸わない!」
ではなく、
「おいしい空気をたくさん吸おう!」
のほうが、
禁煙の成功率は、きっと高まるでしょう。
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