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聴衆の興味と関心を引きつける「つかみ」とは?

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先日、地元(東武東上線の某駅)で
ある方の講演を聴きました。
そのときの第一声がこうでした。
「今日ここに来るとき、
 50年ぶりに東武東上線に乗りました」
その第一声でグっと気持ちを
惹き付けられた方は多かったはずです。
私も、うまい第一声だなあ、と感心しました。
どこがうまい第一声なのか、
私なりに分析してみました。
◎今日あった出来事について話す、
 という予告になっている。
◎話し手自身の体験を話す、
 という予告になっている。
◎聴衆となじみの深い「東武東上線」
 というキーワードを出した。
 ※聴衆の9割が地元民と思われる講演会だった。
◎「50年ぶり」というフレーズが驚きを誘う。
 →50年前はどうだったんだろう?
  と、聴衆はわくわく、どきどきする。
◎言葉が短く簡潔
◎誰でも理解できる内容
……というあたりでしょうか。
第一声を工夫することで、
聴き手の興味・関心が高まります。
芸人の世界でも、
よく「つかみ」と言いますが、
あれは、導入で聴衆の気持ちを
話し手側の世界に引き込むことで、
(いい意味で)その場の主導権を握ることができる、
ということなのでしょう。
先ほど挙げた項目以外にも、
◎聴衆に問いかけをする
◎名言などを引用する
◎目新しい・おもしろい・珍しい情報を提供する
等も、第一声には有効でしょう。
講演ほどの大舞台でなくとも、
ちょっとしたスピーチなどで
応用できそうな気がします。
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