伝わる文章の書き方/10のうち9を捨てる?
「10を集めたら9を捨てる」
ライターや編集者、キャスター、
アナウンサー、リポーターなどであれば、
聞いたことのある言葉でしょう。
取材などで集めた10のうち
8も9も書く(話す)ようでは、
魅力的なアウトプットになりません。
大事なのは、10のうち
8も9も使うことではなく、
それくらいの量を捨てることです。
本当に価値の高い
1、2程度を使ったときに、
魅力的なアウトプットになります。
「9を捨てる」の真意は
「質を上げる」です。
「9を捨てる」ためには、
取材(下準備)に
力を注ぐしかありません。
アウトプットの種類は問いません。
ブログ記事を書くとき、
リポート・論文をまとめるとき、
人前でスピーチをするとき、
企画のプレゼンをするとき、
会議で提案をするとき……などなど。
「9を捨てられる」だけの準備をしておけば、
間違いなく魅力的なアウトプットになるでしょう。
いざというとき(不測の事態)には、
未使用の9が使えるので、
慌てる必要もありません。
「10を集めたら9を捨てる」
アウトプットの極意です。
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