山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 伝わる文章の書き方 > 伝わる文章の書き方/「お願い」は具体的に書こう!

伝わる文章の書き方/「お願い」は具体的に書こう!

Pocket

134.jpg
メールを含め、
ビジネス文章の最後に、
「よろしくお願い致します」
と書く人は少なくないでしょう。
締め言葉のマナーとして
使っているのであれば、
問題ありません。
しかし、本当に何かを
「お願い」したいときに、
「よろしくお願い致します」
のひと言で済ますのは、
よくありません。
「お願い」の内容を
具体的に書く必要があります。
<例文1>
先月分の請求書が
まだ届いておりません。
よろしくお願い致します。
<例文1の修正>
先月分の請求書が
まだ届いておりません。
お手数をおかけしますが、
□月△日までにご送付いただけますよう
よろしくお願い致します。
↑<例文1>では、
「請求書が届いていない」
という事実を伝えたにすぎません。
<例文1の修正>のように、
期日を明記することで、
具体的なアクションを
促すことができます。
もうひとつ例を挙げましょう。
<例文2>
明日は、予定通り、
19時より送別会を開催します。
よろしくお願い致します。
↑何時に来てもらってもOK、
ということであれば、
この文面でも構わないでしょう。
しかし、開始時間に
全員に揃ってもらいたいのであれば、
これでは言葉足らずです。
<例文2の修正>
明日は、予定通り、
19時より送別会を開催します。
どちら様も時間厳守で
お願い致します。
↑「どちら様も時間厳守で」
のひと言をつけ加えるだけで、
遅刻する人数は、
ずいぶんと減るはずです。
本当に何かを
「お願い」したいときには、
「よろしくお願い致します」
のひと言で終わらせずに、
できるだけ具体的に
書くようにしましょう。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket