山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 会話力、コミュ力の鍛え方 > 相手の意見を否定するときは「理由」と「代案」を示そう!

相手の意見を否定するときは「理由」と「代案」を示そう!

Pocket

147.jpg
誰かの意見を否定するときは、
「否定の理由」と「代案」を
示すのがスマートです。
Aさん:「今回の新製品だが、
     主婦ターゲットでどうだろう?」
Bさん:「主婦ターゲットはムリですね」
Aさん:「ほう。どうして?」
Bさん:「だって主婦ですよ」
Aさん:「だから、どうして……」
Aさんの意見に対して
「主婦ターゲットはムリ」と
反論したBさんですが、
その理由を口にしません。
これでは、
単なる「意見の否定」止まり。
否定されたAさんが
気分を害してしまうかもしれません。
そもそも建設的でありません。
相手の意見を否定するときは、
「否定の理由」を示したうえで、
「代案」を出すのが
スマートなコミュニケーションです。
Aさん:「今回の新製品は、
     主婦をターゲットでどうだろう?」
Bさん:「主婦ターゲットはムリですね。
     そもそもカップラーメンのメイン需要は
     20代から30代の男性です。
     もし主婦をターゲットにするなら
     商品コンセプトを練り直す必要があるでしょう。
     低カロリー路線に加えて
     味にも変化がほしいですね。
     ハーブ風味というのはどうでしょう?」
Aさん:「なるほど。
     ハーブ風味の低カロリー路線か。
     検討の余地はありそうだな」
Bさんが「否定の理由」と「代案」
を述べたことで、
一気に会話が促進しました。
単なる「意見の否定」で
終わらせてしまうと
トラブルに発展しかねません。
プライベートではもちろん、
ビジネスシーンではなおさらのこと。
建設的に仕事を進めるためにも、
相手の意見を否定するときには、
「否定の理由」と「代案」を
セットで用いましょう。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket