山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 伝わる文章の書き方 > 伝わる文章の書き方/文章とは「問い」に「答える」こと?

伝わる文章の書き方/文章とは「問い」に「答える」こと?

Pocket

177.jpg
「自問自答」しながら書く!
文章を書くときに
意識しておきたいポイントです。
たとえば、
「社会人として大切なことは
 高校野球で学んだ」
というテーマで
ブログ記事を書くとします。
本文の書き出しは、以下の通り。
「かつて私は高校球児でした。
 野球を通じて学んだことが
 今の自分を支えています」
この続きは、
どのようにして
書けばいいでしょうか?
今日は特別に(笑)
書き手の頭の中を
のぞいてみるとします。
書き手の頭の中では、
以下のような自問自答が
行われています。
問い:野球を通じて学んだ
   いちばん大切なことは?
答え:失敗したときの気持ちの切り替え。
問い:気持ちの切り替えが必要な場面とは?
答え:エラーをしてしまったとき。
問い:なぜ気持ちを切り替える必要がある?
答え:消極的になって、
   動きが小さくなってしまうから。
   結果、新たなミスを招きやすくなる。
問い:気持ちの切り替え方は?
答え:失敗への見方を変えること。
   失敗することで
   自分が成長できた、と考える。
問い:ほかには?
答え:無理矢理でも構わないので、
   とにかく笑顔を作る。
問い:笑顔を作るとなぜいい?
答え:人は笑顔の状態で
   落ち込むことができないから。
問い:上手に気持ちを
   切り替えられるとどうなる?
答え:ミスを引きずらなくなる。
   エラーをした直後でも、
   ふだん通りのプレーができる。
問い:そうした気持ちの切り替えが、
   社会に出てからどう生きた?
答え:「失敗=成長」と受け止められるので、
   ミスをしても萎縮することがない。
   浮き沈みの幅が少ないため、
   成果が出るスピードが速い。
   
↑という具合に、
自分自身に向けた質問に、
次々と答えていけばいいのです。
自分自身に質問をぶつけて、
その答えを考えることで、
何を書けばいいのかが
少しずつ明確になっていきます。
「自問自答」を頑張れば頑張るほど
文章の質が磨かれていきます。
なぜなら、
文章を書くという行為は、
自分自身に「問い」を立てて、
その「答え」を出していくことに
ほかならないからです。
自分自身への「問い」は、
読み手の「問い」でもあります。
○○というテーマで
文章を書くとき、
その文章を読む人は、
書き手にどういう質問を
したがるでしょうか?
文章を書くときには、
読み手の質問を想像しましょう。
あとは、読み手の代りに、
自問していくだけです。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket