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伝わる文章の書き方/脱・思考停止!

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文章力と思考力は、
切り離せません。
文章力を鍛えたいなら、
思考力を鍛えなければなりません。
たとえば、
10年ぶりにある駅を訪れたとします。
「ずいぶん雰囲気が変わったなあ」
と感じたとします。
さて、あなたなら、
続いて何を考えますか?
もし何も考えなければ、
文章を書くときに、
「10年ぶりに○○を訪れましたが、
 ずいぶん雰囲気が変わっていました」
としか書けません。
読む人は「一体どう変わったの?」
と思うのではないでしょうか。
興味をもたれる文章を書きたいなら、
一歩踏み込んで考えるクセをつけましょう。
今回の例であれば、
なぜ雰囲気が変わったように感じたのか、
そこを具体的に考える必要があります。
◎道が整備された
◎新しいビルができた
◎新しいお店ができた
◎昔あった○○がなくなった
◎人通りが多くなった(少なくなった)
などなど。
↑注意して見れば、
その変化に気づくでしょう。
「10年ぶりに○○を訪れましたが、
 駅前ターミナルを取り囲むように
 スタバにマクドナルド、吉野家
 セブンイレブンなどが並んでいてビックリ!
 しなびたパチンコ屋が
 一軒しかなかった当時の面影は
 ほとんど残っていませんでした」
変化の詳細に気づくことで、
このような具体的な描写が可能になります。
なぜ、そう感じたのか?
なぜ、そう考えたのか?
なぜ、そう見えたのか?
文章を書くという行為は、
その「なぜ?」に
答えることでもあります。
大切なのは「思考する」こと。
思考しなければ、答えは出ません。
もちろん、読む人の興味・関心を引く
具体的な文章も書けないでしょう。
文章を書くうえで、
思考停止は大敵です。
何か感じたとき、
心が動いたときは、
なぜ、そう感じたのか、
なぜ、心が動いたのか、
思考を働かせて
その理由を見つけ出しましょう。
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