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伝わる文章の書き方/人は言葉を自己解釈する生き物だ

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情報をやり取りするとき、
発信する側の「情報」と
受け取る側の「情報」は
必ずしも同じものとは限りません。
たとえば、
Aさんが「○○のカレーは甘辛い」
と言ったとします。
このとき、
話を聞いていたBさんが
イメージする「甘辛さ」は、
Aさんが感じた「甘辛さ」とは
別ものかもしれません。
もしかしたら、
Aさんが感じた「甘さ」は
りんごっぽい甘さで、
Bさんがイメージした「甘さ」は
ココナツっぽい甘さかもしれない。
つまり、情報というのは、
多かれ少なかれ、
受け取る側の「自己解釈」に
依存しているのです。
だからこそ、
情報を伝えるときには、
受け取り側がイメージしやすい表現を
心がける必要があるのです。
もしもAさんが、
「○○のカレーは甘辛い」ではなく、
「○○のカレーは辛いけど、
 りんごっぽい甘さも口に残る」
と言ったとしたらどうでしょう?
少なくとも、
話を聞いていたBさんが、
ココナツっぽい甘さを
イメージすることはないはずです。
Bさんなりの「りんごっぽい甘さ」を
イメージするでしょう。
情報を発信するうえでも、
情報を受け取るうえでも、
「人は勝手に自己解釈するもの」
という前提に立つことが肝心です。
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