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伝わる文章の書き方/「 」と『 』の違いとは?

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「 」(かぎかっこ)と
『 』(二重かぎかっこ)の使い方は、
ご存知でしょうか?
■「 」(かぎかっこ)
◎会話文
例:「ねえ、かあちゃん」
  「なんだい、太郎」
◎映画やテレビ番組のタイトルなど
例:宮崎駿監督の最新アニメ映画「風立ちぬ」の興行収入が〜
例:タモリのご長寿番組「笑っていいとも!」の視聴率が〜
◎強調したい語句
モノの値段が上がり、
お金の価値が下がるのが「インフレ」で、
モノの値段が下がり、
お金の価値が上がるのが「デフレ」です。
■『 』(二重かぎかっこ)
◎会話文のなかで使う会話文
例:「ねえ、かあちゃん」
  「おい太郎! 親に向かって『ばあちゃん』はないだろ」
  「『ばあちゃん』なんて言ってないよ。
   『かあちゃん』って言ったんだよ!」
◎書籍や定期刊行物のタイトル
例:村上春樹の新作長編
  『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
  が話題になっている。
ちなみに、
「 」内の文末には
句点(マル)を打たないのがセオリー。
(一部の文芸作品を除く)
例:×「なんだい、『かあちゃん』って言ったのかい。」
  ○「なんだい、『かあちゃん』って言ったのかい」
また、論文のタイトルなどには、
『 』ではなく、「 」を用いるのが、
一般的なようです。
例:「経済動向と幸福感の因果関係について」(論文)
あくまでも原則ですが、
覚えておいて損はないでしょう。
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