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伝わる文章の書き方/「の」の連続使用に注意!

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「〜の〜の〜の〜」という具合に
助詞の「の」が連続して使われると、
読む人に、間延した印象や、
稚拙な印象を与えてしまいます。
「の」の使用は、できる限り、
2連続までに抑えましょう。
<例文1>
彼女の誕生日のプレゼントの買い物に行く。
↑「の」が3連続で使われています。
くどい印象を受けます。
<例文1の修正>
彼女の誕生日に贈るプレゼントを買いに行く。
↑「誕生日の」を
「誕生日に贈る」に、
「プレゼントの買い物に行く」を
「プレゼントを買いに行く」に
変更することで、
ふたつの「の」が消えました。
すっきりと読みやすい
文章になりました。
もう少し具体例を見ていきます。
<例文2>
未来のアスリートたちの活躍の場を用意する。
<例文2の修正>
未来のアスリートたちが活躍する場を用意する。
↑このように、
「の」を「〜する」
のような形で置き換えるのも
「の」の連続使用を防ぐ
ひとつの方法です。
「〜する」以外にも、
内容に応じて、
「〜にある」「〜にいる」
「〜における」「〜について」
「〜に対する」等々の表現を使うことで
「の」の数を減らすことができます。
<例文3>
私の父の好きな映画の題名は『七人の侍』だ。
<例文3の修正>
父の好きな映画は『七人の侍』だ。
↑「私の」や「題名は」といった
なくても成り立つ言葉を削ることで、
ムダな「の」がふたつ消えました。
文章をつなげるときに、
「の」はたいへん重宝します。
それだけに、安易に使ってしまう
ケースが少なくありません。
もしも3連続以上で
「の」」を使ってしまったときは、
「の」を削れるかどうかを検討し、
削れない場合は
表現そのものを変えるようにしましょう。
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