山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 伝わる文章の書き方 > 伝わる文章の書き方/正しいのはどちら? 見づらい or 見ずらい

伝わる文章の書き方/正しいのはどちら? 見づらい or 見ずらい

Pocket

272.jpg
私のブログに検索で訪れる方は、検索窓にどういうキーワードを打ち込んでいるのでしょうか。
最も多い検索ワードが、「しずらい しづらい」です(笑) 
もう、ここ何年も変わりません。
つまり、「しずらい」と「しづらい」はどちらが正しいの? と思っている方が多いということです。
では、さっそく問題にいきましょう(笑)
下記の1と2は、どちらが正しいでしょうか?
1:見づらい
2:見ずらい








正しいのは1の「見づらい」です。
漢字に分解すると、よく分かります。
「見づらい=見る+辛い(つらい)」です。
辛いには「~するのが難しい」という意味があります。
読むのが難しいから、「見づらい」なのです。
「読みずらい」「分かりずらい」「書きずらい」「動きずらい」「しずらい」などなど。
インターネット上での検索ヒット数を見る限り、無意識に「~ずらい」を使っている人が少なくありません。
たしかに「現代仮名遣い」では、「ず」と「づ」を同音扱いにして、文字で書くときには「ず」で統一しよう、という動きがあるのは事実です。
今後、大勢の人が「~ずらい」を使えば、「~ずらい」で定着する可能性もなきにしもあらず、です。
ただし、少なくとも現時点では「~ずらい」と書かれると、違和感を抱く人が多くいます(語源を無視した書き方につき)。
したがって、これまで無意識に「~ずらい」を使ってきた方は、これを機に、語源に準じた「~づらい」を使ったほうが賢明です。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★セールス文から企画書作りまで。社会人必須の“売る”文章術!
【絶賛発売中】山口拓朗著
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則』(明日香出版社)
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket