伝わる文章の書き方/本や人から表現方法を学ぼう
使える表現を本から仕入れる。
文章表現力を上げるうえで、
有効な方法のひとつです。
勝間和代さんの著書『稼ぐ話力』に、
次のような文章がありました。
先に言っておきますが、
プレゼンテーションには唯一無二の正解があるわけではありません。
「正解の範囲」があるだけです。
あとは、その中で一人一人が自分のスタイルを見つけていくのです。
↑この文章を読んだときに、
「あ、この表現だ!」と思いました。
セミナーや研修で、
私はよく「文章に正解はありません」という言い方をしていました。
この表現自体は、間違いではありません。
でも……、文章に正解がなければ、
どんな書き方をしてもOKなのでしょうか?
答えはノーです。
好き勝手に書かれた文章は、
ときに、読む人に大きなストレスを与えます(大迷惑をかけることも…)。
つまり、「文章に正解はありません」という表現は、
間違った表現ではないものの、最適な表現とも言えなかったのです。
私自身、それをどう表現すればいいか、考えあぐねていました。
そんな折、「正解の範囲がある」というフレーズと出合い、
「あ、これだ!」と思ったのです。
私は、今後、人前で話をするときや、文章について何か書くときには、
次のような言い方をするでしょう。
「文章に正解はありません。ただし、正解の範囲はあります」と。
本を読みながら(人の話を聞きながら)、
共感できる表現を見つけたとき(耳にしたとき)は、
しっかりと自分のものにしましょう。
本(他者)から、表現を学ぶのです。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎執筆、講演、研修、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★メールやLINE、メッセージアプリ等で誤解やトラブルを招かないために!
【絶賛発売中】山口拓朗著
『だから、読み手に伝わらない! もう失敗しない文章コミュニケーションの技術』(実務教育出版)
★セールス文から企画書作りまで。社会人必須の“売る”文章術!
【絶賛発売中】山口拓朗著
『買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則』(明日香出版社)
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
『どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
『ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜』
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
『文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜』
記事はお役に立ちましたか?
以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓