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伝わる文章の書き方/情報の主体をそろえる!

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文章を書くときには、「情報の主体」をそろえましょう。
【例文1】
A社は高度な加工技術を開発しました。
この技術のお陰で、A社の売上げは、わずか1年で業界1位に。
先日、世界的メーカーB社は、A社と業務提携を結びました。
「情報の主体」がそろっていないため、今ひとつ流れがよくありません。
文章を分解してみます。
A社は高度な加工技術を開発しました。
<↑A社の情報>
この技術のお陰で、A社の売上げは、わずか1年で業界1位に。
<↑A社の情報>
世界的メーカーB社は、A社と業務提携を結びました。
<↑B社の情報>
このように、最後の一文だけA社の情報ではなく、B社の情報が書かれています。
つまり「情報の主体」にバラつきがあるのです。
「情報の主体」にバラつきがあると、
読者の混乱を招きやすく、理解度も下がりやすくなります。
【例文1の修正】
A社は高度な加工技術を開発しました。
この技術のお陰で、A社の売上げは、わずか1年で業界1位に。
先日、A社は、世界的メーカーB社と業務提携を結びました。
この修正文であれば、流れがスムーズです。
【例文2】
今夜のうどんは激ウマだった。うちの母ちゃんが、そのうどんを作った。
【例文2の修正】
今夜のうどんは激ウマだった。そのうどんを作ったのは、うちの母ちゃんだ。
読みやすいのは、情報の主体を「うどん」でそろえた修正文のほうではないでしょうか。
意味が通じても、流れが悪い文章は、読み手に喜ばれません。
伝わる文章を書きたいのであれば、「情報の主体」をそろえるようにしましょう。
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