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「アメリカから見たアキハバラ」/冷泉彰彦

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2008.6.14
───そもそも凶悪な犯行を犯したのだから、その社会的背景を批判するというのは犯人の肩を持つことになるし、犠牲者に対して失礼だ。だから社会的背景を論ずるのは控えよう……そんな「空気」があるようだ。社会的背景に言及しているほとんどのコメントが、自分は犯罪は憎んでいるという断り書きを入れているのがその証拠だ。だが、それは違うのではないか? そうではなくて、社会的背景があっても、それを正当な方法で告発できるはずなのに暴力に走った、だから犯罪を許さない、という論法は立てられないのだろうか? 逆に、多くの人間が心の底で「正当な方法での告発が可能」だということは全く信じておらず、このような暴発を内心不可避だと思っているとしたら、そのこと自体にも問題がある。
※from 911/USAレポート/第360回
「秋葉原の無差別殺傷事件について」のリポートより。

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