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伝わる文章の書き方/文末表現に変化をつけるべし

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自分がこれまでに書いた文章の文末をチェックしてみましょう。
「~です」「~ます」「~でした」「~ました」
あるいは、
「~だ」「~である」「~だった」「~であった」
そんなふうな文末が続いていることはありませんか?
もしも、そうした文末を「単調だなあ」と感じたなら、文末表現に変化をつけるようにしましょう。
たとえば——
「~と思います」「~かもしれません」「~ではないでしょうか」「~に違いありません」「~と考えられます」「~はずです」
一例にすぎませんが、こうした言葉を織り交ぜることで、単調さがずいぶんと払拭されるはずです。
じつは単調さを払拭する以外にも、文末表現に気をつけることで得られる大きなメリットがあります。
それは「文章のクオリティが上がる」ということです。
文末にどんな言葉を使ったらいいか?
そこに気を配れるようになると、自分の考えや知識がより正確に伝わる言葉を選ぼう、という意識が強化されていきます。
たとえば、「~かもしれません」と「~に違いありません」では、その意味が大きく違いますので、どちらにしようかな~で、勝手に選ぶわけにはいきません。
選ぶときには、「どちらの言葉が、私の考えを表現するのにふさわしいだろうか?」ということを考えざるを得なくなるのです。
これを年中くり返していると、文章力がメキメキ上達していきます。
もちろん、無意識に「~です」「~ます」を使うときよりも、確実に頭を使うようになります(時間もかかるでしょう)。
その代り、微妙な感情の違いなどを文末の言葉で書き分けられるようになると、文章に「深み」や「味」が出てきます。
「味があるなあ」と感じる文章に出合ったときは、その文末をチェックしてみるのもいいでしょう。
そして、練習をかねて、自分でもどんどん使ってみましょう。
いい書き手は、文末のバリエーションが豊富です。
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