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伝わる文章の書き方/会話文の使い方

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文中に会話文を盛り込むと、活き活きとした場面描写が可能になります。
会話文にはいろいろな形態がありますが、今回は独白風の会話文を挿入する方法をご紹介します。
独白というのは、要するに「ひとり言」ですので、自分以外の登場人物が出てこなくてもOKです(ブログで日記を書くときに使えますヨ)。
<例文1> 
きのう食べた担々麺は、史上最高に辛かったです~。ひと口食べた瞬間、あまりの辛さに飛び上がってしまい、そのまましばらく悶絶していました(汗)。
<例文1に独白風の会話文を挿入>  
きのう食べた担々麺は、史上最高に辛かったです~。ひと口食べた瞬間に「辛い!」と飛び上がり、あまりの辛さに、そのまましばらく「うぐぐぐぐ~」と悶絶していました(汗)。
会話文を挿入することで、場面の臨場感がアップしたと思いませんか?
<例文2>
サッカー日本代表がパラグアイにPK戦で負けた。勝敗が決した瞬間、とても寂しい気分になりました。と同時に、選手たちへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
<例文2に独白風の会話文を挿入>  
サッカー日本代表がパラグアイにPK戦で負けた。勝敗が決した瞬間、「もうこのメンバーでのサッカーを見ることができないのかあ…」と、とても寂しい気分になりました。と同時に「最高のプレー、最高の結束力を見せてくれてありがとう!」と、選手たちへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
いかがでしょう?
会話文があるとないとでは、受ける印象が大きく違うと思います。
会話文の挿入の仕方は簡単です。<「△△△△△△△」と>というかぎ括弧を加えるだけです(△には話し言葉を入れてください)。
かぎ括弧内の文章(△)を書くときのポイントは、ありのままの気持ちを話し言葉で書くことです。そのほうが文章が活き活きします(照れや謙遜は禁物です)。
独白風の会話文が挿入されると、それまで抽象的だった文章が具体的なものへと変化します。すると、読者の共感率、感情移入率が飛躍的に高まります。
文章が淡白で抽象的になりがちという方は、ぜひ独白風の会話文をお試しください。読者の反応がガラリと変わるはずです。
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