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伝わる文章を書く/ムダな装飾が悪文を招く!

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文章はスリム化することで読みやすくなります。
スリム化するには、文章のムダ、ぜい肉を落とす必要があります。
手前ミソですが、4年前に書いた映画『ONCEダブリンの街角で』の批評の一部をご紹介します。
<原文>
魂の叫びのような歌が、見る者に静謐な感動を与える。言葉にできないことも、詞にはできる。メロディにはできる。歌にはそんな不思議な力がある。そして、ふたりのささやかな恋を盛り上げる「てこ」として、この力を活用した点に本作のチャレンジ精神がある。
短文と長文の組み合わせが絶妙で、リズムよく読めると思います(←自画自賛ですが何か?)。
仮に、この文章が次のように書かれていたら、いかがでしょう?
<悪文>
まるで魂が叫んでいるかのような歌が感動的である。ふだん言葉にできないことであっても、詞であれば書けなくもないし、メロディにだったらすることもできるわけで、要するに、それが歌のもつ不思議な力ということになるのでしょう。ふたりのささやかな恋が盛り上がるようにと、その力を「てこ」として活用した点が、本作のチャレンジ精神ということになるのかもしれません。
ムダな装飾が多く、ダラダラとあいまいな文章が続いています(とくに青字部分がムダを助長しています)。
文字数も<原文>より50文字以上多くなっています。
読みにくい文章の典型といえるでしょう。
ムダな装飾が多いと、キレのある短文を作ることができません。
すると、短文と長文を組み合わせることができなくなり……、結果、文章にリズムがなくなるのです。
もう一度よく比較してみましょう。
<原文>
言葉にできないことも、詞にはできる。メロディにはできる。歌にはそんな不思議な力がある。
<悪文>
ふだん言葉にできないことであっても、詞であれば書けなくもないし、メロディにだったらすることもできるわけで、要するに、それが歌のもつ不思議な力ということになるのでしょう。
「~であっても」「~できなくもない」「~だったら」「~すること」「~わけで」「~ということ」等がムダな装飾です。
自分の文章を読み返して、似たような「ムダな装飾」がクセになっていないかチェックしてみましょう。
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