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伝わる文章を書く/文章が曖昧になりがちな方へ

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——結論を先に書きましょう!
今日の記事タイトルに続く言葉は、これに尽きます。
スピーチやトークでもよく言われることですね。
先に結論を話す。
さて、次の<例1>と<例2>では、どちらの文章が明確(分かり易い)でしょうか?
<例1>
 志木市と川越市の間くらいといえばピンとくる人がいるかもしれません。20年前までは畑しかありませんでしたが、今や埼玉県内有数のベッドタウンに様変わりしました。
 そんな場所に、僕の自宅はあります。最寄りの駅はふじみ野。池袋から東武東上線の急行で30分ほどです。
<例2>
 池袋から東武東上線の急行で30分。ふじみ野という駅の近くに僕は住んでいます。
 志木市と川越市の間くらいといえばピンとくる人がいるかもしれません。20年前までは畑しかありませんでしたが、今や埼玉県内有数のベッドタウンに様変わりしました。
<例1>よりも<例2>のほうが、結論が先にきている分、読み易く感じられると思います。
乱暴な言い方をするなら、冒頭の2センテンス(青字部分)さえ読んでもらえればOK。仮にそれ以降を読み飛ばされても構わないという文章が<例2>です。
もちろん、<例1>のような文章が悪いというわけではありません。文芸風の味わいを出したいとき、読者をじらしたいときなどは、あえて結論を先延ばしする方法も有効です。
ただし、そうした書き方をするには、高度な文章スキルが必要になります。結論を隠したまま読者の興味を引きつける文章を書かなくてはなりませんので。
ところが、多くの方が、高度な文章スキルがないにもかかわらず、<例1>のような文章を書いてしまいます。
結果、結論までたどりつかないうちに、読者が読むのをやめてしまう、という悲劇(?)が起きやすくなるのです。
もし<例1>のような文章を書くのであれば、結論が読まれない可能性があるというリスクを引き受けなければなりません。
最悪なのは、<例1>のような文章を書きながら、最後にあるべき結論さえ書かれていない場合です。
我慢して最後まで読んだのに、結局、何が言いたいのか分からない!
そういう傾向の文章を書きがちな人は、なおさら<例2>のような「結論先行型」の文章を意識したほうがいいでしょう(根拠や理由、具体例などは後回し)。
「結論先行型」の文章を書くには、「一番伝えたいこと」が何かを把握してなければなりません。
このクセをつけておくと、思考そのものが論理的になっていきます。
ムリして読者の興味を引きつける必要もなくなるので、とても書き易く、何より「伝え損じ」がなくなります。
ちなみに、今回のブログ記事は<例2>の「結論先行型」になっています。
私がお伝えしたいのは、冒頭の
——結論を先に書きましょう!
今日の記事タイトルに続く言葉は、これに尽きます。
に集約されています。
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