山口拓朗公式サイト

伝わる文章の書き方/単調さを与える「ダブり表現」を避けよ!

Pocket

ひとつの文章で同じ言葉を何度もくり返して使うと、読み手に単調で稚拙な印象を与えてしまいます。
<例文>
高校球児にとって、夏の甲子園に出場することは、大きな栄誉だ。甲子園の舞台に立てるのは、各都道府県を代表するわずか47校。甲子園を目指して、選手たちは、日々、厳しい練習に耐えてきた。
「甲子園」という言葉が3回連続で出てくるため、少しくどく感じます。
<例文の修正>
高校球児にとって、夏の甲子園に出場することは、大きな栄誉だ。夢の舞台に立てるのは、各都道府県を代表するわずか49校。憧れの地を目指して、選手たちは、日々、厳しい練習に耐えてきた。
初めの「甲子園」以外は、「夢の舞台」「憧れの地」に言い換えました。
ほかにも「球児の聖地」「晴れ舞台」「プロ球界への登竜門」「(日本中が注目する)夏の祭典」……など、さまざまな言葉が考えられます。
言い換えるのは手間ですが、同じ言葉を連発しすぎるとボキャブラリーが乏しい人? と思われかねません。
何よりも、読み手に単調な印象を与えてしまいます。
同じ言葉をくり返さずに、別の表現を織り交ぜることで、文章が引き締まります。このひと工夫を惜しまないようにしましょう。
ただし、言葉を言い換えるときに、前後の流れを寸断しないように気をつけましょう。
たとえば、「甲子園を目指して」を「憧れの聖地を目指して」に言い換えるのは、意味合い的に自然です。
しかしこれが、「プロ野球の登竜門を目指して」と言い換えたら、読む人は違和感を覚えるでしょう。たしかに甲子園は「プロ野球の登竜門」ですが、前後の文脈とのつながりに欠けます。
言い換えるときには、前後の文脈を考えて、できるだけ自然な言葉を選びましょう。
違和感を生み出す言い換えしかできないようであれば、ムリに言い換える必要はありません。
もちろん、読み手を混乱させるほどたくさんの言葉を使うのもNGです。
サジ加減は大切にしてください。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket