山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 伝わる文章の書き方 > 伝わる文章の書き方/名前と肩書きの間には中黒(・)を打とう!

伝わる文章の書き方/名前と肩書きの間には中黒(・)を打とう!

Pocket

名前と肩書きを続けて書くときには、その中間に中黒(・)を打つようにしましょう。
中黒は「なかぐろ」と呼びます。
<例1>
豊田耕太郎事業開発推進委員長

豊田耕太郎・事業開発推進委員長
いかがでしょうか? 読みやすさが、まったく違うと思います。
<例2>
繁田修治療室長

繁田修・治療室長
名前と肩書きを続けて書くと、繁田修という名前なのか、繁田修治という名前なのか、一瞬とまどう人もいるはずです。
ただし、山田社長、鈴木課長、野田首相など、よく使われる短い肩書きの場合は、あえて中黒を打つ必要はありません。
では、名前と肩書きが逆転した場合、つまり、肩書きが先にくる場合はどうでしょう?
答えは、「積極的に中黒を使おう!」です。
<例3>
作家村上治樹

作家・村上治樹
<例4>
準教授佐々木浩

準教授・佐々木浩
読みやすさの違いは、一目瞭然かと思います。
ちなみに、「準教授、佐々木浩」という具合に、テン(、)で区切ってしまうと、次のような文章のときに、読み手を困惑させてしまいます。
<例5>
山田さんが準教授、佐々木浩さんに話しかけた。
これだと、山田さんが準教授? と勘違いされる可能性があります。中黒であれば、準教授と佐々木浩が、ひとまとまりであることが分かるため、この種の誤解は防げます。
名前と肩書きの間には中黒(・)を使う。この原則を覚えておきましょう。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket