山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 伝わる文章の書き方 > 伝わる文章の書き方/「れる」「られる」 受け身の表現を使うと内容がぼける?

伝わる文章の書き方/「れる」「られる」 受け身の表現を使うと内容がぼける?

Pocket

「れる」「られる」といった受け身の表現を使うと、主語があいまいになり、内容がぼやけてしまうことがあります。
むやみやたらに連発すると、読み手に「無責任な文章」という印象を与えかねません。
<例文>
今回の楽曲のテーマとされているのは、「愛を与えれば、自分に返ってくる」というもの。多くの人によって、それが実践されれば、世の中が元気になると思われます。
<例文の修正>
今回の楽曲がテーマとしているのは、「愛を与えれば、自分に返ってくる」というもの。多くの人が、それを実践すれば、世の中が元気になるでしょう。
のテーマとされているのは

がテーマとしているのは
多くの人によって、それが実践されれば

多くの人が、それを実践すれば
元気になると思われます

元気になるでしょう
上記の3点を修正しました。
<例文>では、「~されている」「~されれば」という受け身の表現が使われていました。
修正文では、「楽曲が~」「多くの人が~」という具合に、主語を明確にすることで、受け身の表現を排除しました。
また、最後の「と思われます」は、書き手の推量ですので、ストレートに「でしょう」としました。
主語の存在を明確にすることで、文章がシャープになり、説得力が増したはずです。
受け身の表現を使いがちの方は、その文章が受け身である必要があるのか、よく考えてから使いましょう。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket