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   <title>フリーライター・山口拓朗の音吐朗々NOTE</title>
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   <updated>2010-02-21T06:38:47Z</updated>
   <subtitle>フリーライター・山口拓朗の公式サイト。新作映画の批評を連載しています。メルマガ「銀幕をさまよう名言集！」も発行しています。</subtitle>
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   <title>映画トークライブ「映画の精神医学 VS 超映画批評」</title>
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   <published>2019-12-31T16:00:01Z</published>
   <updated>2010-02-21T06:38:47Z</updated>
   
   <summary>  3月11日（木）に読者数約4万人のメルマガ「映画の精神医学」を発行する樺沢紫...</summary>
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         <category term="197■執筆アーカイブ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="205■日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<dd><a href="http://kiku-eiga.com/seminar/"target="_blank"> <img alt="movie.talk.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.talk.jpg" width="500" height="286" /></a></dd＞

3月11日（木）に読者数約4万人のメルマガ「<class ="text1"><a href="http://www.mag2.com/m/0000136378.html"target="_blank">映画の精神医学</a>」を発行する樺沢紫苑さんと、4000万ヒットを記録している映画批評サイト「<class ="text1"><a href="http://movie.maeda-y.com/"target="_blank">超映画批評</a>」の前田有一さんのトークライブが行われます。


詳細＆申し込みは専用ページにて。
<class ="text1"><a href="http://kiku-eiga.com/seminar/"target="_blank">http://kiku-eiga.com/seminar/</a>


<strong><font color="#0000FF"><font size="4">司会は不肖・山口拓朗が務めさせていただきます（笑）</font><font size="3"></font></font></font></strong>。


映画ファンから映画・マスコミ関係者、ならびに友人、知人の皆様まで、ふるって足をお運びください。


会場でお会いできるのを楽しみしています★　まだお会いしたことのない皆さん、ぜひ私に声をかけて下さいね〜。]]>
      
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   <title>メルマガ「銀幕をさまよう名言集！」を発行中（登録無料）</title>
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   <published>2019-12-31T16:00:00Z</published>
   <updated>2010-02-07T10:33:14Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ メルマガ購読・解除 銀幕をさまよう名言集！ 購読&emsp;解除&emsp;&...]]></summary>
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   <title>映画批評「すべて彼女のために」</title>
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   <published>2010-03-09T22:12:58Z</published>
   <updated>2010-03-10T23:33:15Z</updated>
   
   <summary>2010.3.10　映画批評 公開中の「すべて彼女のために」。 監督・脚本：フレ...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="190■オススメ作品（80点以上）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[2010.3.10　映画批評

<img alt="movie.subete-kanojo.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.subete-kanojo.jpg" width="340" height="253" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.subete-kanojo.jp/"target="_blank">すべて彼女のために</a>」。


監督・脚本：フレッド・カバイエ　脚本：ギョーム・ルマン　出演：ヴァンサン・ランドン、ダイアン・クルーガー、ランスロ・ロッシュ、オリヴィエ・マルシャルほか　上映時間：96分　配給：2008仏／ブロードメディア・スタジオ　


舞台はフランスのパリ。国語教師のジュリアン（ヴァンサン・ランド）と出版社に勤める妻のリザ（ダイアン・クルーガー）は、息子と3人で仲むつまじく暮らしていた。ところが、ある日突然、リザが無実の罪で妻が逮捕されてしまった。無実を証明する策も尽きた3年後、リザには禁固20年の刑が言い渡された。人生に絶望したリザは自暴自棄に陥り……。]]>
      <![CDATA[


えん罪を扱った映画では、被告の「無罪の立証」にドラマの焦点を絞ることが多いが、この映画は「無罪の立証」にほとんど関心を示さない。リザの禁固刑が確定して以降のドラマに焦点を絞ったうえで、愛する妻のために命を張る夫の“執念”に迫った作品だ。


20年の禁固刑が言い渡されて人生に絶望したリザは、たまに面会に訪れる息子にも冷ややかな視線を浴びせられ、まさしく“泣きっ面に蜂”の状態。自殺が未遂に終わると、こんどは持病の治療に使っていたインスリン注射を拒否して“ゆるやかな自殺”を試みる。彼女の生への執着は明らかに弱まりつつあった。ジュリアンは、そんなリザを救い出す唯一の方法は「刑務所から脱獄させること」だと思い至る。


ジュリアンが計画の実行に向けて綿密な計画を練る過程がスリリングだ。元脱獄常習犯との面会。偽造パスポートの作成。刑務所内のリサーチ。丁寧かつリアルなディテール描写の積み重ねが、本来、荒唐無稽であるはずの「脱獄計画」に信ぴょう性を与えていく。


「脱獄をほう助する」ことで背負うリスクを、現役の国語教師が認識していないわけはあるまい。万が一、脱獄が失敗に終われば、リザのえん罪を立証することは永遠にできなくなるかもしれない。第一、息子はどうなる？　母親だけでなく、父親までもが刑務所に入ったときに、息子がどういう運命をたどることになるのか……。十分に理解しているはずだ。


にもかかわらず、ジュリアンは脱獄の計画を推し進める。消えかかろうとしている妻の“生のともし火”を消さないよう、あえていばらの道を選ぶ。ジュリアンの行動をバカだとののしるのは簡単だが、彼が妻を思う気持ちに横槍を入れることは誰にもできないだろう。観客は、法やモラルを凌駕する「究極の夫婦愛」を目にすることになる。


ジュリアンを演じたヴァンサン・ランドとリザを演じたダイアン・クルーガーの重厚な演技が、シリアスタッチなドラマをトルクフルにけん引する。とくに目と表情であらゆる感情を物語るランドの演技は神懸かり的。心情理解度の高い彼の役作りなくして、この映画は成立しなかったであろう。


ムダのないシーンを手際よく連ねた構成力も特筆に値する。ひとつのシーンに繊細な感情表現と複雑な脱獄計画の伏線を共存させ、それでいて説明的になりすぎる一歩手前で手を引く鮮やかさ。夫婦の絆とは別に、不仲だったジュリアンと父の関係や、リザと息子の関係をさり気なく進展させるあたりも手練の業。監督は本作が初長編作品だというフランスの有望株、フレッド・カバイエ。今後の作品に大いに期待したい。


なお「すべては彼女のために」は、ポール・ハギス（「クラッシュ」の監督、「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本）によってリメイクが予定されている。深みのあるこの映画にハギスが惹かれた理由は理解できるが、問題はほとんど完璧に仕上げられた本作のクオリティをどこまで高められるかであろう。


<center><b><b>お気に入り点数：80点／100点満点中
</b>
<center>メルマガ「 銀幕をさまよう名言集！」を発行しています。ご登録は<class ="text1"><a href="http://www.mag2.com/m/0000255028.html"target="_blank">コチラ</a>から★]]>
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   <title>映画批評「台北に舞う雪」</title>
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   <published>2010-03-04T22:10:32Z</published>
   <updated>2010-03-07T22:56:01Z</updated>
   
   <summary>2010.3.5　映画批評 公開中の「台北に舞う雪」。 配給：2009中.日.香...</summary>
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      <![CDATA[2010.3.5　映画批評

<img alt="movie.taipei.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.taipei.jpg" width="340" height="226" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://taipei-snow.jp/"target="_blank">台北に舞う雪</a>」。


配給：2009中.日.香.台／ゴー・シネマ監督：フォ・ジェンチイ　脚本：ス・ウ、田代親世　出演：チェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、モー・ズーイー、ジャネル・ツァイ、テレサ・チーほか　上映時間：103分　配給：2009中・日・香・台／ゴー・シネマ


ある日突然、声が出なくなった女性新人歌手のメイ（トン・ヤオ）は、記者会見前に姿を消し、台北郊外の菁桐（ちんとん）という町にやって来た。その町でメイは、町の人のために一所懸命働く青年モウ（チェン・ボーリン）と出会う。ふたりはお互いの身の上を話すうちに、少しずつ打ち解けていくが……。]]>
      <![CDATA[


都会で精神的に疲弊した女性が、田舎町に住む青年の優しさに触れながら、少しずつ心の傷を回復させていく再生の物語。日本でも2008年に似たようなエッセンスをもつ「天国はまだ遠く」が公開されたが、「疲弊」と「癒し」は、社会が複雑化、多様化するアジア先進諸国に共通するテーマなのだろうか？


癒しの処方薬となるのは、「天国はまだ遠く」同様、素朴な青年の優しさと一所懸命さだ。恵まれない家庭環境に身を置きながらも、町の人たちに対して献身的に生きるモウの姿が、自信と目標を失っていたメイの目に新鮮に映る。モウの勧めで漢方を試したメイは、少しずつ元気を取り戻していくが、本当に効いたのは「漢方」ではなく、モウの「献身」ではなかったか。


惜しむらくは、脆弱なドラマ展開と人物描写だ。たとえばメイとモウの出会いの場面。ふたりは出会った瞬間から互いにある種のシンパシーを感じてしまっている。「芸能界でスターを目指す金の卵」と「郊外の田舎町でつつましく暮らす青年」という対比があるにもかかわらず、この映画は、両者のあいだに存在するであろう溝を描かない。そうなると「情緒あふれる菁桐の町」と「ネオンサインがビル群を包む都会」という映像対比でさえ生きてこない。“善意”頼りの物語は一見美しいが、一方ではリアリティの欠如を招きやすい。


メイが思いを寄せる音楽プロデューサー・レイのキャラクター造形も薄っぺらく、それによって、メイが最後に下すある重大な決断も説得力を欠いた。“におわせる演出”が悪いとはいわないが、それが深みのない人物描写の弁解になっているようでは本末転倒だ。唯一、モウの母親の失踪とメイの失踪がオーバーラップする二重構造が、天涯孤独なモウのはかなげな心情を際立たせ、観客のカタルシスをほのかに誘う。


天灯（台湾の旧正月で飛ばす紙風船のようなもの）が夜空に舞い上がるシーンや、あるものを雪に見立てるアイデアには、風土を美しく撮ることに長けたフォ・ジェンチイ監督の才腕が感じられるし、メイを演じたトン・ヤオとモウを演じたチェン・ボーリンの透明感のある演技も作品の背骨になっている。それゆえ表層にとどまったお安いドラマが悔やまれてならない。


<center><b><b>お気に入り点数：50点／100点満点中
</b>
<center>メルマガ「 銀幕をさまよう名言集！」を発行しています。ご登録は<class ="text1"><a href="http://www.mag2.com/m/0000255028.html"target="_blank">コチラ</a>から★]]>
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   <title>映画批評「パレード」</title>
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   <published>2010-02-26T17:38:52Z</published>
   <updated>2010-03-01T00:42:21Z</updated>
   
   <summary>2010.2.27　映画批評 公開中の「パレード」。 監督・脚本：行定勲　原作：...</summary>
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      <![CDATA[2010.2.27　映画批評

<img alt="movie.parade.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.parade.jpg" width="340" height="226" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.parade-movie.com/"target="_blank">パレード</a>」。


監督・脚本：行定勲　原作：吉田修一　出演：藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介ほか　上映時間：118分　配給：2010日／ショウゲート


映画会社に勤める健康オタクの直樹（藤原竜也）、酒好きな自称イラストレーターの未来（香里奈）、恋愛依存のフリーターの琴美（貫地谷しほり）、先輩の彼女に思いを寄せる大学生の良介（小出恵介）の4人はマンションの一室をシェアして生活していた。そこにある夜から、男娼のサトル（林遺都）までもが居着くようになる。リビングに置かれたテレビは、連日、そんな彼らが住む町で多発している女性を狙った無差別暴行事件のニュースを流していた……。]]>
      <![CDATA[


人と人との距離感をどの程度に保つかは、ドラマを紡ぐうえでとても重要だが、時代を切り取る俊英、吉田修一の同名小説を原作とする本作「パレード」は、人と人との距離感“そのもの”を描いた作品といえる。隣人の顔さえ知らない人も少なくない都会において、マンションの一室で身を寄せ合うように暮らす若者たちの光景は新鮮だ。とくに仲がいいというわけではないが、かといって、仲が悪いというわけでもない。部屋のなかには“平穏な空気を乱さない”とう不文律、暗黙の秩序だけが存在する。誰もが自由に使えるリビング＆ダイニングはその象徴だ。


仕事に行った。学校に行った。アルバイトに行った。そのあたりまでが、彼らがほかの同居人について知っているギリギリのラインだ。5人はそれぞれに憂鬱や不安や傷を抱えている。だが、この部屋の不文律は、住人が「ヘルプ・ミー！」と声を上げることを許さない。「ここってインターネットでいえば、チャットや掲示板みたいなもんだから。嫌なら出ていけばいいし、居たいなら笑っていればいいみたいな」という乾いた琴美のセリフが、彼らのルームシェアの実態を雄弁に物語っている。


部屋の空気をさざ波立てることをヨシとしない不文律がもたらす結末は、衝撃度の大きいクライマックスが一手に担う。そこから続くラストシーンでは、カメラがある者の表情を不自然なほど長く抜き続ける。不気味な演出に不気味な空気感。あるいは、そこに少したりとも不気味さを感じないとしたら、それはこの物語が示唆する「人間同士の距離不全」をすでに体現している人かもしれない。


人間ドラマとミステリーの両面から観客の興味を引く本作「パレード」は、モラトリアムをテーマにしたお気楽で甘酸っぱい群像青春映画ではない。閉塞したビターな時代の膿をかき出すような鋭い刃をもった社会派作品だ。「描くこと」よりも「描かないこと」に心をくだいた行定監督の絶妙采配、そして、これまでのイメージを覆す演技で存在感を示した林遣都を含めた5人の「見せる」ではなく「漂わせる」演技を評価したい。


<center><b><b>お気に入り点数：65点／100点満点中
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   <title>映画批評「ルドandクルシ」</title>
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   <published>2010-02-23T04:08:11Z</published>
   <updated>2010-03-10T04:53:55Z</updated>
   
   <summary>2010.2.23　映画批評 公開中の「ルドandクルシ」。 監督・脚本：カルロ...</summary>
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      <![CDATA[2010.2.23　映画批評

<img alt="movie.rudo.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.rudo.jpg" width="340" height="260" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://rudo-movie.com/"target="_blank">ルドandクルシ</a>」。


監督・脚本：カルロス・キュアロン　製作：アルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、ギレルモ・デル・トロ　出演：ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ、ギレルモ・フランチェラほか　上映時間：101分・PG12　配給：2008メキシコ／東北新社


アルフォンソ・キュアロン監督作品「天国の口、終りの楽園。」（2001年）といえば、熱気と寂寥（せきりょう）が錯綜する青春ロードムービーの傑作。本作「ルドandクルシ」は、「天国の～」で脚本を担当したカルロス・キュアロン（アルフォンソ・キュアロンの弟）が初めてメガホンを取った、喜怒哀楽を濃縮パックしたヒューマンドラマ。主演には「天国の～」のガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナを再び起用した。]]>
      <![CDATA[


ちなみに本作は、アルフォンソ・キュアロン（「天国の口、終りの楽園。」「トゥモロー・ワールド」）、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ（「21g」「バベル」）、ギレルモ・デル・トロ（「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」）という、メキシコ映画界をけん引する3人が設立した製作会社「チャ・チャ・チャ」の第1弾作品でもある。


バナナ園で働いていた異父兄弟の兄ベト（ディエゴ・ルナ）と弟タト（ガエル・ガルシア・ベルナル）は、ある日、たまたま草サッカーを観戦していたサッカーエージェント、バトゥータ（ギレルモ・フランチェラ）にその能力を高く評価される。しかし、バトゥータがスカウトできるのはどちらかひとりだという。ふたりはPKで決着を付けようとするが、兄ベトの「右に蹴れよ」の耳打ちの意味を弟タトは取り違えて……。


凹凸兄弟のサクセスストーリーとその後の凋落ぶりを描いた「“天国”経由“地獄”行き映画」だ。思ったことは何でも口にする兄ベトと弟タトは、口を開けばケンカばかりしている。サッカー選手としてのタイプは正反対で、ベトが＜ルド（タフな乱暴者）＞と呼ばれるゴールキーパーで、タトが＜クルシ（ダサい自惚れ屋）＞と呼ばれる点取り屋。スター選手に登りつめたあとでさえ、ふたりは「どっちが母親の豪邸を建てるか」で言い争うほど“火と油”の関係だ。しかし一方で「母親思い」「計画性ゼロ」「やることがアホ」……等々の共通点も多く、なんだかんだで慕い合ってもいる。


サッカー選手としての描写が控えめなのは、兄弟の「日常としての人生」と、そこに垣間見られる「兄弟の絆」を描きたかったからだろう。事実、スター選手のタトは交際していた国民的美女と○○し……、また、ゴールキーパーとして無失点記録を続けるベトはギャンブルで○○し……と、映画は、さもそれを楽しむかのように、ふたりの人生の凋落を至近距離から描く。稚拙なことばかりを次々とやらかすふたりだが、当の本人たちは大まじめ（というかKY）。そこがこの兄弟の憎めないところ。その飾らない人柄にかえって魅了される観客も少なくないだろう。


どん底のふたりが起死回生を狙って挑んだとあるギャンブルでは、裏で糸を引く黒い影の存在も手伝って、手に汗握る駆け引きがくり広げられる。そして、何の因縁か再び訪れたPK勝負。勝利の女神がどちらにほほ笑むかは、ぜひとも劇場でご確認いただきたい。勝敗が決した直後にルドとクルシが交わすアイコンタクトのおかしさといったらない。やはりこのコンビは鉄板だ。


ユーモアあふれるドラマをテンポよく展開する一方で、その背景に、急速に広がる所得格差や加熱するサッカー人気など、メキシコならではのお国柄や社会状勢を盛り込んでいる点も、製作クレジットに自国の敏腕監督が名を連ねる本作「ルドandクルシ」の“らしさ”といえよう。いずれにせよ、自由奔放に生きすぎのキライがあるベト＆タトの兄弟からこぼれ落ちてくる、えも言われぬ“おかしさ”。そこを楽しめるか楽しめないかで、この映画に対する評価は決まるだろう。


<center><b><b>お気に入り点数：70点／100点満点中
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   <title>ライター志望者向けブログとTwitterを始めました！</title>
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   <published>2010-02-21T06:52:04Z</published>
   <updated>2010-02-21T07:23:22Z</updated>
   
   <summary>2010.2.21 アメブロでライター志望者向けの記事を書き始めました（アメブロ...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[2010.2.21


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   </content>
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   <title>映画批評「恋するベーカリー」</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yamaguchi-takuro.com/100/115/post_409.html" />
   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2010://1.686</id>
   
   <published>2010-02-19T11:34:37Z</published>
   <updated>2010-03-10T04:55:06Z</updated>
   
   <summary>2010.2.19　映画批評 本日公開の「恋するベーカリー」。 監督・製作・脚本...</summary>
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      <name></name>
      
   </author>
         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[2010.2.19　映画批評

<img alt="movie.koibake.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.koibake.jpg" width="340" height="227" />

本日公開の「<class ="text1"><a href="http://koibake.com/"target="_blank">恋するベーカリー</a>」。


監督・製作・脚本：ナンシー・マイヤーズ　出演：メリル・ストリープ、アレック・ボールドウィン、スティーブ・マーティン、ジョン・クラシンスキー、ハンター・パリッシュ、ゾーイ・カザン、ケイトリン・フィッツジェラルドほか　上映時間：120分・R15＋　配給：2009米／東宝東和


人気ベーカリーを経営するジェーン（メリル・ストリープ）は、10年前に弁護士のジェイク（アレック・ボールドウィン）と離婚。女手一つで子供3人を育て上げた。ある春、ニューヨークのホテルのバーでジェーンが飲んでいると、そこに偶然ジェイクが現れ、ふたりは久しぶりにディナーを楽しむ。酔うがままに盛り上がったふたりは、こともあろうか一緒の部屋へ……。]]>
      <![CDATA[


10年ぶりに恋を再燃させたジェーンとジェイク。ジェイクは今では別の家庭を持つ身につき、ふたりの関係は立派な不倫だ。とはいえ「だったら最初から離婚するなよ！」というツッコミは無粋だ。その一見理解し難いふたりの気持ち——本人たちでさえ予期せぬ心の揺れ——こそが、この映画の一番の見どころなのだから。


「今」のふたりと「10年前」のふたりは同じではない。両者のあいだには10年分の「人間的成長」があるからだ。四六時中一緒にいれば気づきにくい「成長」も、他人の関係が10年も続けば一目瞭然。しかも、ジェーンは慢性的に寂しさを抱え、ジェイクは今の家庭に居心地の悪さを感じていた。そんなふたりがなんとなくいいムードになり、ベッドまで共にしてしまう……。肯定する気はないが、広い世の中、まあ、こういうこともあり得なくはないのだろう。


この一夜の情事を経て、ジェイクの気持ちは一気に盛り上がるが、ジェーンのほうは罪の意識に苛まれる。追いかけるジェイク、かわすジェーン。でも追いかけるジェイク、つい誘いに乗ってしまうジェーン。なにやってんだか、という展開ながら、恋という感情を前に人間が無力な存在であることは有史以来の常識。罪の意識があろうが、他人に幼稚と思われようが、人を傷つけようが、どうにもこうにも止まらないこともある。メインターゲットはアラフォー世代以上。恋愛経験が豊富な“オトナ”ほどジェーンやジェイクに共感できるはずだ。


監督は「恋愛適齢期」（2003年）や「ホリデイ」（2006年）のナンシー・マイヤーズ。中盤にジェーンとジェイクがくり広げる丁々発止のやり取りでは、メリル・ストリープとアレック・ボールドウィンのコメディセンスが遺憾なく発揮され、修羅場ながらも客席から小気味よく笑いを引き出す。全編に渡って下ネタ寄りのユーモアがちりばめられているが、とりわけジェイク捨て身の「ベッド突撃大作戦」はその真骨頂（これは笑えた）。これぞ文字通り“体当たりの演技”である。


一方、ジェイクとはまったく異なるタイプのアダムという敏腕建築士（スティーブ・マーティン）を登場させることで、物語は確信犯的に三角関係へとシフト。3人のあいだには「摩擦」や「誤解」や「嫉妬」が連鎖的に発生し、いよいよジェーンは抜き差しならぬ状況に追い込まれる。果たして最後に彼女が下した決断とは……？　鑑賞後に残る余韻もまた“オトナ”好みといえよう。


「人気ベーカリーの経営者」という設定がほとんど生かされていないのが残念だが、唯一、ジェーンがアダムにクロワッサンをふるまうシーンだけは強い印象を残す。焼きたてのクロワッサンをサクっと食すアダム。その表情は「幸せ」で満ち足りている。もちろん、この「幸せ」の成分を分析するなら、「焼きたてのクロワッサン」＜「焼き立て（生まれたて）の恋」ということになるのだろう。


メリル・ストリープとアレック・ボールドウィンとスティーブ・マーティンの3人で計180歳に迫ろうかというところだが、そうした年齢を感じさせないほど生き生きと元気な作品に仕上がった壮年ラブコメディ「恋するベーカリー」。今どきのクールな若者の恋よりも、こうした“オトナ”の恋のほうが断然おもしろい!?


<center><b><b>お気に入り点数：65点／100点満点中
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   </content>
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   <title>映画批評「サベイランス」</title>
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   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2010://1.685</id>
   
   <published>2010-02-11T16:40:18Z</published>
   <updated>2010-02-11T23:36:54Z</updated>
   
   <summary>2010.2.12　映画批評 公開中の「サベイランス」。 監督・脚本：ジェニファ...</summary>
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      <name></name>
      
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[2010.2.12　映画批評

<img alt="movie.surveillance.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.surveillance.jpg" width="340" height="227" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.finefilms.co.jp/surveillance/"target="_blank">サベイランス</a>」。


監督・脚本：ジェニファー・リンチ　原案・脚本：ケント・ハーパー　製作総指揮：デヴィッド・リンチほか　出演：ジュリア・オーモンド、ビル・プルマン、ペル・ジェイムズ、ライアン・シンプキンス、フレンチスチュアート、マイケル・アイアンサイドほか　上映時間：98分　配給：2007カナダ／ファインフィルムズ


カルト映画の奇才デヴィッド・リンチの愛娘ジェニファー・リンチが、物議を醸し出した「ボクシング・ヘレナ」（1993年）以降14年ぶりにメガホンを取ったのが本作「サベイランス」。2008年のカンヌ国際映画祭で上映された際に、評論家のあいだで賛否両論を巻き起こしたという問題作だ。


サンタ・フェの町で起こった無差別猟奇事件。地元警察にやって来た男女ふたりのFBIの捜査官によって、殺人現場に居合わせた生存者3名の取り調べが行われるが、彼らの証言は真実と微妙にズレている。なぜ彼らは真実を語らないのか？　3人が取り調べを受ける部屋にそれぞれ設置された監視カメラが、取り調べの一部始終を録画していた……。
]]>
      <![CDATA[


殺人事件の目撃者3人の証言を通じて、姿の見えない犯人像に迫るミステリーだ。犯人については、比較的早い段階でピンとくる人もいるかもしれない。ただし、犯人探しがこの映画の最大の見どころかといえば、じつはそうではない。もちろん、観客の注意を真犯人とは別のところへ引き付ける巧妙な誘導描写も多く見られるが、そこに全精力を費やした、ありがちな謎解きサスペンスではない。


見どころは、真実と食い違う3人の証言であり、なぜ食い違うのか？　という理由である。この映画は、殺人現場の目撃者という特殊な設定を借りながら、人間の個人的な「秘め事」をじわじわとあぶり出してく物語だ。3人の記憶をたどるフラッシュバックを多用しながら見えてくるものは、ウソの上塗りと、その“左官職人”になりきる人間たちの切実な（人によっては滑稽な）自己保身だ。


3人の「秘め事」がそれぞれ明確になったあたりから、思わず目を背けたくなるような不快な描写が増え始め、ある意味、こちらこそが“真犯人”とも言うべき猟奇犯ジェニファー・リンチ監督が用意した不条理劇場に観客は放り込まれる。


最終的には、その劇場内で表現される不快な世界観を楽しめる人は、この映画に「賛」を呈し、楽しめない人は「否」を呈すことになる。どちらにしても父親デヴィッド・リンチ譲りのバイオレンスが光る、悪趣味な映画には違いない。それにしても、この必要以上に不快な高域周波数を強調した効果音はどうにかならないものか。


不条理というよりは、やや不自然という印象が強く残る本作「サベイランス」は、それまでのドラマを豪快にひっくり返して唐突にサバイバルゲーム化する展開で、多くの観客を疲弊させ、一部のカルトムービー好きの高揚を誘う1本だ。この脱出不可能と思われるサバイバルゲームを制したのは一体誰なのか？　それは自身の目でご確認のほど。ほかの者には見抜けずに、その者だけが見抜けた事実とは何だったのか。おそらく「サベイランス（＝監視、見張り）」のタイトルには、FBI捜査官による監視という以外にもうひとつ大きな意味をもたせているのだろう。


<center><b><b>お気に入り点数：65点／100点満点中
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   </content>
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   <title>映画批評「COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター」</title>
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   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2010://1.684</id>
   
   <published>2010-02-11T02:03:00Z</published>
   <updated>2010-02-11T17:15:55Z</updated>
   
   <summary>2010.2.11　映画批評 公開中の「COACH コーチ 40歳のフィギュアス...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[2010.2.11　映画批評

<img alt="movie.figure.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.figure.jpg" width="340" height="227" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://coach-figureskating.com/"target="_blank">COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター</a>」。


監督・原案・脚本：室希太郎　出演：西田美和、小松崎夕楠、時東ぁみ、篠山輝信、吉野紗香、森ほさち、佐野稔、伊藤みどり、荒川静香、安藤美姫、金子昇、平泉成ほか　上映時間：108分　配給：2010日本／アステア


独身の40歳、倉田美和（西田美和）は、アイスショーなどで活躍するかたわら後進の指導にもあたっているプロフィギュアスケーター。ある日、元恋人の子供をあずかったことから、人生が動き始める。彼女は20年前に一度捨てた「オリンピックに出場する！」という夢を叶えるべく、再びフィギュアスケートの競技に取り組み始めた……。]]>
      <![CDATA[


谷亮子やクルム伊達公子、岡崎朋美など、30代後半で活躍するアスリートが珍しくないなか、40歳のフィギュアスケーターが夢に再挑戦するというテーマは悪くない。しかし、主演に本物のプロフィギュアスケーター・西田美和（現役最年長）を起用しての作品作りは、ものの見事に失敗している。


第一に西田美和の演技ができていないため、作品自体が冗談のようになってしまっている。スポコン映画でこれほど魅力に乏しい主人公も珍しい。いや、きっと西田美和自体は魅力的な人なのだろう。本人に罪はない。悪いのは、演技ができない人間を「プロフィギュアスケーターだから」というだけの理由で起用した作り手のほうだ。


人物描写にも首をひねりたくなる。あまりに覇気のない主人公が致命傷なのはもちろん、コーチに対して敬意を払わない子供（教え子）たち、身元不明の子供に冷たい態度で接する大人たち、食堂の従業員にありえないクレームの付け方をするオヤジなど、よくもまあ、これだけ妙ちくりんな人ばかりを登場させられたものだ。しかも終盤にきて、主人公のライバルに実は「ある秘密があった」という、お涙ちょうだいなサプライズまで飛び出す始末。この安直さにはさすがに呆れた。


筋立ては王道のスポコンドラマなのに、カメラはなぜかドキュメンタリー風に手ぶれするし、コントラストを利かせすぎた映像は、時折目障りなハレーションを起こす（本気で目が痛くなった）。ユーモアのない演出は思わせぶり感だけは一人前。フィギュアスケートの裏舞台に迫ろうとした室希監督の熱意は買うが、その熱意がどうも空回りしている。この状況のなか、安藤美姫や荒川静香、伊藤みどり、佐野稔らフィギュア界の知った顔がチョロっと登場したところで“焼け石に水”もいいところだ。


少なくともこの映画を見て、アラフォー世代が「私も頑張ろう！」とやる気を奮い立たせることにはならないだろうし、同様に、フィギュアスケートに興味・関心を持つ子供が増えるとも思えない。観客に夢や元気を与えてくれるかと思いきや、逆に、観客から元気を吸い取るきらいさえある本作「COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター」。バンクーバーオリンピックに合わせてのタイムリーな公開にもかかわらず、積極的にオススメできないのがなんとも残念だ。


と、お小言を並べてしまったが、高度なテクニックを誇るフィギュアスケーターの演技が、通常のテレビ放映ではあり得ないアングルから見られる点などは、この映画の見どころといえるだろう。熱心なフィギュアスケートファンがこの映画にどのような評価を下すのか、注目である。


<center><b><b>お気に入り点数：20点／100点満点中
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   </content>
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   <title>映画批評「抱擁のかけら」</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yamaguchi-takuro.com/100/115/post_407.html" />
   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2010://1.683</id>
   
   <published>2010-02-09T00:05:45Z</published>
   <updated>2010-03-10T04:51:56Z</updated>
   
   <summary>2010.2.9 公開中の「抱擁のかけら」。 監督・脚本：ペドロ・アルモドバル　...</summary>
   <author>
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   </author>
         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[2010.2.9

<img alt="movie.hoyo.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.hoyo.jpg" width="340" height="225" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.houyou-movie.com/"target="_blank">抱擁のかけら</a>」。


監督・脚本：ペドロ・アルモドバル　撮影：ロドリゴ・プリエト　出演：ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、ブランカ・ポルティージョ、ホセ・ルイス・ゴメスほか　上映時間：128分・PG12　配給：2009スペイン／松竹


「ボルベール＜帰郷＞」（2006年）のペドロ・アルモドバル監督が、全幅の信頼を寄せるペネロペ・クルスを主演に起用（ふたりが組むのは4度目）。スペインならではの極彩色に彩られたスクリーン上で展開されるのは、愛と嫉妬と憎悪と復讐が渦巻く濃厚なドラマだ。


舞台は2008年のスペイン、マドリード。元映画監督のマテオ・ブランコ（ルイス・オマール）は、ハリー・ケインと名前を変えて生活していた。14年前に起きたある事件によって、マテオは視力と監督生命、そして大切な人を失っていた。ある日、ハリーのもとに「一緒に映画を作りたい」という男がやって来たことをきっかけに、ハリーの記憶は14年前に引き戻される。女優を夢見る女性レナ（ペネロペ・クルス）との出会いに始まった激動の日々に……。]]>
      <![CDATA[


男女や親子にまつわるいくつかの愛憎が複雑に交錯する物語。映画の主人公はマテオとレナだが、彼らが抱く感情だけでなく、彼らの周囲にいる人々の感情にも注意深く目を向けることで、ドラマは無限の広がりを見せ始める。本来の意味での“脇役”は、この作品にはひとりもいない。


なかでもレナを執拗に追う老人エルネスト（ホセ・ルイス・ゴメス）は、「愛」に盲目になった人間の哀れさを体現する存在だ。愛する人を失いたくないと思った瞬間に、人は都合よく「愛」と「束縛」を同一視させ、その正当化に躍起になる。よくあることではないだろうか？　偏執狂じみたエルネストの行動に感情移入できる人はそういないと思うが、少なくとも、その根っこにある嫉妬心や弱さを「自分とは無関係」と否定することはできない。


説明的な描写を極力抑えながら、回想と告白、それにビデオカメラと映画というふたつの映像を用いて過去の真相を明らかにしていく構成は、それ自体がミステリーの骨格的な役割を担うだけでなく、おそらくは「愛」や「嫉妬」の理由を単純化させない狙いも含んでいるのだろう。


終盤、映画監督として最も屈辱的な仕打ちを受けたマテオが、傷ついた名誉と尊厳を愛する映画で回復させていくシークエンスでは、人間が備え持つ「再生能力」の高さが示される。単なるノスタルジーを超えて、封印していた過去のなかに未来へ進む手がかりを見出していくマテオの姿は、恋や人生に挫折した多くの人を勇気づけるだろう。


ペネロペ・クルスの美貌と女優魂は、本作でも十分に発揮されている。アルモドバル監督にとって彼女は、作品ごとに新たな魅力を見せてくれる偉大なファンタジスタなのだろう。エルネストに扮するホセ・ルイス・ゴメスも、年老いてもなお「愛」や「嫉妬」の感情にふりまわされる物悲しい人間を怪演し、強烈な存在感を残している。


本作「抱擁のかけら」は、ストーリーが進むに連れてじわじわと心にしみてくる、そんなタイプの映画だ。それはこの作品がステレオタイプな視点ではなく、“答えなどない”人間の複雑な感情を多角的な視点でとらえているからにほかならない。それだけに、感性も理屈も集中力も総動員して挑まなくてはいけないタフな作品ともいえる。思慮深く映画を味わいたいという人にオススメしたい。


<center><b><b>お気に入り点数：70点／100点満点中
</b>
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   <title>新刊書籍「Woman’s Power―キャリア・マザーズ」</title>
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   <published>2010-02-07T13:05:59Z</published>
   <updated>2010-02-07T13:35:15Z</updated>
   
   <summary>2010.2.7 　 Amazon　1,470円　カナリア書房　2010年2月5...</summary>
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         <category term="205■日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[2010.2.7

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4778201264"target=_blank"><img alt="womans.power.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/womans.power.jpg" width="168" height="240" /></a>　<img alt="womns.power1.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/womns.power1.jpg" width="320" height="240" />

Amazon　1,470円　カナリア書房　2010年2月5日発売
<class ="text1"><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4778201264"target="_blank">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4778201264</a>


起業している女性16人の体験談をまとめた書籍「Woman’s Power―キャリア・マザーズ」に妻（<class ="text1"><a href="http://up-links.jp/"target="_blank">株式会社アップリンクス</a>代表取締役）が載りました。インタビューに基づいた体験談が、11ページに渡って展開されています。


Amazonではあまり在庫がないようなので、もし購入希望者がいらっしゃいましたら、サイドメニューにある「お問い合わせ＆仕事のご依頼」のメールフォームからご連絡ください。書籍代のみ（送料無料）でお送り致します。


＜内容（「BOOK」データベースより）＞
働くママはカッコいい！　強く美しい彼女たちの活躍ぶりがこの一冊に。


＜「はじめに」より一部抜粋＞
もちろん順風満帆なときばかりではなかったと思います。むしろ、二足のわらじを履くことで、家庭にいるだけでは味わえないような苦労をしたはずです。しかし、それを乗り越え、落ち着いたキャリア・マザーズはこう言います。「普通ではできない経験ができた」、「大変だったけれど、経験できて良かった」と。そこに至るまでの経緯や立ち向かう後姿を本書でご紹介しています。]]>
      
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   <title>映画批評「フローズン・リバー」</title>
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   <published>2010-02-04T23:55:08Z</published>
   <updated>2010-03-10T04:56:54Z</updated>
   
   <summary>2010.2.5　映画批評 公開中の「フローズン・リバー」。 監督・脚本：コート...</summary>
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      <name></name>
      
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="190■オススメ作品（80点以上）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[2010.2.5　映画批評

<img alt="movie.frozen.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.frozen.jpg" width="340" height="226" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.astaire.co.jp/frozenriver/"target="_blank">フローズン・リバー</a>」。


監督・脚本：コートニー・ハント　製作：ヘザー・レイ、チップ・ホーリハン　出演：メリッサ・レオ、ミスティ・アップハム、チャーリー・マクダーモット、マイケル・オキーフほか　上映時間：97分　配給：2008米／アステア


気鋭の女性監督コートニー・ハントの初長編監督作品となる「フローズン・リバー」は、低予算のインディペンデント作品ながら、2008年のサンダンス映画祭でグランプリに輝くほか、第81回アカデミー賞（2009年）では、デビュー作にしてオリジナル脚本賞にノミネートを果たすなど、世界中で高い評価を受けた。


先住民の保留地問題や貧困問題、不法移民の密入国問題、人種差別問題など、リアルな社会的問題を背景に描きながらスリル満点に進む物語は、母性愛と友情を内包したヒューマンドラマとして熟成され、最後には人種や文化、立場を越えて“人間愛”を強く浮き上がらせる。]]>
      <![CDATA[


カナダとの国境に面し、先住民「モホーク族」の保留地を抱えるニューヨーク最北端の町。1ドルショップで働く白人女性レイ（メリッサ・レオ）は、5歳と15歳の男の子の母親。新しいトレーラハウスを買うためにせっせとお金を貯めていたが、ギャンブル狂いの夫は、そのお金を持ち逃げしてしまった。一方、モホーク族の女ライラ（ミスティ・アップハム）は、経済的な理由から義理の母に1歳の息子を奪われてしまった。ある日、運命的に出会ったふたりは、儲けを山分けすることを条件に「不法移民を運ぶ」という危険なアルバイトでパートナーを組むことになるが……。


以前、作家の村上龍が「お金で幸せは買えないが、お金があれば防げる不幸がある」という言葉を紹介していたことがある。本作「フローズン・リバー」に登場するアメリカの貧困層を代表するようなふたりの母親を見ていると、氏の言葉がガ然説得力を帯びて思い出される。犯罪の動機は人それぞれだろうが、そのすべてが人間の悪意に起因しているわけではない。少なくともレイとライラにとって、危険なアルバイトをすることは、貧窮から家族を守ること以外の何ものでもない。むしろ、逮捕されるかもしれないというリスクを冒してもなお彼女たちが犯罪に手を染めざるを得ない現状に、問題の根深さを読み取ることができる。


どんどんスリリングになっていく展開のなかで、もっとも緊張の糸が張りつめたのが、ふたりが不法移民を運ぶ途中に川で捨てた「あるもの」にまつわるシークエンスだ。このシーンで描かれる普遍的な愛は、結果的にレイとライラの距離を近づけることになる。そして、クライマックスで用意される究極の選択において、レイとライラの思いは完全にクロスする。ふたりがそれぞれに下した決断が意味する“慈愛”と“救い”こそが、この映画の真価だと断言してもいい。


シリアスなドラマを支えた立役者は、レイを演じたメリッサ・レオだ。シワの多いやつれた顔を幾度となくアップで抜かれながらも、わずかな表情の動きや仕草、声色で、金欠生活のいら立ちや、息子たちへの愛情、犯罪に手を染める葛藤などを表現。無言のうちに語りかけてくる絵画のような力強さを秘めた演技は、コートニー・ハント監督の求めるそれを凌駕していたのではないだろうか。ちなみに、本作での熱演が評価されて、彼女は第81回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートを果たしている。


アメリカとカナダの国境にあたるセントローレンス川の映像が随所に挟まれる。アメリカとカナダ、先住民と白人入植者、川と氷、生と死、幸せと不幸。この川に込められた意味はあまりに深く、そして重層的だ。実話にヒントを得て作られたという「フローズン・リバー」は、氷点下の大地で幸せを夢見る母親の物語であり、人種や文化の壁を越えた友情の物語であり、そしてまた、アメリカという国の複雑さと閉塞を描いた物語でもある。


配給会社が及び腰で日本では未公開の危機に瀕していたが、「良質な作品が日本だけ未公開という状況が忍びなかった」と、渋谷の映画館「シネマライズ」が名乗りを上げ、全国ロードショー（順次）を実現している。作品のクオリティ同様に、シネマライズの男気あふれる決断にも拍手を送りたい。


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   <title>映画批評「おとうと」</title>
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   <published>2010-02-02T00:04:46Z</published>
   <updated>2010-02-13T02:14:56Z</updated>
   
   <summary>2010.1.31　映画批評 公開中の「おとうと」。 監督・脚本：山田洋次　脚本...</summary>
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      <![CDATA[2010.1.31　映画批評

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公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.ototo-movie.jp/"target="_blank">おとうと</a>」。


監督・脚本：山田洋次　脚本：平松恵美子　音楽：冨田勲　出演：吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮、小林稔侍、森本レオ、茅島成美、田中壮太郎、キムラ緑子、笹野高史、加藤治子、ラサール石井ほか　上映時間／126分　配給：2009日／松竹


日本映画界を代表する巨匠、山田洋次監督が「十五才 学校IV」（2000年）以来、10年ぶりに撮影した現代劇「おとうと」は、そのキャリアにおいて常に日本の家族と、その精神性を描き続けてきた山田監督の集大成的な1本。涙あり笑いありの感動作だ。


薬局を経営する未亡人の姉・吟子（吉永小百合）には、役者として大成しないまま大阪でぶらぶら暮らす鉄郎（笑福亭鶴瓶）という弟がいた。吟子の一人娘・小春（蒼井優）の結婚式当日に、それまで音信不通だった鉄郎が突然姿を現した。以前、吟子の夫の十三回忌で酔っぱらって大暴れした前科がある鉄郎は、お酒を飲まない約束をするが、その約束をあっさり反古にしたうえ、またしても酔っぱらって大暴れ。披露宴を台なしにしてしまう。鉄郎は身内から総スカンを食うが、吟子だけは、そんな鉄郎をかばうのだった……。]]>
      <![CDATA[


世の中には、他人に迷惑をかけっ放しの人生を送る人がいる。彼らは自分が意識するしないにかかわらず、他人（とくに身内）の人生を翻弄する。この映画に登場する鉄郎もそんな一人だ。夢だけは偉そうに語るが、お金にだらしなく、酒癖が悪く、口も悪い。しかも、冠婚葬祭という大事なときに限って必ず（最悪の）伝説を残すイベント・デストロイヤーだ。


おめでたい披露宴は、新郎新婦を差し置いて、酔っ払いオヤジ・鉄郎のオンステージと化す。山田監督は、鉄郎の醜態を“これでもか”とばかりに見せて、スクリーンを鉄郎のダメっぷりで浸す。鉄郎のだらしなさが、生まれつきなのか、環境によるものなのか、心の弱さに起因するものなのか、そのあたりははっきりしない。いずれにしても、そんな鉄郎に容易に感情移入できてしまう人は、鉄郎のふるまいが我が身とダブらないか、自分に疑いをかけたほうがいいかもしれない。


披露宴シーンにおける鶴瓶の演技がじつに痛快だ。芸の道を究めた鶴塀ならではの面目躍如とでもいおうか。ここでの鶴瓶の「酔い芸」、すなわち「暴走する鉄郎」は、ある意味、ひとつのアイコンとして認識される可能性すらある。たとえば飲み会のたびに泥酔＆凶暴化する友人に対して「おまえは鉄郎か！」という突っ込みが可能になるかもしれない。恋に純情な男に対して「おまえは寅さんか！」という突っ込みが可能なように。それほどインパクトのあるキャラクターである。


一方で、そんな弟を見守る姉・吟子は女神のような存在だ。周りがいくら鉄郎を煙たがろうとも、吟子だけは彼をかばう。借金さえ肩代わりする。一度は絶縁状を突きつけるも、心では鉄郎の身を案じ続けている。「吟子は鉄郎を甘やかしすぎでは？」という意見の人もいるだろうが、おそらく吟子にとって鉄郎は、出来の悪い息子のようなものなのだろう。血のつながりとはなんと「やっかい」であり、そしてまた「尊い」のだろう。


シリアスさとユーモア。その両者をバランスよく盛り込んださじ加減が絶妙だ。もちろん、ユーモアは単なる「おふざけ」ではなく、一所懸命に生きる人間を描くがゆえにこぼれてくる「おかしさ」である。こうした演出ができるのは、山田監督が心の底から人間を愛しているからだろう。


失われつつある「家族の絆」を描く一方で、末期患者を看取る「ホスピス」の実状を描くなど、現代社会への提起となる問題を盛り込んでいる点にも、山田監督の才腕がうかがえる。破天荒に生きた鉄郎の人生の終末は、不用意に感動を煽る演出ではなく、姉と弟、ふたりのさり気ない会話や表情や仕草を通じて、当事者にしか分からない心の結びつきを表すことに成功している。


本作「おとうと」は、家族の絆が薄れつつあるこの時代に、改めて家族のあり方を見つめさせてくれる“人間讃歌”の秀作だ。鶴瓶と吉永小百合がそれぞれ「らしさ」のある演技を披露するほか、脇を固める蒼井優や加瀬亮ら実力派俳優の安定した演技も、心あたたまる人間ドラマに厚みを加えている。家族そろっての鑑賞をオススメしたい。


<center><b><b>お気に入り点数：80点／100点満点中
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   <title>「誕生学講座」</title>
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   <published>2010-01-31T02:58:57Z</published>
   <updated>2010-01-31T06:27:23Z</updated>
   
   <summary>2010.1.30 誕生学アドバイザーhanaさんにお越しいただき、「誕生学講座...</summary>
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         <category term="205■日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[2010.1.30

<img alt="tanjo1.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/tanjo1.jpg" width="300" height="225" />

誕生学アドバイザーhanaさんにお越しいただき、「誕生学講座」を開いてもらいました。人間の生命がどのように芽生え（最初の大きさは0.13mm！）、育ち、そして赤ちゃんとして生まれてくるのか。小学校低学年でも理解できるよう、hanaさんがそのプロセスを分かりやすくレクチャーしてくれました。]]>
      <![CDATA[


日本の子供たちが日々浴びている「性」の情報量は、30年前の600倍だそうです。玉石混淆の情報のなかから子供たち自身が正しい情報だけを取捨選択することはほぼ不可能。昨今「性感染症」や「望まない妊娠」が増えている背景にも、「氾濫する性情報」と「親による性教育の不備」というふたつの原因があるようです。しかし一方で、日本の家庭では「性」の話をタブー視するきらいがあります。果たしてそれでいいのでしょうか？


講座を受けて、親が性についての正しい知識を持ち、それを子供にしっかり伝えることが大事だと実感しました（子供の年齢に応じて段階的に、ですが）。今日は「赤ちゃんはどうやって生まれてくるの？」という内容の講座でしたが、子供たちの素朴な疑問に答えるこうした学びの機会は、「人の命の尊さ」を伝えるうえでも有意義なこと。子供たちだけでなく、昔は0.13mmだった大人たちにとっても同様に。

<img alt="tanjo2.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/tanjo2.jpg" width="300" height="225" />

講座終了後にhanaさんを含めた参加者全員で改めて今日の講座の感想などをシェア。性教育はもちろん、話題は食生活や薬＆予防接種にもおよび、たいへんタメになる情報交換ができました。あらゆる情報を漫然と受け取るのではなく、正しい知識を把握し、生活のなかで実践する努力が必要ですね。


子供や保護者に「いのちのお話」を伝える活動をされている誕生学アドバイザーhanaさんのブログ「<class ="text1"><a href="http://ameblo.jp/hanahana-hiraku/"target="_blank">ママは家族の太陽だ☆怒りんぼママからにこにこママへの道（誕生学アドバイザーhanaの場合）</a>」。すばらしいお話をありがとうございました！


一緒に講座を受けたりゅうこさんが、子供たちの感想を交えて記事を書かれています。ブログ「<class ="text1"><a href="http://ameblo.jp/and-eco/day-20100131.html"target="_blank">ママの“わたし時間”応援します。</a>」


妻のMOMOも記事を書いています。ブログ「<class ="text1"><a href="http://ameblo.jp/up-links/entry-10446506143.html"target="_blank">主婦起業は「かたつむり」で！</a>」]]>
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