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   <title>山口拓朗オフィシャルサイト 「聞く」「書く」のプロ</title>
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   <updated>2012-03-23T14:32:51Z</updated>
   <subtitle>フリーライター・山口拓朗のサイト。映画批評を連載しています。ソーシャルメディア時代を楽しむための「聞く」と「書く」を提供しています。</subtitle>
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   <title>仕事を“もっと”呼び込むプロフィール作成セミナー in東京</title>
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   <published>2012-03-23T14:15:23Z</published>
   <updated>2012-03-23T14:32:51Z</updated>
   
   <summary> ソーシャルメディアをビジネス活用されている方にとって、自分のプロフィールという...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<center><img alt="in%E6%9D%B1%E4%BA%AC.png" src="http://yamaguchi-takuro.com/in%E6%9D%B1%E4%BA%AC.png" width="370" height="273" />
</center>

<font size="2">ソーシャルメディアをビジネス活用されている方にとって、自分のプロフィールというのは、おそらく皆さんが思っている以上に重要です。


<font size="2">なぜなら、インターネット上でモノやサービスを買うときに、お客さんは、売り手が「何者か」を購入の基準にするからです。


<font size="2">その売り手に「専門性はあるのか？」「実績は？」「信頼性は？」と考えるのはもちろんのこと、ときに「人柄は？」「ビジョンは？」「生き方は？」ということまで基準に含めるケースもあります。]]>
      <![CDATA[


<font size="2">にもかかわらず、読み手（お客さん）を満足させるプロフィールが書けている方はほんのひと握りです。つまり、ほとんどのプロフィールが、お客さんに「この人からモノ（サービス）を買いたい！」と思わせてくれないのです。


<font size="2">せっかく良質なモノ（サービス）を提供しているにも関わらず、その人自身のプロフィールがお客さんの訴求力を低下させているとしたら、それは機会損失以外の何ものでもありません。


<font size="2">とはいえ、はじめから完璧なプロフィールが書けないのもムリはありません。なぜなら——<strong><font color="#FF0000">人は自分のことが一番よく分かっていない</font></strong>——からです。


<font size="2">プロフィール作成においてもっとも大事なことは、<strong><font color="#0000FF">自分が書きたいプロフィールを書くのではなく、想定するお客さんの心に刺さるプロフィールを書く</font></strong>ということなのですが、ふだんから「第三者の視点」を意識していない方にとって、客観性に優れたプロフィールを書くのは至難の業といえるでしょう。


<font size="2">そこで、「プロフィールに自信がない」あるいは「いいプロフィールを書きたい！」という方のために、自分（自分のビジネス）の本当の「強み」や「ウリ」を明確にして、想定するお客さんの心に突き刺さるプロフィールを作成するセミナーを用意しました。


<center><font size="3"><strong><font color="#0000FF">『仕事を“もっと”呼び込むプロフィール作成セミナー』</font>
<font size="3">2012年4月14日（土）　13時～18時　東京・五反田</font></center></strong>


<font size="2">講師は、これまで多数の「ビジネス向けプロフィール」を作成してきた私、山口拓朗と、プロフィールが重要な出版企画書に何千何万と目を通してきた<a href="http://ameblo.jp/shuppanproduce/" target="_blank"><u><u>出版プロデューサーの山田稔さん</u></u></a>、それに『<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4938907577" target="_blank"><u>24人に1人 渡すだけで仕事が取れる「絶対受注名刺」</u></a>』の著書でおなじみの<a href="http://ameblo.jp/getjazzed/" target="_blank"><u>“仕事の取れる名刺の専門家”福田剛大さん</u></a>の3人。


<font size="2">このセミナーでは、さまざまなワークを通じて、皆さんのビジネスのターゲットや、「強み」や「ウリ」を棚卸しするほか、読み手を“トリコ”にする共感ストーリー、さらには人柄を伝えるプライベート要素についても適宜盛り込みつつ、<strong><font color="#0000FF">その場で「反応率がアップする＝仕事を呼び込む」プロフィールを作成していただきます。</font></strong>


<font size="2">「アメブロ、Facebook、ツイッター、出版企画書、名刺……等々で使えるプロフィールを書きたい」という方、「ソーシャルメディアをビジネス活用しているけど今ひとつ効果が挙らない」という方、「自分が望んでいるお客さんからの問い合わせを増やしたい」という方、「ソーシャルメディアを活用してブランディングしたい」という方々にとって、またとない機会になるかと思います。


<font size="2">なお、後日、作成したプロフィールを講師がメール添削（アドバイス）する特典も付いています。ふるってご応募ください。


<font size="2"><center>【セミナー概要／東京】


<font size="2">開催日：2012年4月14日（土曜日）
<font size="2">時間：13:00～18:00（受付開始12:30～）
<font size="2">会場：五反田テクノブレーン・セミナー室
<font size="2">東京都品川区東五反田1-13-12　COI五反田ビル5F
<font size="2">（JR五反田駅より徒歩1分／1階に洋服の青山があるビル）
<font size="2">地図：<a href="http://www.techno-brain.co.jp/company/map.html" target="_blank"><u>http://www.techno-brain.co.jp/company/map.html</u></a>
<font size="2">定員：24名（先着順）
<font size="2">持ち物：筆記用具


<font size="2">特典：完成したプロフィールのメール添削（受講後1ヵ月以内）


<font size="2">通常価格：15,000円
<font size="2">早割価格：10,000円（3月末日まで）
<font size="2">※事前振込になります。


<font size="2">※セミナー終了後に懇親会あり（希望者のみ／実費）


<font size="2">下記のフォームよりお申し込みください。
<font size="2"><a href="http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/" target="_blank"><u>http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/</u></a></center>


<font size="2"><center>【セミナー参加者の感想／2011年9月11日@東京より】</center>


<font size="2">今回だけでなく、一生使えるプロフィールの書き方ノウハウを学ぶことができました。＜大野朋美さん＞


<font size="2">今回のセミナーでプロフィールの土台ができました！　豪華な講師監修のセミナー。メール添削まで!!　そして自分も見つめ直せる!!!　これに出ずして何のセミナーに出ればいいと言うのでしょう。大満足の1日でした。＜二藤太地さん＞


<font size="2">福田さん、山田さん、山口さんのお人柄がとてもよく、話も地に足のついた分かりやすい具体的なものだったので、またセミナーを受けてみたいとも思いました。＜M.Mさん＞


<font size="2">限られた場所で、限られた時間で、さまざまなワークをこなす中で、今、先が見えてきました。プレセミナーをされただけあって、よく練られた、実り豊かな内容で、とてもためになりました。＜福島里加さん＞


<font size="2">なにげなくサラっと仕上げてしまいがちなプロフィールですが、今後の行方を左右する大切なものなんだと気づかされました。自分のキャッチコピーや、ぶれない内容、そして、ターゲットを欲張らないこと。定期的にプロフィールや名刺を変える事!!　ぜひ継続できるように努力します!　!＜H.Mさん＞


<font size="2">手取り足取り、丁寧に最後まで面倒見て頂いた感じで、本当に良かったです。聞いて終わりのセミナーではなく、最後までプロフィールを作ることができて、盛りだくさんでした！　＜釘貫裕子さん＞


<font size="2">悩んでいるときにプロの方に助けてもらえて助かりました。自分では強みだと思っていなかった部分を「強み」と教えていただけたことも心強かったです。とても参考になりました。たくさんのテクニックを丁寧に伝えて下さってありがとうございました。＜石原聖子さん＞


<font size="2">自分では分かっていると思っていても、今回のワークで改めて発見があったり、ストーリーがひとつにつながったり、新鮮な感覚がありました。講師3人のコンビネーションも良く、楽しみながら辛いワークに取り組めました（笑）＜K.Iさん＞


<font size="2">あっという間の5時間でした。差別化の具体的な方法、思いつきではないキャッチフレーズの作り方、そして、記憶に残るストーリーの書き方。いずれも簡単に一連の流れの中でできることが分かりました。＜M.Sさん＞


<font size="2">ストーリーの作り方がわかりやすく体系立てて体験することができました。3名体制できめ細かくサポートしていただき、ありがとうございました。＜H.Yさん＞


<font size="2">とても濃い内容です。グループでの発表も、お互いの能力向上に役立ちました。参加者の方も前向きで有意義でした。アフターフォローもあるし、ここまでやってくれるセミナーは初めてです。講師が3人ともユーモアがあり、楽しかったです。＜橋本文郎さん＞


▲東京・五反田
<a href="http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/" target="_blank"><u>http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/</u></a>


<center><strong><font size="2">【講師紹介】</font></strong></center>

<font size="2">★<strong><font color="#0000FF">山口拓朗（やまぐち たくろう）</font></strong>


<font size="2">ライター&インタビュア／プロフィール作成ライター。1972年生まれ。鹿児島県出身。埼玉県在住。大東文化大学法学部卒業。出版社で6年間、雑誌記者を務めたのち、2002年にフリーライターとして独立。「渋谷のクラブに集う20代の若者」から「老人ホームに集う90代のお年寄り」まで年間100本以上、雑誌記者時代を合わせた15年間で1500件以上の取材・インタビュー歴を誇る。近年は、相手の「強み」を引き出すヒヤリング力とストーリー性に富んだ文章力で、「WEB＆ブログ掲載用プロフィール」の作成も行っている。


<font size="2">じつは生来の「人見知り」。コミュニケーション不全に陥っていた雑誌記者時代は、取材やインタビューがうまくいかず、編集長に罵倒される日々の連続。「このままでは編集者や記者として生きていけない！」と危機感を募らせたある日、「社内一の取材力を手に入れてやる！」と一念発起。自身のコミュニケーション方法を一から見直して、相手のタイプに応じて会話のアプローチを変化させる「性格プロファイル」を編み出す。この独自手法を現場で活用することで、コミュニケーション不全を克服。編集者・記者として次々に企画をヒットさせる。


<font size="2">主な執筆実績媒体は『Asahi Weekly』『FLASH』『OZ magazine』『安心』『ランナーズ』『るるぶ東京』『MOVIE SPLASH VOD』『映画ジャッジ！』『カミオン』など。今年の2月には独自に編み出した「性格プロファイル」を体系化した初の著書『イチローともジャイアンとも初対面ですぐに仲良くなれる本』（こう書房）を出版した。現在はWEBやブログをビジネス活用されている方のプロフィール作成をお手伝いをしながら、ソーシャルメディア時代にふさわしい「心惹かれるプロフィールの書き方」を鋭意研究中。


<font size="2">★<strong><font color="#0000FF">山田稔（やまだ みのる）</font></strong>


<font size="2">出版プロデューサー／編集プロダクション社長。1971年生まれ。千葉県出身ブラジル育ち。千葉県在住。高校生の時からビジネス雑誌で取り扱われ、その縁で出版社でコンピュータ雑誌の編集部、広告代理店で制作部を経て、エディトリアルデザイン会社として1996年に独立。その後、企画、編集、執筆業務を拡大し、編集プロダクションとして1998年に法人化。今では、パソコン書、ビジネス書、実用書などを中心に15年連続、年間50冊以上の書籍出版を手がけている。近年は、詐欺的出版プロデューサーを撲滅すべく、積極的に出版プロデュース業にも取り組んでいる。


<font size="2">編集者になることは学生時代からの夢だったのにもかかわらず、15年以上、年間50冊以上のペースで書籍出版を手がけ続けたことで、仕事にやりがいを見出せなくなった。そんなある日、知人が出版の相談を受ける。素人を出版させるのは大変だけど、彼の熱意にかられて、何とか出版を実現。その時、本人が喜んだことよりも、むしろ、親御さんが喜ぶ姿を見て、身体が熱くなるような感動が込み上げてきた。しかし、一方では、素人の無知に付け込んで、詐欺的出版プロデューサーが暗躍している。そこで、「誰もやらないならオレが詐欺的出版プロデューサーを撲滅してやろうじゃないか」と決意。本気で出版を目指す皆さんの力になれればと思い、日々、活動中。


<font size="2">主なプロデュース実績は、時枝宗臣さんの『ほったらかしで副収入を月10万円増やすしくみ』、原田翔太さんの『ありえないマーケティング』、茶谷清志さんの『龍馬の如く』、山口孝志さんの『FX自動売買ロボット作成マニュアル』、中嶋茂夫さんの『アメブロだからできるパワーブロガーになって夢を叶える方法』、本岡毬穂さんの『アメブロをカスタマイズ』、青山華子さんの『Twitter×アメブロでビジネスを加速する方法』、田渕隆茂さんの『自分らしく儲かるツイッター』など多数。現在、全国47都道府県全てから著者を発掘することを目標にした『日本全国著者発掘プロジェクト！』を展開中。


<font size="2">★<strong><font color="#0000FF">福田剛大（ふくだ たけひろ）</font></strong>


<font size="2">仕事が取れる名刺の専門家／日本名刺協会理事。1968年生まれ。岩手県出身。東京都在住。日本大学法学部卒業。データベースマーケティング会社、大手広告代理店に務めたのち、2006年にフリーランスとして独立。「ビジネスパーソン」や「街の小売店」から「世界トップのIT企業」まで17年間で250業態以上、2000件以上の販売促進ツール制作歴を誇る。近年は、仕事が取れる名刺制作に特化し、「使命」を引き出すコンサルティング力と共感を呼ぶデザインで、名刺交換をしただけで仕事が取れる「絶対受注名刺」の作成も行っている。


<font size="2">じつは「対人恐怖症」を経験。サラリーマン時代に、連日の徹夜残業、リストラへの恐怖などのストレスにより、何のために仕事をしているのかを見失う。そんな時、子供が生まれ「このままではこの子のために格好いい父親ではない！」と感じ転職。対人関係改善のために始めた半年で3000人との名刺交換がきっかけで、名刺交換だけで仕事が取れるメソッドを開発。初対面でも緊張せずに、好印象を与えられるようになる。この独自手法を体系化し、話ベタな人でもその場で仕事が取れる「絶対受注名刺」を確立。


<font size="2">主な取材実績媒体は『J-WAVE』『日経新聞』『日刊ゲンダイ』『神奈川新聞』『日本農業新聞』『BIG tomorrow』『アントレ』『ゆほびか』ダイヤモンド･ビジョナリー』『月間近代中小企業』『印刷雑誌』など。昨年の7月には独自に編み出した「名刺ノウハウ」を体系化した初の著書『２４人に１人渡すだけで仕事が取れる「絶対受注名刺」』（ハギジン出版）を出版。現在は士業・コンサルタント・コーチ業・起業予定者など、自分自身のブランドで勝負をしている方のブランドプロモーション作成を支援している。「仕事が取れるプロフィール」を構築することで、日本を元気にすることが夢。</font></font>


<font size="2"><strong>セミナーの申し込みは下記より</strong>
▲東京・五反田
<a href="http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/" target="_blank"><u>http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/</u></a>
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   <title>映画批評「50／50 フィフティ・フィフティ」</title>
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   <published>2012-03-07T00:35:04Z</published>
   <updated>2012-03-07T00:48:28Z</updated>
   
   <summary>2012.2.20　映画批評 公開中の「50／50 フィフティ・フィフティ」。 ...</summary>
   <author>
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   </author>
         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<font size="2">2012.2.20　映画批評

<img alt="50%3A50.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/50%3A50.jpg" width="340" height="260" />



<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://5050.asmik-ace.co.jp/"target="_blank">50／50 フィフティ・フィフティ</a>」。


<font size="2">監督：ジョナサン・レヴィン　脚本：ウィル・レイサー　出演：ジョセフ・ゴードン＝レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリックほか　上映時間：100分　配給：2011年米／アスミック・エース


<font size="2">主人公ががん患者でありながら、ユーモアを多分に編み込んで、颯爽と、軽やかに、人生を生きる歓びを活写する『50/50 フィフティ・フィフティ』。「死」や「死別」を悲劇――しばしば安直なお涙ちょうだいドラマの――モチーフとして扱うことの多い邦画とは一線を画す作品である。


<font size="2">ラジオ局で働く陽気で几帳面な性格の青年アダム（ジョセフ・ゴードン＝レヴィット）は、ある日、5年の生存率が50％というガン宣告を受ける。恋人や両親を含めた周囲の人たちが、腫れ物に触るようにふるまうなか、お気楽キャラの親友カイル（セス・ローゲン）だけはいつもと変わらぬ態度で接してくる。ガンを笑い飛ばそうと冷静を装うアダムだったが、徐々に悪化する病状に動揺を隠せなくなり……。]]>
      <![CDATA[


<font size="2">センチメンタルなヒロイズムを押し付けるでも、かといって、不安に苛まれる主人公の気持ちを軽んじるでもなく、がん患者の闘病を「決して特別ではない日常」として描いた点が新鮮だ。スムーズな緩急に加え、喜怒哀楽のサジ加減が絶妙。クスっと笑える場面もしばしばある。


<font size="2">アダムと他者（友達、恋人、両親など）との関係性をリアルに描いた作品でもある。とりわけ、唯一無二の親友とのおかしくも温かい「男の友情」には、大いに泣き笑いさせられた。「死」を前にしても、やはり、その「死を前にした瞬間」というのは「生きている今」以外の何ものでもないのだ。もっとも、そこに気づいたうえで、人が「今を生きる」に徹することは、口で言うほど簡単ではないが。


<font size="2">他のがん患者との交流シーンを盛り込んだのは、アダムに、自身の置かれた立場を客観的に理解させるため。ある患者夫婦が抱擁する姿を見つめるアダムの表情には、「生きる喜び」と「死の恐怖」をセットで悟ったような複雑さが宿っている。説教くささのない巧い演出だ。


<font size="2">辛くて哀しくて怖くて不安でやりきれないのに、スクリーンのそこかしこに友情、親子愛、恋心といった「生の象徴」がキラキラと輝いてる。何よりも、死をテーマにしながらも、全編をユーモアで包み込む演出自体が、映画『50/50 フィフティ・フィフティ』のひとつのメッセージになっている。


<font size="2">新米セラピストの成長を描いたサブストーリーや、初々しいロマンスの先に確かな希望を照らしたラストも、この作品らしいスマートさといえよう。いかなる状況にあっても、人生は「謳歌」するに値する価値がある。アダムと、彼を愛する人々から、そう教えられた。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：70点／100点満点中</b>]]>
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   <title>映画批評「ニューイヤーズ・イブ」</title>
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   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2012://1.751</id>
   
   <published>2012-03-05T20:59:00Z</published>
   <updated>2012-03-05T21:01:07Z</updated>
   
   <summary>2012.2.10　映画批評 公開中の「ニューイヤーズ・イブ」。 監督：ゲイリー...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<font size="2">2012.2.10　映画批評

<img alt="movie.newyear.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.newyear.jpg" width="340" height="226" />


<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://wwws.warnerbros.co.jp/newyearseve/"target="_blank">ニューイヤーズ・イブ</a>」。


<font size="2">監督：ゲイリー・マーシャル　脚本：キャサリン・ファゲイト　出演：ハル・ベリー、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・“リュダクリス”ブリッジス、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、ヘクター・エリゾンド、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、セス・マイヤーズ、リー・ミッシェル、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、ティル・シュヴァイガー、ヒラリー・スワンク、ソフィア・ヴェルガラほか　上映時間：125分　配給：2011年米／ワーナー・ブラザース


<font size="2">大晦日のニューヨークを舞台に、妊婦が、末期がんの老人が、ロックスターが、15歳の少女が、レコード会社の御曹司が、自転車便の配達係が、腕利きの女性シェフが、引きこもりのコミック画家が、タイムズスクエアの副会長……等々が、東奔西走する群像エンタテインメント。喜怒哀楽を詰め込んだ、総勢18人のエピソードがランダムに描かれていく。　]]>
      <![CDATA[


<font size="2">ある者は夢をつかむために、ある者は絆を取り戻そうと、ある者は恋を成就させるために、ある者は過去を清算しようと、ラストチャンスに懸ける。なぜ、ラストチャンスなのか？　それは、今日が1年で最後の日、そう、大晦日だからだ。期限が区切られていると行動を起こす。それが人間という生き物だ。しかも、除夜の鐘を聞きながらしんみりと迎える日本の大晦日と違い、アメリカのそれは――タイムズスクエアの活況が示すように――派手に祝福する文化がある。踏ん切りを付けるにはうってつけなのだ。


<font size="2">ほほ笑ましかったのは、何ひとつ達成できていない「今年の目標リスト」を、残りわずか半日で達成しようとする女性重役秘書のエピソードだ。大晦日が備える“馬力”は、彼女のエピソードに集約されている。それまで封印されていた「勇気」と「決断力」が解き放たれ、彼女は水を得た魚のように泳ぎ続ける（行動し続ける）。


<font size="2">失敗が許される免罪符的な1日でもある。なぜなら、万が一、行動を起こした結果、不本意な出来事が待ち受けていたとしても、それは今日までの話にすぎない。時計の針が０時を回れば、あらゆる人生のリセットボタンが押されるのだ。つまり、ニューイヤーというのは、万人に平等に希望の光を注いでくれる魔法なのだ。


<font size="2">ロバート・デ・ニーロ、ヒラリー・スワンク、ハル・ベリーらオスカー受賞者を筆頭に、サラ・ジェシカ・パーカー、ミッシェル・ファイファー、ザック・エフロン、アシュトン・カッチャー、アビゲイル・ブレスリン、キャサリン・ハイグルなど、“豪華キャストのフルコース”ともいえる競演は、映画好きであるほどゾクゾクするはずだ。


<font size="2">監督は『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル。ご都合主義的な展開も少なくないが、つまらぬアラを指摘する作品ではない。大事なのは、リアリティうんぬんではなく、一つひとつのエピソードのなかに、琴線に触れるメッセージがあるということ。ほっこりと優しい気分になれる１本だ。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：70点／100点満点中</b>]]>
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   <title>本日、映画の電子書籍がリリース開始！</title>
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   <published>2012-02-02T22:46:15Z</published>
   <updated>2012-02-04T03:23:16Z</updated>
   
   <summary>  本日、電子書籍（スマホ＆iPad向けアプリ）『あなたにピタリと合う映画教えま...</summary>
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         <category term="197■執筆履歴" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<img alt="300.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/300.jpg" width="300" height="450" /> 

<font size="2">本日、電子書籍（スマホ＆iPad向けアプリ）『あなたにピタリと合う映画教えます！本当に面白い映画　厳選１８本』がリリースされました！


<font size="2">映画の本は売れない、というのが業界の定説です。


<font size="2">しかし、なぜ売れないのかというと、映画の「おもしろさ」と「魅力」を伝えきれていないから、そして、純粋に読み物としてつまらないから、だと私は思っています。


<font size="2">本書では、2011年公開作品から厳選した18本の映画に対して、共著者である樺沢紫苑さん（作家・映画評論家）と私が、それぞれの視点で批評・解説を加えています。


<font size="2">映画を深く読み込むことで「人生の楽しみが増える！」「視野が広がる！」「自己成長が加速する！」そんな体験をしていただければと思います。  


<font size="2"><strong><font color="#0000FF">本日から3日間（2月5日まで）、発売記念キャンペーン価格<font color="#FF0000"><font size="5">85円！</font></font>となります</font></strong>（通常価格350円の75％オフ）。コアな映画ファンから“映画はTSUTAYA派”まで（笑）、ぜひダウンロードいただければと思います。 ※読者全員に2時間30分に及ぶ特典動画「2011年、一番おもしろい映画はこれだ！！」がプレゼントされます。


 <font size="2">iPhone、iPadユーザーはコチラ↓ 
<font size="2"><a href="http://itunes.apple.com/jp/app//id496519415?ls=1&mt=8" target="_blank"><u>http://itunes.apple.com/jp/app//id496519415?ls=1&mt=8</u></a></font>


<font size="2">Androidユーザーはコチラ↓ 
<font size="2"><a href="https://market.android.com/details?id=biz.bookporter.vfield.eiga18" target="_blank"><u>https://market.android.com/details?id=biz.bookporter.vfield.eiga18</font></u></a></font>]]>
      
   </content>
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   <title>映画批評「永遠の僕たち」</title>
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   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2012://1.749</id>
   
   <published>2012-01-17T08:51:28Z</published>
   <updated>2012-02-02T18:38:36Z</updated>
   
   <summary>2012.1.17　映画批評 公開中の「永遠の僕たち」。 監督：ガス・ヴァン・サ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<font size="2">2012.1.17　映画批評

<img alt="movie.eiennno.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.eiennno.jpg" width="340" height="226" />


<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.eien-bokutachi.jp/"target="_blank">永遠の僕たち</a>」。


<font size="2">監督：ガス・ヴァン・サント　脚本：ジェイソン・リュウ　出演：ヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ、加瀬亮、シュイラー・フィスク、ジェーン・アダムス、ルシア・ストラス、チン・ハンほか　上映時間：90分　配給：2011年米／ソニーピクチャーズ


<font size="2">上映時間はわずか90分、5600秒。『ミルク』（2008年）のガス・ヴァン・サント監督は、この限られた時間に「生きること、愛することの尊さ」を密閉した。ぜい肉のない必要最低限の描写で、「死」というテーマと対峙した、世にも美しいラブストーリーだ。風変わりな脚本も、瑞々しい映像や繊細な音楽も、すべてがこの美しいパズルを完成させるために不可欠なピースである。　


<font size="2">交通事故で両親を失った少年イーノック（ヘンリー・ホッパー）は、高校を中退後、怠惰な日常を送っていた。彼の唯一の友人は、彼にしか見えない日本人特攻隊員の幽霊ヒロシ（加瀬亮）だけ。アカの他人の葬式に潜入する趣味があるイーノックは、ある葬式で少女アナベル（ミア・ワシコウスカ）と出会う。彼女は癌で闘病中だったが、ある日の検査で癌が再発していることが発覚し……。]]>
      <![CDATA[

<font size="2">イーノックとアナベル。葬式で知り合った、「死」が共通点のふたりだが、そのベクトルはまったく異なる。アナベルは「死」を間近に感じながらも、自然界の美しさに魅了される心の持ち主。一方のイーノックは、両親の死を経て、死を恨み、生きることを諦めてしまっている。


<font size="2">ふたりにとっては、お互いが必然。自分に足りない部分を補ってくれる凹と凸のような関係だ。アナベルとの交流を通じて、イーノックは「生」に目覚め、アナベルは「死」を受け入れていく。


<font size="2">初めは変質者のようにしか見えなかったイーノックだが、物語が進むうちに、少しずつそのトラウマと哀しみが見えてくる。映画の冒頭と最後で主人公の印象がこれほど変わる映画も珍しい。しかし、彼がひた隠しにしてきた「心の叫び」が、人生で初めて本気で好きになった、しかも余命いくばくもない異性によって露になっていく点が、この映画の泣けるところであり、美しいところである。


<font size="2">幽霊であるヒロシの可視化は、いかにも「映画（＝虚構）」らしい演出といえよう。しかも、奇をてらった”お飾り”としてではなく、「戦死した特攻隊員」という設定を通じて、少しずつヒロシ自身の「無念さ」もあぶり出していく。哀しい最期を迎えたはずのヒロシ。彼はなぜイーノックに寄り添い続けていたのだろうか？　鑑賞後にそんなことを考えてみるのも一興だろう。


<font size="2">「死」を見つめることで「生」を考えさせる作品でありながら、このうえなく切ないラブストーリーでもある。ラスト３分のイーノック。彼の表情を見ていたら涙が止まらなかった。説明的になりそうな一歩手前で引く演出の鮮やかさが、生の息吹を引き立てる。イーノックがアナベルにもらった一番のプレゼントは「生きる喜び」だったに違いない。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：90点／100点満点中</b>]]>
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   <title>映画批評「マネーボール」</title>
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   <published>2012-01-07T13:56:00Z</published>
   <updated>2012-01-07T13:57:12Z</updated>
   
   <summary>2012.1.7　映画批評 公開中の「マネーボール」。 監督：ベネット・ミラー　...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<font size="2">2012.1.7　映画批評

<img alt="movie.money_ball.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.money_ball.jpg" width="340" height="222" />

<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.moneyball.jp/"target="_blank">マネーボール</a>」。


監督：ベネット・ミラー　原作：マイケル・ルイス　脚本：アーロン・ソーキン 、スティーヴン・ゼイリアン　出演：ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、ロビン・ライト、フィリップ・シーモア・ホフマン、クリス・プラット、ケリス・ドーシーほか　上映時間：133分　配給：2011年米／ソニー・ピクチャーズ


<font size="2">少しの疑いも持たないまま、常識、ルール、モラル、セオリー、既製のシステムなどを“最善”“最良”のものとして受け入れることに警鐘を鳴らした映画――それが『マネーボール』である。　


<font size="2">元メジャーリーガーのビリー・ビーン（ブラッド・ピット）は、アスレチックスのＧＭ（ゼネラルマ・ネージャー）に就任する。チームは優秀な選手を雇うことのできない貧乏球団で、とてもワールドシリーズ優勝を狙える状態にない。ビリーは、データ分析能力に優れたピーター・ブランド（ジョナ・ヒル）をパートナーに指名し、野球というゲームと選手の評価基準を一から見直した。ところが、選手の獲得法や試合での起用法を巡って、球団スタッフや監督と対立することになり……。]]>
      <![CDATA[


<font size="2">弱小球団アスレチックスのＧＭであるビリーは、野球の戦い方、選手の評価のあり方を問い正す。たとえば、ホームラン数や打点数よりも、出塁率や長打率の高さを重視する。ホームランや打点は華こそあれ、出塁率や長打率に優先されるほどの価値はない、というわけだ。


<font size="2">日本の野球ではおなじみの「送りバント」も、イチロー選手が得意とする「盗塁」も、決まれば盛り上がる「ヒットエンドラン」も、自滅行為として封印する。かつて高校球児であった私にしてみれば、「えっ、オレたちがしてきた野球は何だったの？」と文句のひとつも言いたくなる戦略である（ビリーも実際に球団スタッフや監督、選手たちの反感を買う）。


<font size="2">しかし、これこそが、ビリーとピーターが膨大な統計データを分析したうえで導き出した理論（マネーボール理論）にほかならない。アスレチックスは、球界での評価は今ひとつでも、マネーボール理論上は価値の高い選手をお手頃な価格で獲得し、彼らの能力が発揮されやすい形での起用法を試みる。


<font size="2">その結果、アスレチックは、シーズン中に驚異的な20連勝を飾る。これまでの常識を覆すやり方で、ビリーが旧態依然とした「根拠なき野球戦略」に風穴を開けた瞬間だ。ビリー最大の成果といえる「データに基づいた新たな価値の創出」は、あらゆる業界や組織のマネージメントに置き換えることができるだろう。


<font size="2">映画は、アスレチックスが常勝軍団に生まれ変わるプロセスを最大の見どころとしながらも、ビリーとピーターの関係、ビリーと球団の関係、ビリーと娘の関係という３つのストーリーをていねいに編み込むことで、従来の「成功」の定義を塗り替えることにも成功している。新しい「成功」の定義とは、「ワールドシリーズ優勝」という分かり易いものではなく、「自分の信念と情熱を貫き通せるか」という、極めて個人的かつ内的なものである。


<font size="2">経済映画のジャンルにカテゴライズされてもおかしくない『マネーボール』だが、多くの元野球選手をキャスティングすることで、野球の試合も「本物のメジャーリーガーがプレーしているみたい！」と思うほど自然に描いている。


<font size="2">移籍先が決まらず不安を抱える選手の様子や、トレード通達を受けた際の選手の反応など、厳しいプロスポーツの世界に生きる男たちの悲哀を描いた点も好感度「大」。多角的な視点から学びを得られる秀作といえるだろう。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：75点／100点満点中</b>]]>
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   <title>映画批評「ツレがうつになりまして。」</title>
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   <published>2012-01-03T12:46:05Z</published>
   <updated>2012-01-03T13:46:59Z</updated>
   
   <summary>2011.12.31　映画批評   公開中の「ツレがうつになりまして。」。 監督...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<font size="2">2011.12.31　映画批評

<img alt="movie.tsureutsu.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.tsureutsu.jpg" width="340" height="249" /> 

<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.tsureutsu.jp/index.html"target="_blank">ツレがうつになりまして。</a>」。


<font size="2">監督：佐々部清　原作：細川貂々　脚本：青島武　出演：宮崎あおい、堺雅人、吹越満、津田寛治、犬塚弘、梅沢富美男、大杉漣、余貴美子ほか　上映時間：126分　配給：2011年日本／東映


<font size="2">かつて花粉症がじわじわと国民病として台頭してきたように、近い将来、うつ病もまた国民病になってしまうのか？　


<font size="2">そんな推測すら「当たらずといえども遠からず」な気配が漂う今日このごろ、細川貂々のベストセラーコミック原作の映画『ツレがうつになりまして。』は、多くの人が漠然としか把握していない「うつ病」について、正しい情報を伝えるという啓蒙的役割を果たしている。


<font size="2">高崎晴子（宮崎あおい）は、まじめで完璧主義の夫のツレ（堺雅人）、そしてイグアナのイグと暮らしている。ある日、体調を崩したツレが病院でうつ病（心因性うつ病）の診断を受ける。ツレの変化にまったく気付かなかった晴子は、妻としての至らなさを反省する一方で、うつ病の原因が会社でのストレスにあったことからツレに退職を迫る。会社を辞めたツレは少しずつ体調を回復させているように見えたが……。]]>
      <![CDATA[


<font size="2">誰がなってもおかしくない――。このセリフも、花粉症同様に、うつ病を表現するときに、よく使われる言葉だ。しかし、病気の特性とメカニズムを正しく理解すれば、おそらくうつ病は、花粉症よりも予防しやすい病気なのではないだろうか？


<font size="2">そう感じたのは、この映画が、ツレの”几帳面がすぎる”所作（つまりは思考）を通じて、うつ病になりやすい傾向の人間と、うつ病の症状を適確に描いているからだ。傾向があるということは、対策が可能ということだ。


<font size="2">老婆心ながら、ツレの性格に共感できてしまう人、あるいはツレが襲われる症状に身に覚えのある人は、生活や職場環境、あるいは思考や習慣をいち早く変えたほうがいいだろう。どう変えたらいいかは、夫婦の同居人であるイグが、その存在をもってして教えてくれる。


<font size="2">ツレ一人の単なる闘病記なら、さほど高い評価を与える必要のない映画だったかもしれない。ところが本作では、絶妙な距離感で精神的にツレをサポートする妻の物語も描かれている。なにも、病気になった人間の人生だけが波瀾万丈なわけではなく、それを見守る人間にもまた波瀾万丈はある。その平等・公平な視線が、この作品に説得力を与えている。


<font size="2">「1シークエンス＝1エピソード」の形態で進む小気味の良い展開と、ツレと妻の複眼が盛り込まれている点、そして、同居人であるイグの”あり方”に、うつ病克服のヒントを重ねている点などが、映画としての妙味といえるだろう。


<font size="2">大河ドラマ『篤姫』でも夫婦役を演じた堺雅人と宮崎あおいが、イマドキ風の夫婦を抜群のコンビネーションで演じている。潜在的なうつ病患者に警笛を鳴らすシリアスさの一方で、夫婦の絆と成長をユーモアを交えて描き、ハートウォームな感動も与えてくれる『ツレうつ』。大切なパートナーとの観賞をオススメしたい。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：75点／100点満点中</b>]]>
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   <title>仕事を“もっと”呼び込むプロフィール作成セミナー 名古屋（11/19）、大阪（11/20）</title>
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   <published>2011-10-28T00:59:39Z</published>
   <updated>2012-01-07T14:13:02Z</updated>
   
   <summary> ソーシャルメディアをビジネス活用されている方にとって、自分のプロフィールという...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<center><img alt="2011.9.10.JPG" src="http://yamaguchi-takuro.com/2011.9.10.JPG" width="340" height="254" /></center>

<font size="2">ソーシャルメディアをビジネス活用されている方にとって、自分のプロフィールというのは、おそらく皆さんが思っている以上に重要です。


<font size="2">なぜなら、インターネット上でモノやサービスを買うときに、お客さんは、売り手が「何者か」を購入の基準にするからです。


<font size="2">その売り手に「専門性はあるのか？」「実績は？」「信頼性は？」と考えるのはもちろんのこと、ときに「人柄は？」「ビジョンは？」「生き方は？」ということまで基準に含めるケースもあります。]]>
      <![CDATA[


<font size="2">にもかかわらず、読み手（お客さん）を満足させるプロフィールが書けている方はほんのひと握りです。つまり、ほとんどのプロフィールが、お客さんに「この人からモノ（サービス）を買いたい！」と思わせてくれないのです。


<font size="2">せっかく良質なモノ（サービス）を提供しているにも関わらず、その人自身のプロフィールがお客さんの訴求力を低下させているとしたら、それは機会損失以外の何ものでもありません。


<font size="2">とはいえ、はじめから完璧なプロフィールが書けないのもムリはありません。なぜなら——<strong><font color="#FF0000">人は自分のことが一番よく分かっていない</font></strong>——からです。


<font size="2">プロフィール作成においてもっとも大事なことは、<strong><font color="#0000FF">自分が書きたいプロフィールを書くのではなく、想定するお客さんの心に刺さるプロフィールを書く</font></strong>ということなのですが、ふだんから「第三者の視点」を意識していない方にとって、客観性に優れたプロフィールを書くのは至難の業といえるでしょう。


<font size="2">そこで、「プロフィールに自信がない」あるいは「いいプロフィールを書きたい！」という方のために、自分（自分のビジネス）の本当の「強み」や「ウリ」を明確にして、想定するお客さんの心に突き刺さるプロフィールを作成するセミナーを用意しました。


<center><font size="3"><strong><font color="#0000FF">『仕事を“もっと”呼び込むプロフィール作成セミナー』</font>
<font size="3">11月19日（土）　13時～18時　名古屋
<font size="3">11月20日（日）　14時～19時　大阪</strong></center>


<font size="2">講師は、これまで多数の「ビジネス向けプロフィール」を作成してきた私、山口拓朗と、プロフィールが重要な出版企画書に何千何万と目を通してきた<a href="http://ameblo.jp/shuppanproduce/" target="_blank"><u><u>出版プロデューサーの山田稔さん</u></u></a>、それに『<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4938907577" target="_blank"><u>24人に1人 渡すだけで仕事が取れる「絶対受注名刺」</u></a>』の著書でおなじみの<a href="http://ameblo.jp/getjazzed/" target="_blank"><u>“仕事の取れる名刺の専門家”福田剛大さん</u></a>の3人。

<font size="2">このセミナーでは、さまざまなワークを通じて、皆さんのビジネスのターゲットや、「強み」や「ウリ」を棚卸しするほか、読み手を“トリコ”にする共感ストーリー、さらには人柄を伝えるプライベート要素についても適宜盛り込みつつ、<strong><font color="#0000FF">その場で「反応率がアップする＝仕事を呼び込む」プロフィールを作成していただきます。</font></strong>


<font size="2">「アメブロ、Facebook、ツイッター、出版企画書、名刺……等々で使えるプロフィールを書きたい」という方、「ソーシャルメディアをビジネス活用しているけど今ひとつ効果が挙らない」という方、「自分が望んでいるお客さんからの問い合わせを増やしたい」という方、「ソーシャルメディアを活用してブランディングしたい」という方々にとって、またとない機会になるかと思います。


<font size="2">なお、後日、作成したプロフィールを講師がメール添削（アドバイス）する特典も付いています。ふるってご応募ください。


<font size="2"><center>【セミナー概要／名古屋】


<font size="2">開催日：2011年11月19日（土）
<font size="2">時間：13:00〜18:00（受付開始12:30〜）
<font size="2">会場：夢目的施設「本丸ホール」
<font size="2">名古屋市中区丸の内2-20-31
<font size="2">（地下鉄丸ノ内駅４番出口徒歩1分）
<font size="2">地図：<a href="http://www.honmaru.jp/access.html" target="_blank"><u>http://www.honmaru.jp/access.html</u></a>
<font size="2">定員：24名（先着順）
<font size="2">持ち物：筆記用具、プロフィールをPCで書きたい方はPC


<font size="2">特典：完成したプロフィールのメール添削（受講後1ヵ月以内）


<font size="2">通常価格：15,000円
<font size="2">早割価格：10,000円（10月末日まで）
<font size="2">※事前振込になります。


<font size="2">※セミナー終了後に懇親会あり（希望者のみ／実費）


<font size="2">下記のフォームよりお申し込みください。
<font size="2"><a href="http://my.formman.com/form/pc/d0lCUHQIA9MhovYz/" target="_blank"><u>http://my.formman.com/form/pc/d0lCUHQIA9MhovYz/</u></a></center>


<font size="2"><center>【セミナー概要／大阪】


<font size="2">開催日：2011年11月20日（日）
<font size="2">時間：14:00〜19:00（受付開始13:30〜）
<font size="2">会場：ドーンセンター・５Fセミナー室１
<font size="2">大阪市中央区大手前1丁目3番49号
<font size="2">（京阪および地下鉄谷町線「天満橋」駅下車。
<font size="2">東口方面の改札から地下通路を通って1番出口より東へ約350m。
<font size="2">JR東西線「大阪城北詰」駅下車。2番出口より土佐堀通り沿いに西へ約550m）
<font size="2">地図：<a href="http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html" target="_blank"><u>http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html</u></a>
<font size="2">定員：30名（先着順）
<font size="2">持ち物：筆記用具、プロフィールをPCで書きたい方はPC


<font size="2">特典：完成したプロフィールのメール添削（受講後1ヵ月以内）


<font size="2">通常価格：15,000円
<font size="2">早割価格：10,000円（10月末日まで）
<font size="2">※事前振込になります。


<font size="2">※セミナー終了後に懇親会あり（希望者のみ／実費）


<font size="2">下記のフォームよりお申し込みください。
<font size="2"><a href="http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/" target="_blank"><u>http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/</u></a></center>


<font size="2"><center>【セミナー参加者の感想／9月11日@東京より】</center>


<font size="2">今回だけでなく、一生使えるプロフィールの書き方ノウハウを学ぶことができました。＜大野朋美さん＞


<font size="2">今回のセミナーでプロフィールの土台ができました！　豪華な講師監修のセミナー。メール添削まで!!　そして自分も見つめ直せる!!!　これに出ずして何のセミナーに出ればいいと言うのでしょう。大満足の1日でした。＜二藤太地さん＞


<font size="2">福田さん、山田さん、山口さんのお人柄がとてもよく、話も地に足のついた分かりやすい具体的なものだったので、またセミナーを受けてみたいとも思いました。＜M.Mさん＞


<font size="2">限られた場所で、限られた時間で、さまざまなワークをこなす中で、今、先が見えてきました。プレセミナーをされただけあって、よく練られた、実り豊かな内容で、とてもためになりました。＜福島里加さん＞


<font size="2">なにげなくサラっと仕上げてしまいがちなプロフィールですが、今後の行方を左右する大切なものなんだと気づかされました。自分のキャッチコピーや、ぶれない内容、そして、ターゲットを欲張らないこと。定期的にプロフィールや名刺を変える事!!　ぜひ継続できるように努力します!　!＜H.Mさん＞


<font size="2">手取り足取り、丁寧に最後まで面倒見て頂いた感じで、本当に良かったです。聞いて終わりのセミナーではなく、最後までプロフィールを作ることができて、盛りだくさんでした！　＜釘貫裕子さん＞


<font size="2">悩んでいるときにプロの方に助けてもらえて助かりました。自分では強みだと思っていなかった部分を「強み」と教えていただけたことも心強かったです。とても参考になりました。たくさんのテクニックを丁寧に伝えて下さってありがとうございました。＜石原聖子さん＞


<font size="2">自分では分かっていると思っていても、今回のワークで改めて発見があったり、ストーリーがひとつにつながったり、新鮮な感覚がありました。講師3人のコンビネーションも良く、楽しみながら辛いワークに取り組めました（笑）＜K.Iさん＞


<font size="2">あっという間の5時間でした。差別化の具体的な方法、思いつきではないキャッチフレーズの作り方、そして、記憶に残るストーリーの書き方。いずれも簡単に一連の流れの中でできることが分かりました。＜M.Sさん＞


<font size="2">ストーリーの作り方がわかりやすく体系立てて体験することができました。3名体制できめ細かくサポートしていただき、ありがとうございました。＜H.Yさん＞


<font size="2">とても濃い内容です。グループでの発表も、お互いの能力向上に役立ちました。参加者の方も前向きで有意義でした。アフターフォローもあるし、ここまでやってくれるセミナーは初めてです。講師が3人ともユーモアがあり、楽しかったです。＜橋本文郎さん＞


<center><strong><font size="2">【講師紹介】</font></strong></center>

<font size="2">★<strong><font color="#0000FF">山口拓朗（やまぐち たくろう）</font></strong>


<font size="2">ライター&インタビュア／プロフィール作成ライター。1972年生まれ。鹿児島県出身。埼玉県在住。大東文化大学法学部卒業。出版社で6年間、雑誌記者を務めたのち、2002年にフリーライターとして独立。「渋谷のクラブに集う20代の若者」から「老人ホームに集う90代のお年寄り」まで年間100本以上、雑誌記者時代を合わせた15年間で1500件以上の取材・インタビュー歴を誇る。近年は、相手の「強み」を引き出すヒヤリング力とストーリー性に富んだ文章力で、「WEB＆ブログ掲載用プロフィール」の作成も行っている。


<font size="2">じつは生来の「人見知り」。コミュニケーション不全に陥っていた雑誌記者時代は、取材やインタビューがうまくいかず、編集長に罵倒される日々の連続。「このままでは編集者や記者として生きていけない！」と危機感を募らせたある日、「社内一の取材力を手に入れてやる！」と一念発起。自身のコミュニケーション方法を一から見直して、相手のタイプに応じて会話のアプローチを変化させる「性格プロファイル」を編み出す。この独自手法を現場で活用することで、コミュニケーション不全を克服。編集者・記者として次々に企画をヒットさせる。


<font size="2">主な執筆実績媒体は『Asahi Weekly』『FLASH』『OZ magazine』『安心』『ランナーズ』『るるぶ東京』『MOVIE SPLASH VOD』『映画ジャッジ！』『カミオン』など。今年の2月には独自に編み出した「性格プロファイル」を体系化した初の著書『イチローともジャイアンとも初対面ですぐに仲良くなれる本』（こう書房）を出版した。現在はWEBやブログをビジネス活用されている方のプロフィール作成をお手伝いをしながら、ソーシャルメディア時代にふさわしい「心惹かれるプロフィールの書き方」を鋭意研究中。


<font size="2">★<strong><font color="#0000FF">山田稔（やまだ みのる）</font></strong>


<font size="2">出版プロデューサー／編集プロダクション社長。1971年生まれ。千葉県出身ブラジル育ち。千葉県在住。高校生の時からビジネス雑誌で取り扱われ、その縁で出版社でコンピュータ雑誌の編集部、広告代理店で制作部を経て、エディトリアルデザイン会社として1996年に独立。その後、企画、編集、執筆業務を拡大し、編集プロダクションとして1998年に法人化。今では、パソコン書、ビジネス書、実用書などを中心に15年連続、年間50冊以上の書籍出版を手がけている。近年は、詐欺的出版プロデューサーを撲滅すべく、積極的に出版プロデュース業にも取り組んでいる。


<font size="2">編集者になることは学生時代からの夢だったのにもかかわらず、15年以上、年間50冊以上のペースで書籍出版を手がけ続けたことで、仕事にやりがいを見出せなくなった。そんなある日、知人が出版の相談を受ける。素人を出版させるのは大変だけど、彼の熱意にかられて、何とか出版を実現。その時、本人が喜んだことよりも、むしろ、親御さんが喜ぶ姿を見て、身体が熱くなるような感動が込み上げてきた。しかし、一方では、素人の無知に付け込んで、詐欺的出版プロデューサーが暗躍している。そこで、「誰もやらないならオレが詐欺的出版プロデューサーを撲滅してやろうじゃないか」と決意。本気で出版を目指す皆さんの力になれればと思い、日々、活動中。


<font size="2">主なプロデュース実績は、時枝宗臣さんの『ほったらかしで副収入を月10万円増やすしくみ』、原田翔太さんの『ありえないマーケティング』、茶谷清志さんの『龍馬の如く』、山口孝志さんの『FX自動売買ロボット作成マニュアル』、中嶋茂夫さんの『アメブロだからできるパワーブロガーになって夢を叶える方法』、本岡毬穂さんの『アメブロをカスタマイズ』、青山華子さんの『Twitter×アメブロでビジネスを加速する方法』、田渕隆茂さんの『自分らしく儲かるツイッター』など多数。現在、全国47都道府県全てから著者を発掘することを目標にした『日本全国著者発掘プロジェクト！』を展開中。


<font size="2">★<strong><font color="#0000FF">福田剛大（ふくだ たけひろ）</font></strong>


<font size="2">仕事が取れる名刺の専門家／日本名刺協会理事。1968年生まれ。岩手県出身。東京都在住。日本大学法学部卒業。データベースマーケティング会社、大手広告代理店に務めたのち、2006年にフリーランスとして独立。「ビジネスパーソン」や「街の小売店」から「世界トップのIT企業」まで17年間で250業態以上、2000件以上の販売促進ツール制作歴を誇る。近年は、仕事が取れる名刺制作に特化し、「使命」を引き出すコンサルティング力と共感を呼ぶデザインで、名刺交換をしただけで仕事が取れる「絶対受注名刺」の作成も行っている。


<font size="2">じつは「対人恐怖症」を経験。サラリーマン時代に、連日の徹夜残業、リストラへの恐怖などのストレスにより、何のために仕事をしているのかを見失う。そんな時、子供が生まれ「このままではこの子のために格好いい父親ではない！」と感じ転職。対人関係改善のために始めた半年で3000人との名刺交換がきっかけで、名刺交換だけで仕事が取れるメソッドを開発。初対面でも緊張せずに、好印象を与えられるようになる。この独自手法を体系化し、話ベタな人でもその場で仕事が取れる「絶対受注名刺」を確立。


<font size="2">主な取材実績媒体は『J-WAVE』『日経新聞』『日刊ゲンダイ』『神奈川新聞』『日本農業新聞』『BIG tomorrow』『アントレ』『ゆほびか』ダイヤモンド･ビジョナリー』『月間近代中小企業』『印刷雑誌』など。昨年の7月には独自に編み出した「名刺ノウハウ」を体系化した初の著書『２４人に１人渡すだけで仕事が取れる「絶対受注名刺」』（ハギジン出版）を出版。現在は士業・コンサルタント・コーチ業・起業予定者など、自分自身のブランドで勝負をしている方のブランドプロモーション作成を支援している。「仕事が取れるプロフィール」を構築することで、日本を元気にすることが夢。</font></font>


<font size="2"><strong>セミナーの申し込みは下記より</strong>
▲名古屋
<a href="http://my.formman.com/form/pc/d0lCUHQIA9MhovYz/" target="_blank"><u>http://my.formman.com/form/pc/d0lCUHQIA9MhovYz/</u></a>
▲大阪
<a href="http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/" target="_blank"><u>http://my.formman.com/form/pc/n6C2FvKDQtogDLCM/</u></a>]]>
   </content>
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   <title>映画批評「はやぶさ／HAYABUSA」</title>
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   <published>2011-09-29T11:55:13Z</published>
   <updated>2011-10-03T07:41:50Z</updated>
   
   <summary>2011.9.29　映画批評 10月1日より公開される「はやぶさ／HAYABUS...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<font size="2">2011.9.29　映画批評

<img alt="moovie.hayabusa.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/moovie.hayabusa.jpg" width="340" height="227" />

<font size="2">10月1日より公開される「<class ="text1"><a href="http://movies.foxjapan.com/hayabusa/"target="_blank">はやぶさ／HAYABUSA</a>」。


<font size="2">監督：堤幸彦　プロデューサー：井上潔 、宮崎大 、市山竜次　脚本：奥平綾子 、井上潔　協力：JAXA（宇宙航空研究開発機構）　出演：竹内結子、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、筧利夫、市川実和子、甲本雅裕、マギーほか　上映時間：140分　配給：2011年日本／20世紀フォックス映画


<font size="2">2010年6月、絶体絶命の危機を脱して帰還を果たした小惑星探査機＜はやぶさ＞。もしもこの探査機が完璧にミッションをこなして予定通りに帰還していたなら、あるいは日本列島を熱狂の渦で巻き込むほどの話題にはならなかったのかもしれない。


<font size="2">逆を言えば、＜はやぶさ＞の前に立ちはだかった障害――小惑星への不時着、交信途絶、燃料漏れ、イオンエンジンの停止など――があまりに大きく致命的だったといえよう。だから、彼（！）の帰還は“奇跡”と呼ばれ、人々に感動を与えたのだ。


<font size="2">本作のクランクイン前に、東日本大震災が起きたのはもちろん想定外だが、幾多の苦難を乗り越えた＜はやぶさ＞の実話に基づいた映画『はやぶさ／HAYABUSA』が、今このタイミングで公開されるのは、偶然の顔をした必然のように思えてならない。


<font size="2">奇跡の帰還を支えたプロジェクトスタッフの志と信念、そして飽くなき探究心に目を付けたのは、本作の発案者でもある井上潔プロデューサーの隻眼といえるだろう。井上プロデューサーは監督に『20世紀少年』シリーズの堤幸彦を招聘、JAXA（宇宙航空研究開発機構）の全面協力、さらにはハリウッドのメジャースタジオ「20世紀フォックス」を巻き込んでの撮影をスタートさせた。]]>
      <![CDATA[


<font size="2">2002年、宇宙オタクの水沢恵（竹内結子）は、JAXA（宇宙航空研究開発機構）対外協力室室長（西田敏行）に誘われて宇宙科学研究所の一員となる。翌2003年、さまざまな苦難を乗り越えて小惑星探査機＜はやぶさ＞が打ち上げられた。月以外の小惑星のサンプルを持ち帰るという世界初のミッションに挑むためだ。2005年、＜はやぶさ＞は小惑星イトカワへの着陸に成功するが、その後、広大な宇宙空間で行方不明になってしまう。しかし、科学者たちは決して＜はやぶさ＞を見捨てようとはしなかった……。


<font size="2">特筆すべきは、関係者に徹底した取材を行って、人物の容姿から管制室の様子まで「完全コピー」を目指したというリアリティだ。実話の再現性にとらわれすぎて大ゴケした映画は数知れないが、今回はそうしたリスクを背負ってもなお＜はやぶさ＞に情熱を注いだ関係者への敬意を最優先。机上で用意した美談とは一線を画す泥臭い人間ドラマを紡ぎながら、スクリーンに、＜はやぶさ＞プロジェクトに懸ける関係者の「熱い思い」を焼き付けることに成功している。難しい専門用語には字幕で注釈を付けるなど観客への気配りも忘れていない。


<font size="2">宇宙空間をひとりきりで旅する＜はやぶさ＞は、最新鋭のVFXを駆使した精密なCG映像で再現。時折、登場人物の台詞を借りて＜はやぶさ＞にまつわる構造解説を挟む演出も心憎く、劇場を出るときには、すべての観客が工学的観点から＜はやぶさ＞を語れる「にわか宇宙マニア」となっているはずだ。


<font size="2">宇宙分野における歴史的偉業を映画化したにしては、仕上がりがやや地味な気もするが、いかにもハリウッド好みな「お涙ちょうだいドラマ」を回避した点は評価できる。おあつらえ向きな感動で観客をその気にさせるのではなく、＜はやぶさ＞を愛してやまない人々の夢と誇りに焦点を当てることで、観客自身が心に宿すそれぞれの自信と勇気を呼び起こす。そんな力強さを秘めた作品だ。どうやら微粒子以上に大きな成果を＜はやぶさ＞は持ち帰ったようである。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：70点／100点満点中</b>]]>
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   <title>映画批評「コクリコ坂から」</title>
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   <published>2011-09-03T07:37:29Z</published>
   <updated>2011-09-03T07:48:36Z</updated>
   
   <summary>2011.9.3　映画批評 公開中の「コクリコ坂から」。 監督：宮崎吾朗　企画：...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<font size="2">2011.9.3　映画批評

<img alt="kokuriko.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/kokuriko.jpg" width="340" height="227" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://kokurikozaka.jp/"target="_blank">コクリコ坂から</a>」。


<font size="2">監督：宮崎吾朗　企画：宮崎駿　プロデューサー：鈴木敏夫　脚本：宮崎駿、丹羽圭子　主題曲・主題歌：手嶌葵　声の出演：長澤まさみ、岡田准一、竹下景子、石田ゆり子、風吹ジュン、内藤剛志、風間俊介、大森南朋、香川照之、柊瑠美ほか　上映時間：91分　配給：2011年日本／東宝


<font size="2">スリル、驚き、爽快感、癒し、学び、悲しみ、喜び……。映画から与えられるものは作品ごとに異なる。


<font size="2">スタジオジブリの最新作『コクリコ坂から』から与えられたものは、ノスタルジー、つまり、郷愁である。


<font size="2">東京オリンピックを目前に控えた1963年の横浜。高校に通う海（うみ）は、毎朝、今は亡き父のために、港が見える丘の上にあるコクリコ荘から旗を揚げていた。研究者の母は海外出張中で、海は、下宿人を含め6人の面倒を見ている。


一方、同じ高校の新聞部に在籍する俊は、明治時代に建てられた由緒ある部室棟――通称「カルチェラタン」――の取り壊しに反対し、抗議活動を続けていた。ふたりは心惹かれ合うが、やがてお互いの出生の秘密を知ることになり……。]]>
      <![CDATA[


<font size="2">見どころは1963年という時代を投影した描写に尽きる。それは「ガリ版刷り」や「ポンポン舟」「路面電車」「オート三輪」のような分かりやすいアイコンでも表現されているし、大世帯の暮らしぶりや商店街の活気、学内での熱気を帯びた弁論大会などでも表現されている。


<font size="2">なかでも私が好きなのは、学園の理事長に直談判に行った先で、海や俊が「待ちぼうけ」を食うシークエンスだ。理事長が姿を現すまでの間、何ら本筋には絡まない人々が、彼らの前を通り過ぎる。ところが、その名もなき人々が交わすとめもない会話から、ぷーんと時代の芳香が漂ってくるのだ。


<font size="2">学生たちが協力し合って「カルチェラタン」を大掃除する光景は、作品の遠景ではなく、近景として描かれている。1960年代。貧しくも希望に満ちたこの時代において、人々は密に助け合っていた。ともすればコミュニケーション不全に陥りがちな平成の時代に、ジブリがあえてこの原作（同名の少女マンガ）を映画化した理由のひとつには、消失しつつある「人と人との絆」を描きたい、という意志もあったのではないだろうか。


<font size="2">もっとも『コクリコ坂から』は、ノスタルジーというワンテーマで完結している作品ではなく、その中核には海と俊の純愛という「普遍のテーマ」を据えている。ときめきからスタートする一連の恋の変遷――接近、告白、誤解、決裂、修復――の過程において、鑑賞者の多くが、多かれ少なかれ経験したことのある懐かしい感情を呼び起こされるだろう。


<font size="2">しかしながら、この恋のドラマがいかんせん弱い。彼らに待ち受けている「出生の秘密」という障壁が安直すぎるのも問題だが、是が非でもその障壁を乗り越えようとする気概、恋の躍動のようなものが、海や俊に見られないのも残念だ。「出生の秘密」の結末を二転三転させることには熱心だが、ふたりの心情を掘り下げようという意志が微弱だ。ういういしい高校生の純愛にしては、どこか行儀が良すぎるし、彼らが抱えていたであろう葛藤や不安が描ききれていない。


<font size="2">宮崎吾朗監督の成長は、多くの方が認めるところだろう。前回メガホンを取った『ゲド戦記』（2006年）で散見された過剰な自意識は薄れ、作品全体を見渡す鳥瞰の視点が備わった気がする。とはいえ、果たして、この作品をアニメで見せる必要があったのか？　と考えたとき、首をひねらずにはいられない。仮に、本作が『ALWAYS 三丁目の夕日』（2005年）のような実写で製作されていた場合、あるいはアニメ（本作）を凌駕する映画ができたのでは、という思いが頭をもたげる。


<font size="2">ジブリに期待するのが、主人公が空を飛ぶファンタジーだと言いたいわけではないが、アニメの利点や優位性がどこにあるのかについては、改めて一考を要してもらいたいところだ。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：75点／100点満点中</b>]]>
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   <title>映画批評「BIUTIFUL ビューティフル」</title>
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   <published>2011-08-21T04:52:35Z</published>
   <updated>2011-08-21T05:09:40Z</updated>
   
   <summary>2011.8.21　映画批評 公開中の「BIUTIFUL ビューティフル」。 監...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<font size="2">2011.8.21　映画批評

<img alt="movie.BIUTIFUL.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.BIUTIFUL.jpg" width="340" height="227" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://biutiful.jp/index.html"target="_blank">BIUTIFUL ビューティフル</a>」。


<font size="2">監督・原案：アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ　脚本：アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、アルマンド・ボー、ニコラス・ヒアコボーネ　出演：ハビエル・バルデム、マリセル・アルバレス、ハナ・ボウチャイブ、ギレルモ・エストレラ、エドゥアルド・フェルナンデス、ディアリァトゥ・ダフほか　上映時間：148分　配給：2010年スペイン・メキシコ／ファントム・フィルム


<font size="2">負の連鎖を描いた群像作品『バベル』の名匠アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督と、アカデミー賞に輝いた『ノーカントリー』で映画史上屈指の悪役シガーを演じたハビエル・バルデムがタッグを組んだ作品につき、少なからず期待（いい意味で、覚悟）をしていたが、結果は、いいほうに裏切られた。「少なからず」という気弱なエクスキューズなど付けずに、「大いに」期待しておけばよかったのだ。おかげで「覚悟」が足りず、ヒドい目にあった。エンドロールが消えてからも、しばらく席を立てないではないか。]]>
      <![CDATA[


<font size="2">スペインのバルセロナに暮らすウスバル（ハビエル・バルデム）は、裏社会で非合法な仕事に手を染めながら、幼いふたりの子供と、躁鬱病の元妻を支えながら暮らしていた。ところがある日、ウスバルは余命2カ月の末期ガンであることを宣告される。ウスバルは、迫り来る死の恐怖と闘いながら、子供たちに何を残せばいいのか、何を残すことができるのか、考えあぐねるが……。


<font size="2">3.11を経験した日本において、この手のヘビーな映画をお勧めしていいものか、迷うところだ。しかし、この映画を観た人であれば、きっと理解してくれるだろう。この作品が、闇雲に人を暗い気持ちにさせるものではなく、「限りある生」を宿命づけられた人間に、その「生き方」を問う真摯な物語であるということを。模範解答は提示されない。気が付けば、難問山積のウスバルに感情移入を余儀なくされ、どうしようもない焦りと葛藤と不安と恐怖を追体験させられるのだ。


<font size="2">主人公に絶望を味わわせること自体は、映画の常套手法である。しかし、ウスバルに襲いかかる受難は、多様にして深刻。あまりに救いようのなものばかりだ。滅び行くわが身を案ずる暇さえなく、社会の下層エリアで仕事と子育てに追われる日々。元妻との関係は悪化の一途をたどり、仕事では「人の生き死に」に関わる悲劇的な事態に見舞われ、プライベートでは救世主に見えた人物の裏切りに合う。夢も希望もない。見渡す限り絶望の淵である。唯一の希望といえば、そうした危機的な状況下で、ウスバルが、一家心中という選択肢を選ばなかったことくらいだろうか。父親たる彼の責任感には目を見張るものがある。


<font size="2">陰影を利かせた映像は、まるでウスバルの心を覆う「陰」と「影」を強調するメターファーのよう。また、何気なくつづられた日常のひとコマひとコマには、ウスバル一家が置かれた、お世辞にも恵まれているとはいい難い生活環境が浮かび上がる。冗長さと説教臭さを徹底的に排除しながら、情景描写と心理描写を丹念に積み重ねて行く演出は、名匠と呼ばれるイニャリトゥ監督ならではの絶妙采配。その心意気に応えるハビエル・バルデムの演技も神懸かり的だ。


<font size="2">針の先の一点にも満たない人生において、さらに「期限」が付けられたときに、人は初めて「生きている」という現実に気づき、この先どう生きるかに意識を向け始める。言うなれば、ウスバルは、私たち人間が例外なく直面しながらも後回しにし続けている「問い」に答えるべく受難を背負った、ある種のスケープゴートのようなものだ。だからこそ、私たちは痛々しくも必死にもがくウスバルの一挙手一投足に敏感に反応してしまうのだろう。この映画の重さに心が押しつぶされそうになったということは、限りある人生を深く見つめている証拠——。そう思う以外に、ただならぬこの胸のざわつきを抑えることはできない。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：80点／100点満点中</b>]]>
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   <title>映画批評「ミスター・ノーバディ」</title>
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   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2011://1.736</id>
   
   <published>2011-06-29T01:45:52Z</published>
   <updated>2011-08-21T04:52:05Z</updated>
   
   <summary>2011.6.29　映画批評 公開中の「ミスター・ノーバディ」。 監督：ジャコ・...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<font size="2">2011.6.29　映画批評

<img alt="moovie.mr.nobody.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/moovie.mr.nobody.jpg" width="340" height="227" />

<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.astaire.co.jp/mr.nobody/"target="_blank">ミスター・ノーバディ</a>」。


<font size="2">監督：ジャコ・ヴァン・ドルマル　エグゼクティブプロデューサー：ジャン＝イヴ・アスラン　出演：ジジャレッド・レト、サラ・ポーリー、ダイアン・クルーガー、リン・ダン・ファン、ダニエル・メイズほか　上映時間：137分　配給：2009仏・独・カナダ・ベルギー／アステア


<font size="2">たとえば、あなたに好きな人がいるとする。しかし残念なことに、その人は明日旅立ってしまう。会えるのは今夜が最後。あなたは自分の気持ちを好きな人に伝えることもできるし、伝えずに立ち去ることもできる。


<font size="2">さて、ドウスル？]]>
      <![CDATA[


<font size="2">とかく「人生の選択」をテーマにした映画が生まれやすいのは、そこに「未来はだれにも予見できない」という“不確実性”が付随するからだろう。未来が見えないがゆえに、人は人生の分岐点における「選択」を、恐れ、ためらう。


<font size="2">“不確実性”というのは、映画にとって妙薬であり、うま味でもある。「選択」を要する分岐点に主人公を立たせることで、多かれ少なかれドラマが生まれる。「歓び」という味になるか、「哀しみ」という味になるか、はたまた「後悔」という味になるか、ドラマのお味は、煮立ててみてのお楽しみだが。


<font size="2">ところが、本作『ミスター・ノーバディ』は、こともあろうか「選択」という概念を放棄するという驚きのアプローチに出た。


<font size="2">2092年、人間は科学の力で不死の人生を手に入れていた。突然目覚めた108歳のニモ（ジャレッド・レト）は、他の人たちと大きく異なっていた。彼は永久再生化を施していない、世界で唯一の「死ぬことのできる人間」だったのだ。もはや天然記念物扱いの彼の一挙一動は、全世界に生中継されていた。


<font size="2">そんな折、ニモのもとにやって来たひとりの新聞記者が、ニモの過去に迫るべく質問を始めた。ベッドに身を横たえたニモは、おぼろげな記憶の数々をよみがえらせていくが、そこには虚実の境が見えない不思議な世界が広がっていた……。


<font size="2">１の道と２の道があった場合、通常、映画が描くのは、主人公が「選択」したどちらか一方の道だけである。ところがこの映画は、１の道も２の道も両方描く。さらに現れた分岐点では、３の道も４の道も描く。終わってみれば、あっぱれ、12の道（人生）を描ききったのである。


<font size="2">ある人生では、大好きな女性と激しい恋に落ちる人生を送り、ある人生では、事故に遭って寝たきりの人生を送る、といった具合にだ。だが、どの人生も紛れもなくニモ自身のものである。


<font size="2">こうしたパラレルな多重構造に対して「そんなのはおかしい！」と楯つくのは無粋といえよう。なぜなら、こうした不可思議なドラマ構造を通じて蒸留される「何か」に考察を加えることこそが、この種の作品の醍醐味だからだ。


<font size="2">少なくともこの映画は、簡単に感動を与えてくれるタイプの作品でも、安易に講釈をたれるタイプの作品でもない。観客側から積極的にアプローチをかけて、その真意を読み解くタイプの作品である。主人公が「ある重大な判断」を下す終盤のシークエンスは、この作品が紛れもない傑作であることを決定づける。いやはや、たまにこういう作品に出合うから映画鑑賞はやめられない。


<font size="2">ジャコ・ヴァン・ドルマン監督は実にお優しい。複雑な映画を見慣れていない人たちが迷子にならないよう、随所に工夫と配慮をちりばめている。「私は迷子になってしまうかも……」と不安な方は、スクリーンを彩る「色」に注意しながらストーリーを追うといいだろう。


<font size="2">「選択」という概念を手放した『ミスター・ノーバディ』という作品の評価と解釈は、一人ひとりの観客に委ねられているが、私自身は、どんな道にも、例外なく「喜怒哀楽」、さらに鳥瞰するなら「幸・不幸」が存在している点に、ひとつの理解を得ることができた。極端な言い方をするなら、「選択」、それ自体に大きな意味はない、ということだ。


<font size="2">パラレルに展開される12の物語を破綻させることなくまとめあげたジャコ・ヴァン・ドルマン監督の鋭い論理的思考と、芸術性に優れた絵作りに脱帽だ。右脳派にも左脳派にも訴えかける力を持っているが、むろんそれは、万人受けするという意味ではない。脳の全領域をフル稼働させた者だけに、ようやく示唆めいたものが見えてくるという、そういう映画である。手ごわいが、代え難い余韻が味わえる。


<font size="2"><center><b>お気に入り点数：90点／100点満点中</b>]]>
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   <title>2011年1〜4月 「映画」プチ批評</title>
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   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2011://1.733</id>
   
   <published>2011-05-01T14:16:30Z</published>
   <updated>2011-05-01T15:22:46Z</updated>
   
   <summary>2011.5.1 2011年1〜4月の作品を、一気にプチ批評！ 「しあわせの雨傘...</summary>
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         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<font size="2">2011.5.1


<font size="2">2011年1〜4月の作品を、一気にプチ批評！


<font size="2">「しあわせの雨傘」（フランス）
<font size="2"><a href="http://amagasa.gaga.ne.jp/"target="_blank">http://amagasa.gaga.ne.jp/</a>

<font size="2">家族から“置き物”のように扱われていた妻が、雨傘工場の経営者である夫が倒れたのをきっかけに、経営者としての才能を開花させていく……。亭主関白の主人を（結果的に）出し抜いて、華やかな人生へと離陸する熟年女性の決意（開き直り？）が爽快。名女優カトリーヌ・ドヌーブを起用してフランソワ・オゾン監督が紡いだのは、豪華なビジュアルと軽妙洒脱な演出で観客を酔わせる愛すべき人生讃歌だ。ドヌーブとカラフルな傘たちのさり気ない共演は、名作『シェルブールの雨傘』へのオマージュだ。　70点


<font size="2">『僕が結婚を決めたワケ』（アメリカ）
<font size="2"><a href="http://www.boku-kekkon.jp/"target="_blank">http://www.boku-kekkon.jp/</a>

<font size="2">ヒットメーカー、ロン・ハワード監督の最新作は、友人の妻の浮気を知った主人公が、真実を友人に話すべきか否かで葛藤。そうこうしているうちに、自身の恋人との関係にも疑心暗鬼になっていく……という恋愛コメディ。『僕が結婚を決めたワケ』というタイトルとは裏腹に、ドラマも重心は「恋愛」ではなく「友情」に置かれている。「素直さ」をキーワードに、人間心理の奥深くに切れ込んでいく展開が見事だ。 男優コンビ（ヴィンス・ヴォーン×ケヴィン・ジェームス）のコメディセンスが冴えまくる、笑えて心温まるオススメの1本。　85点


<font size="2">「ヤコブへの手紙」
<font size="2"><a href="http://www.alcine-terran.com/tegami/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/tegami/</a>

<font size="2">舞台は1970年代のフィンランド。12年の刑期を終えて出所した女性レイラと、盲目の牧師ヤコブの交流を描いた作品。不信感の塊だったレイラが「赦し」と「愛」を得て、人生を肯定し始める希望の物語だ。登場人物はレイラとヤコブ、それにヤコブに手紙を届ける郵便配達員の3人。こんな小さな作品でも、人の心を打つことができるのかあ、と映画の魅力を再認識させてくれた秀作だ。不可解な行動を取る郵便配達員が、ちょっぴりミステリアスな雰囲気を醸す。　85点


<font size="2">「ハーモニー　心をつなぐ歌」（韓国）
<font size="2"><a href="http://www.harmony-movie.com/"target="_blank">http://www.harmony-movie.com/</a>

<font size="2">実話から生まれた女子刑務所合唱団の物語『ハーモニー』は、「韓国で300人が号泣した」という宣伝文句に偽りなしのエンタテインメント。18ヵ月だけ刑務所で子供だけ暮らす事が許されている母親ジョンヘ（キム・ユンジン）のドラマもさることながら、この映画の“良心”とも言えるある死刑囚の身に待ち受けていた結末も号泣必死。孤独や絶望、罪悪感など、さまざまな感情を抱く受刑者たちが、心をひとつにして奏でる合唱を聴きながら、「この映画はズルすぎる！」と心で抵抗するのが精一杯だった。　70点


<font size="2">「ブローン・アパート」（イギリス）
<font size="2"><a href="http://blown-apart.com/"target="_blank">http://blown-apart.com/</a>

<font size="2">恋人との情事を楽しむその最中、息子と夫が爆破テロに巻き込まれて死亡……。大胆なシチュエーションから母親の罪悪感と喪失感を描こうとしたまではよかったが、テロにまつわる陰謀劇にまで手を広げたことで、テーマが完全にボケてしまった（恋人の取材活動もご都合主義）。主人公の母親を演じたミッシェル・ウィリアムズの美しい裸体も、脚本の失敗を補うには至らなかった。鑑賞後に残るのは、余韻ではなく痛々しさだ。　30点


<font size="2">「幸せの始まりは」（アメリカ）
<font size="2"><a href="http://bd-dvd.sonypictures.jp/shiawase-hajimari/"target="_blank">http://bd-dvd.sonypictures.jp/shiawase-hajimari/</a>

<font size="2">ソフトボールの女子全米代表チームから突然クビを宣告された31歳のリサが、恋という新たなフィールドで人生を模索する恋愛コメディ。リサが心惹かれるのは、人気大リーガーの肉食系マティと、誠実だが投資詐欺の容疑をかけられている草食系ジョージのふたりだが、三者のドラマ展開上の接点が少ないため、くり広げられるシーソーゲームがリアリティに欠ける。本来であれば作品を引き締めるはずのジャック・ニコルソンの存在も空転気味。「選択」や「決断」をテーマにするのであれば、ことさら感情の伏線が張りに力を入れるべきであった。　40点


<font size="2">「恋とニュースのつくり方」
<font size="2"><a href="http://www.koi-news.jp/"target="_blank">http://www.koi-news.jp/</a>

<font size="2">低視聴率情報番組のプロデューサーに採用されたベッキー（レイチェル・マクアダムス）が、体当たりの企画実現力で視聴率をV字回復させていくハッピームービー。失敗を恐れずに突き進む主人公は頼もしくもあるが、あまりに一本調子に突き進む姿は、少々、いや、相当に痛々しい。反目する大御所キャスターふたり（ハリソンフォード×ダイアン・キートン）の笑えるバトルが、ある意味、いちばんの見どころ。ベテランの活躍に救われた1本だ。　40点


<font size="2">「再生の朝に -ある裁判官の選択-」（中国）
<font size="2"><a href="http://www.alcine-terran.com/asa/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/asa/</a>

<font size="2">刑法改正のタイミングに起きたある窃盗事件の裁判で、被告に死刑判決を下したベテラン裁判官のティエン。彼はひとり娘を事故でなくして絶望の淵に立っていた。事件に関わるさまざまな立場の人たちが思惑を交錯させるななか、ティエンの気持ちに少しずつ変化が生まれる。そして死刑執行当日、彼はある思いもよらない行動に出るーー。失職覚悟の英断は、彼自身が再生を果たすためにも必要不可欠であった。抑制を利かせた演出が、ティエンの振幅する心情をまざまざと浮かび上がらせる。　60点


<font size="2">「アメイジング・グレイス」（イギリス）
<font size="2"><a href="http://www.amazing-movie.jp/"target="_blank">http://www.amazing-movie.jp/</a>


<font size="2">奴隷解放運動に生涯を捧げた政治家ウィリアム・ウィルバーフォースの半生に迫った秀作。既得権益を守ろうとする奴隷制擁護派から容赦ないバッシングを受けながらも、奴隷貿易撤廃への意欲を失わず、行動をし続けるウィルバーフォースの不屈の精神が、観る者に大きな感動を与える。彼を支えたのは、志を同じくする妻の存在と、師であるジョン・ニュートンが作詞した名曲『アメイジング・グレイス』であった。重厚な絵作りと英国屈指の俳優たちの名演が光る秀作だ。　85点


<font size="2">「大韓民国1％」（韓国）
<font size="2"><a href="http://www.alcine-terran.com/rok/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/rok/</a>

<font size="2">入隊率わずか1％の＜海兵隊特殊捜索隊＞に入隊した女性士官イ・ユミの奮闘を描いたエンターテインメント作品。スポ根ドラマにベタなユーモアを交えた演出は、まるで70年代のB級娯楽映画のよう。あろうことか、訓練中に北朝鮮領土に不時着する「トンデモ」な展開で、観客を唖然の極地へと誘ってくれる。主人公と対立するワン・ジョルパン下士（イム・ウォンヒ）が、敵意をむき出しに、次から次へと仕掛けてくる稚拙な妨害作戦が痛々しい。よくもまあ韓国軍隊のイメージダウンにつながらなかったものだ……。　50点


<font size="2">「ランナウェイズ」（アメリカ）
<font size="2"><a href="http://www.runaways.jp/"target="_blank">http://www.runaways.jp/</a>

<font size="2">物語のモデルは1970年代に一世を風靡したガールズバンド、ランナウェイズ。彼女たちのデビュー前夜から悲劇的な空中分解までを赤裸々に綴ったビターな青春記だ。衝撃的な悩殺パフォーマンスで時代の寵児となったランナウェイズだが、祭り上げられた虚像の重圧にさらされながら、メンバーたちは迷い、傷つき、葛藤する。クリステン・スチュワートとダコタ・ファニングの全身全霊を捧げた演技が、偏見という荒波を切り裂いて時代を突き進んだランナウェイズの「熱」と重なる。　75点


<font size="2">「ショパン　愛と哀しみの旋律」（ポーランド）
<font size="2"><a href="http://www.chopin-movie.com/"target="_blank">http://www.chopin-movie.com/</a>

<font size="2">繊細な楽曲を世に送り出した“ピアノ詩人”ことショパンの半生を描いた人間ドラマ。女流作家ジョルジュ・サンドとの出会いと別れ、息子との確執、娘との恋沙汰、自身の肺病など、さまざまなドラマが絡む激動の人生は、苦悩や挫折を創作の肥やしとする芸術家の宿命か。しかし、その本質は「放蕩」というよりは「純粋」で、誰よりも弱く傷つきやすい“時代の寵児”の素顔が浮き彫りとなる。急ぎ足の展開は賛否が分かれるところだろうが、世界的な演奏家が担当した音楽は絶品。クラシックファンには喜ばれるだろう。　60点


<font size="2">「台北の朝、僕は恋をする」（台湾）
<font size="2"><a href="http://aurevoirtaipei.jp/"target="_blank">http://aurevoirtaipei.jp/
</a>

<font size="2">名物の夜市やコンビニ、公園、地下鉄……等々、古きと新しきとが混在する台湾の街を舞台にした本作は、知り合って間もない若い男女が、さまざまな危険＆トラブルを乗り越えながら、お互いの距離を少しずつ縮めていくコミカルなラブストーリー。生活感や活気、それに色と光にあふれる台湾の街並が存分に味わえる点はすばらしいが、ひょんなことからふたりが巻き込まれる裏社会の陰謀劇は、スリルやリアリティが「B級コント劇」のそれ。本格派のラブストーリーを期待すると肩すかしをくらうだろう。　35点


<font size="2">「木洩れ日の家で」（ポーランド）
<font size="2"><a href="http://www.pioniwa.com/nowshowing/komorebi.html"target="_blank">http://www.pioniwa.com/nowshowing/komorebi.html</a>

<font size="2">ポーランドはワルシャワ郊外の森。人生の大半をすごした木造の古い屋敷で、91歳になるアニェラは、愛犬のフィラデルフィアと静かに暮らしていた。大切な思い出と共に生きる彼女だったが、息子夫婦との確執や自宅の売買問題に直面する……。現実を憂いたアニェラが、人生の引き際に下した決断が静かな感動を誘う。気品漂う詩的なモノクローム映像と撮影当時91歳だった主演ダヌタ・シャフラルスカの人間味あふれる演技に注目だ。　65点


<font size="2">「ゲンスブールと女たち」（フランス、アメリカ）
<font size="2"><a href="http://www.gainsbourg-movie.jp/"target="_blank">http://www.gainsbourg-movie.jp/</a>

<font size="2">1991年に急逝した芸術家セルジュ・ゲンスブールの破天荒な生涯に迫った伝記映画。酒とタバコと音楽と自由を何よりも愛し、美男子でないにも関わらず、独特の繊細さとダンディズムで世の美女を渡り歩いた鬼才の伝説的エピソードの数々を、人気のバンドデシネ（フランスのコミック）作家ジョアン・スファールが、色気のあるアーティスティックな映像で甦らせる。シャンソン、ジャズ、フレンチ・ポップ……等々、ゲンスブールが奏でる名曲と共に紡がれる物語は、エレガントにして情熱的。エリック・エルモスニーノの神懸かった演技も見逃せない。　80点]]>
      
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   <title>2010年下半期 「映画」未批評作品　後編</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yamaguchi-takuro.com/100/115/2010_1.html" />
   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2011://1.732</id>
   
   <published>2011-03-31T17:57:00Z</published>
   <updated>2011-03-31T18:10:03Z</updated>
   
   <summary>2011.4.1 批評し損ねた2010年下半期の作品を、一気にプチ批評！＜後編＞...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="115■映画批評（鑑賞順）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[<font size="2">2011.4.1

<font size="2">批評し損ねた2010年下半期の作品を、一気にプチ批評！＜後編＞


<font size="2">「REDLINE」（日本）
<class ="text1"><a href="http://red-line.jp/index.html"target="_blank">http://red-line.jp/index.html</a>

<font size="2">作画枚数10万枚を誇るアニメーション映画『REDLINE』は、独創性に富んだおどろおどろしい手描きの絵と、強烈なインパクトを残す奇想天外な舞台設定が魅力。繊細さと歪みを兼ね備えた手描きならではの映像が、CG映像とは一線を画す武器になっている。難点を上げるなら、主人公の「純愛」を際立たせるサブストーリーが弱かった点。木村拓哉と蒼井優が声優として新境地を開いた。　55点


<font size="2">「nude」（日本）
<class ="text1"><a href="http://www.alcine-terran.com/nude/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/nude/l</a>

<font size="2">AV業界の第一線で活躍し続けてきたAV女優みひろが書き下ろした私小説を映画化。平凡な高校生がAV女優になるまでのプロセスを描くなかで、主人公みひろが直面するさまざまな現実的な問題、それに、内に秘めた不安や葛藤、野心などをリアルに描く。主演の渡辺奈緒子が、みひろの複雑な心情を繊細な演技で表現するほか、体当たりのベッドシーンでは美しい裸体も披露。意外に骨太な作品に仕上がった。　70点


<font size="2">「TSUNAMI -ツナミ-」（韓国）
<class ="text1"><a href="http://www.mega-tsunami.jp/"target="_blank">http://www.mega-tsunami.jp/</a>

 <font size="2">高さ100m、時速800km／hのメガ津波が、韓国のリゾート地ヘウンデを襲う。ハリウッド式パニック大作の1/10にも満たない製作費ながらも、未曾有の災害にのみ込まれる韓国市民の日常と人間模様を仔細に描くことで、ハリウッドのヒーローものと一線を画す。巨大タンカーが空から降ってくる映像はすさまじいが、作品の主眼は、突如として死の恐怖に直面した人々が体現する、人間としての誇りや自己犠牲の精神（愛）などに置かれている。　55点


<font size="2">「冬の小鳥」（韓国）
<class ="text1"><a href="http://fuyunokotori.com/"target="_blank">http://fuyunokotori.com/</a>

<font size="2">70年代の韓国を舞台にした感動作。大好きな父に捨てられて孤児になった9歳の少女ジニ（キム・セロン）が、現実に抗いながらも、少しずつ運命を受け入れていく物語。情緒豊かな演出で、少女の絶望と再生への軌跡を描く。父の迎えを待ち続けるジニのひたむきさが心を打つ。　65点


<font size="2">「ルイーサ」（アルゼンチン、スペイン）
<class ="text1"><a href="http://www.action-inc.co.jp/luisa/"target="_blank">http://www.action-inc.co.jp/luisa/</a>

<font size="2">突然職場を解雇された還暦女性ルイーサが、盲人になりすまして地下鉄駅構内で小銭を稼ぎ始める……というストーリー。舞台は失業率8％超のアルゼンチン。倫理道徳もどこ吹く風、ホームレスや身体障害者になりすますルイーサは、社会の底辺で、失いかけた誇りを取り戻したうえ、社会や他者との“つながり”も再確認する。社会の厳しい現実と強靭な人間の生命力を、ユーモアを交えて描いた秀作だ。　85点


<font size="2">「エクスペンダブルズ」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.expendables.jp/"target="_blank">http://www.expendables.jp/</a>

<font size="2">マッチョで命知らずの傭兵軍団が大活躍する本作は、プロジェクトリーダーのシルベスター・スタローンをはじめ、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ブルース・ウィリス、ミッキー・ロークら肉食系のスター俳優10名が勢ぞろいするお祭り筋肉作品（なんとシュワちゃんも登場！）。南米の軍事独裁政権を彼らだけで倒すというB級風のトンデモ展開ながら、彼らの筋肉アクションを見せるには格好の設定。　60点


<font size="2">「瞳の奥の秘密」（スペイン、アルゼンチン）
<class ="text1"><a href="http://www.hitomi-himitsu.jp/"target="_blank">http://www.hitomi-himitsu.jp/</a>

<font size="2">第82回アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞作品。舞台は独裁軍事政権下のブエノスアイレス。凄惨な殺人事件の謎を追うミステリーにふたつのロマンスを編み込んだ濃厚なドラマは、巧みのカメラワークや芸達者なキャストの好演と相まって、観客を気持ちをグイグイと引き込む。衝撃的な結末は、国家の都合により加害者に対する厳罰の機会を奪われた被害者遺族の「愛憎」を浮かび上がらせる。　90点


<font size="2">「アイルトン・セナ　音速の彼方へ」（イギリス）
<class ="text1"><a href="http://senna-movie.jp/"target="_blank">http://senna-movie.jp/</a>　

<font size="2">“音速の貴公子”と呼ばれ、3度のF1王者に輝いたアイルトン・セナの生涯に迫った本作は、バブル期に空前のF1ブームを体験した世代に贈る珠玉の1本！　政治と金がモノを言うF1で葛藤を強いられながらも、レースに対する純粋な心と情熱を持ち続けた最速男の生き様がここに。「かなうなら、何の制約もなく、純粋にレースをしていた頃に戻りたい」と話すセナが印象的。1994年、セナが逝ったイタリア・サンマリノGPの衝撃的な映像が、F1ファンのやりきれない思いを痛切によみがえらせる。　80点


<font size="2">「隠された日記」（フランス、カナダ）
<class ="text1"><a href="http://www.alcine-terran.com/diary/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/diary/</a>　
 
<font size="2">古い一冊の日記に記された真実を通じて、絡み合っていた祖母、母、娘という3世代の「哀しみ」がほどけていく物語。テーマは女性たちの「愛」と「自立」。結末に用意したショッキングな真実は、女心の複雑さを示すメタファーか、あるいは、観客に「自立とは何か？」を問わせる手土産か。名女優カトリーヌ・ドヌーヴの存在感が際立つ。 65点


<font size="2">「ソフィアの夜明け」（ブルガリア）
<class ="text1"><a href="http://www.eiganokuni.com/sofia/index2.html"target="_blank">http://www.eiganokuni.com/sofia/index2.html</a>

<font size="2">2009年の東京国際映画祭でグランプリを受賞した本作は、ブルガリアを舞台に、格差社会の下層で生きる人間たちの葛藤と憤り、そして愛を描いたヒューマンドラマ。主人公のイツォを熱演したフリスト・フリストフの破天荒な生き方を下敷きに脚本が紡がれた（フリストは撮影終了間際に不慮の事故で他界）。ホロ苦い余韻とわづかな希望を残す叙情的な青春記だ。　70点


<font size="2">「パートナーズ」（日本）
<class ="text1"><a href="http://partners-movie.com/"target="_blank">http://partners-movie.com/</a>

<font size="2">子犬のチエが盲導犬へと成長していく過程を背景に、チエに関わる盲導犬訓練士らの人間模様を描く。感動を安売りするステレオタイプな演出には到底賛同できないが、盲導犬とは何ぞや？　を知るには適当な教材である。　30点


<font size="2">「リミット」（スペイン）
<class ="text1"><a href="http://limit.gaga.ne.jp/"target="_blank">http://limit.gaga.ne.jp/</a>

<font size="2">棺桶に閉じ込められたまま埋められた男が、唯一の命綱である携帯電話を頼りに、脱出を試みる究極のワンシチュエーションムービー。史上最小空間でドラマを完結させたアイデアは立派。政治的なアイロニーも込められているが、それより何より、見どころは脱出劇だ。あなたなら携帯電話やオイルライターをどう使う？　知らず知らずのうちに観客は絶体絶命のピンチを追体験させられる。　70点


<font size="2">「マチェーテ」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://bd-dvd.sonypictures.jp/machete/"target="_blank">http://bd-dvd.sonypictures.jp/machete/</a>

<font size="2">鬼才ロバート・ロドリゲスがお見舞いする壮絶アクション作品は、設定もキャラもぶっ飛びまくり。 主演は“恐ろしい顔”の持ち主ダニー・トレホで、ミシェル・ロドリゲス、ジェシカ・アルバ、スティーヴン・セガール、ロバート・デ・ニーロらが脇を固めるというB級映画にはありえない豪華キャスト！　このメンツでエロあり、グロあり、何でもありのアクション映画を作るあたりがロバート・ロドリゲスの真骨頂。不法移民問題もチクリ。　65点


<font size="2">「ハーブ＆ドロシー　アートの森の小さな巨人」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.herbanddorothy.com/jp/"target="_blank">http://www.herbanddorothy.com/jp/</a>

<font size="2">1LDKのアパートに4000点におよぶ現代アート作品をコレクションした老夫婦のライフワークを追ったドキュメンタリー映画。時間があれば作家のアトリエや個展に足を運び、その目で作品を確かめるのがふたりのやり方。他者（評論家や市場価値）の評価に依存しないふたりの鋭い鑑識眼に頭が下がる。芸術の真価について考えさせられる。監督は日本の佐々木芽生。　75点


<font size="2">「信さん　炭坑町のセレナーデ」（日本）
<class ="text1"><a href="http://shinsan-movies.com/"target="_blank">http://shinsan-movies.com/</a>

<font size="2">昭和30年代、九州のとある炭坑町が舞台。炭坑の「繁栄→衰退」という時代の波に翻弄されながら、貧しくも明るく懸命に生きた人々の姿を描いた感動ドラマ。テーマは人間の絆、それに愛と友情だ。取り巻く環境やライフスタイルは異なれど、昭和30年代も今も「人が不安と悩みを抱え」ながらも「幸せを希求する」姿は変わらない。平山秀幸監督作品。　65点


<font size="2">「デイブレイカー」（アーストラリア、アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.daybreakers-movie.jp/"target="_blank">http://www.daybreakers-movie.jp/</a>

<font size="2">主演はイーサン・ホーク。圧倒的大多数のヴァンパイアが絶滅危惧種である人間たちを支配するという特異な世界を描いたSFスリラー。駅の売店で人血をブレンドしたコーヒーが売られるなど倒錯した世界を描いた序盤は、傑作の予感さえさせる出来映え。人間を食料としか見ないヴァンパイアたちの横暴さを通じて、人類のおごりを皮肉るあたりの批判精神も鋭い。ところが、中盤以降、展開もアクションも乱暴になってしまった。残念。 70点


<font size="2">「ベストセラー」（韓国）
<class ="text1"><a href="http://enet-dvd.com/enet/sp/bestseller/"target="_blank">http://enet-dvd.com/enet/sp/bestseller/</a>

<font size="2">盗作疑惑をかけられたベストセラー作家が、人里離れた山奥の不気味な別荘で、奇妙な体験をしながら完成させた新作。が、再起をかけたこの作品に再び盗作疑惑をかけらて……という物語。22年前のある事件に端を発するミステリーの「タネ」は凡庸と言わざるを得ないが、スランプに陥る病的な女流作家に扮したオム・ジョンファの怪演が見逃せない。　30点


<font size="2">「エクスペリメント」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.experimentmovie.com/"target="_blank">http://www.experimentmovie.com/</a>

<font size="2">70年代にスタンフォード大学で行われた心理実験を下敷きにした監獄実験スリラー。極端なシチュエーションに被験者たちを押し込めることによって、理性の奥に潜む人間の欲望や残虐性、それに、支配されてきた人間が支配する側に回る“支配の連鎖”をあぶり出す。エイドリアン・ブロディやフォレスト・ウィティカーを器用することで安定感は増したが、同じ心理実験をモデルにした2002年公開の『es[エス]』の二番煎じの印象は拭いきれていない。　60点


<font size="2">「ソーシャル・ネットワーク」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.socialnetwork-movie.jp/"target="_blank">http://www.socialnetwork-movie.jp/</a>

<font size="2">天才デヴィッド・フィンチャー監督の最新作は、現代的なテーマに正面から挑みつつ、人間誰もがもつ「光と影（多面性）」をほぼ完璧に活写。知的で繊細で大胆で心躍る、映画的興奮が得られる傑作ヒューマンドラマだ。主人公のマーク・ザッカーバーグは世界最大のSNS「Facebook」の創始者。奇人めいた彼の内面を描きすぎないことにより、観客のあらゆる解釈の余地を残している。　95点


<font size="2">「デザートフラワー」（ドイツ、オーストリア、フランス）
<class ="text1"><a href="http://www.espace-sarou.co.jp/desert/"target="_blank">http://www.espace-sarou.co.jp/desert/</a>

<font size="2">世界的な黒人トップモデル、ワリス・ディリーの自伝本を映画化。ソマリアの貧しい遊牧民家庭に生まれたワリスの生命力あふれるシンデレラストーリーであると同時に、「女性割礼」の残酷さと危険性を告発する骨太な社会派作品でもある。彼女が3歳のときに受けたという割礼のシーンでは、思わず目を覆わずにはいられない。　90点


<font size="2">「きみがくれた未来」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://kimi-mirai.jp/"target="_blank">http://kimi-mirai.jp/</a>

<font size="2">弟を亡くした兄が、新たに芽生えた愛を通じて、弟の幻影に別れを告げる成長の物語。非現実的な設定はいいとしても、底の浅いテーマとテンポの悪さが気になる。主演は「ハイスクール・ミュージカル」で一躍ブレイクしたザック・エフロン。深い哀しみと喪失感に満ちた難しい役どころをこなし、アイドルから本格俳優へと脱皮した。


<font size="2">「シュレック フォーエバー」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.shrek-forever.jp/"target="_blank">http://www.shrek-forever.jp/</a>

<font size="2">パラレルワールドを盛り込むことで、人気シリーズの続編にありがちなマンネリ気分を回避。それどころか、一から信頼や愛を勝ち取る難しさを通じて、主人公に日々のありがたさを痛感させる「気づき」の物語は、新味たっぷりで見ごたえ十分。シリーズのファンであれば、本作でしか拝むことのできない各キャラの変貌ぶりが楽しめるはずだ。　70点


<font size="2">「君を想って海をゆく」（フランス）
<class ="text1"><a href="http://www.welcome-movie.jp/"target="_blank">http://www.welcome-movie.jp/</a>

<font size="2">クルド人難民の少年ビラルと水泳コーチのシモンの絆を描いた物語。イギリスで暮らす彼女への純愛を貫くビラルは、ドーバー海峡を泳いで渡って英国本土に上陸することを画策していた。一途なビラルに対するシモンの感情が、しだいに「打算」から「父性的」なものへと変化していくあたりが見どころ。理不尽で不寛容な移民問題に対する告発も兼ねた秀作だ。　70点]]>
      
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   <title>「Asahi Weekly」</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://yamaguchi-takuro.com/196/197/asahi_weekly.html" />
   <id>tag:yamaguchi-takuro.com,2011://1.567</id>
   
   <published>2011-03-20T09:10:19Z</published>
   <updated>2011-09-05T20:21:11Z</updated>
   
   <summary>2011.3.20 週刊英和新聞「Asahi Weekly」で連載していました新...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="197■執筆履歴" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://yamaguchi-takuro.com/">
      <![CDATA[2011.3.20

<img alt="asahi.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/asahi.jpg" width="250" height="61" />

<img alt="asahi1.JPG" src="http://yamaguchi-takuro.com/asahi1.JPG" width="249" height="187" />

週刊英和新聞「<class ="text1"><a href="http://www.asahi.com/english/weekly/"target="_blank">Asahi Weekly</a>」で連載していました新作映画コラム「試写室より」ですが、2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響にて、紙面の減ページが決定。現在、無期限休載中です。


【2011年】
1月16日号：「きみがくれた未来」
1月30日号：「僕が結婚を決めたワケ」
2月13日号：「幸せの始まりは」
2月27日号：「ショパン 愛と哀しみの旋律」
3月13日号：「ランナウェイズ」


【2010年】
1月17日号：「オーシャンズ」
1月31日号：「抱擁のかけら」
2月14日号：「ルドandクルシ」
2月28日号：「バッド・ルーテナント」
3月14日号：「時をかける少女」
3月28日号：「やさしい嘘と贈り物」
4月11日号：「月に囚われた男」
4月25日号：「運命のボタン」
5月16日号：「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」
5月30日号：「あの夏の子供たち」
6月13日号：「アイアンマン2」
6月27日号：「ガールフレンド・エクスペリエンス」
7月11日号：「シュアリー・サムデイ」
7月25日号：「小さな命が呼ぶとき」
8月8日号：「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」
8月29日号：「瞳の奥の秘密」
9月12日号：「TSUNAMI -ツナミ-」
9月26日号：「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」
10月10日号：「ルイーサ」
10月24日号：「パートナーズ」
11月7日号：「ハーブ＆ドロシー アートの森の小さな巨人」
11月21日号：「デイブレイカー」
12月5日号：「エクスペリメント」
12月19日号：「デザート・フラワー」


【2009年】
12月27日号：「誰がため」
12月13日号：「アサルトガールズ」
11月22日号：「2012」
11月8日号：「脳内ニューヨーク」
10月25日号：「PUSH 光と闇の能力者」
10月11日号：「キッチン 〜3人のレシピ〜」
9月27日号：「空気人形」
9月13日号：「ドゥームズデイ」
8月30日号：「クリーン」
8月9-16日号：「ぼくとママの黄色い自転車」
7月26日号：「コネクテッド」]]>
      

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