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      <title>山口拓朗オフィシャルサイト 「聞く」「書く」のプロ</title>
      <link>http://yamaguchi-takuro.com/</link>
      <description>フリーライター・山口拓朗のサイト。映画批評を連載しています。ソーシャルメディア時代を楽しむための「聞く」と「書く」を提供しています。</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2012</copyright>
      <lastBuildDate>Fri, 23 Mar 2012 23:15:23 +0900</lastBuildDate>
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      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

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         <title>仕事を“もっと”呼び込むプロフィール作成セミナー in東京</title>
         <description><![CDATA[<center><img alt="in%E6%9D%B1%E4%BA%AC.png" src="http://yamaguchi-takuro.com/in%E6%9D%B1%E4%BA%AC.png" width="370" height="273" />
</center>

<font size="2">ソーシャルメディアをビジネス活用されている方にとって、自分のプロフィールというのは、おそらく皆さんが思っている以上に重要です。


<font size="2">なぜなら、インターネット上でモノやサービスを買うときに、お客さんは、売り手が「何者か」を購入の基準にするからです。


<font size="2">その売り手に「専門性はあるのか？」「実績は？」「信頼性は？」と考えるのはもちろんのこと、ときに「人柄は？」「ビジョンは？」「生き方は？」ということまで基準に含めるケースもあります。]]></description>
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         <pubDate>Fri, 23 Mar 2012 23:15:23 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「50／50 フィフティ・フィフティ」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2012.2.20　映画批評

<img alt="50%3A50.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/50%3A50.jpg" width="340" height="260" />



<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://5050.asmik-ace.co.jp/"target="_blank">50／50 フィフティ・フィフティ</a>」。


<font size="2">監督：ジョナサン・レヴィン　脚本：ウィル・レイサー　出演：ジョセフ・ゴードン＝レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリックほか　上映時間：100分　配給：2011年米／アスミック・エース


<font size="2">主人公ががん患者でありながら、ユーモアを多分に編み込んで、颯爽と、軽やかに、人生を生きる歓びを活写する『50/50 フィフティ・フィフティ』。「死」や「死別」を悲劇――しばしば安直なお涙ちょうだいドラマの――モチーフとして扱うことの多い邦画とは一線を画す作品である。


<font size="2">ラジオ局で働く陽気で几帳面な性格の青年アダム（ジョセフ・ゴードン＝レヴィット）は、ある日、5年の生存率が50％というガン宣告を受ける。恋人や両親を含めた周囲の人たちが、腫れ物に触るようにふるまうなか、お気楽キャラの親友カイル（セス・ローゲン）だけはいつもと変わらぬ態度で接してくる。ガンを笑い飛ばそうと冷静を装うアダムだったが、徐々に悪化する病状に動揺を隠せなくなり……。]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/5050.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 07 Mar 2012 09:35:04 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「ニューイヤーズ・イブ」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2012.2.10　映画批評

<img alt="movie.newyear.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.newyear.jpg" width="340" height="226" />


<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://wwws.warnerbros.co.jp/newyearseve/"target="_blank">ニューイヤーズ・イブ</a>」。


<font size="2">監督：ゲイリー・マーシャル　脚本：キャサリン・ファゲイト　出演：ハル・ベリー、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・“リュダクリス”ブリッジス、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、ヘクター・エリゾンド、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、セス・マイヤーズ、リー・ミッシェル、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、ティル・シュヴァイガー、ヒラリー・スワンク、ソフィア・ヴェルガラほか　上映時間：125分　配給：2011年米／ワーナー・ブラザース


<font size="2">大晦日のニューヨークを舞台に、妊婦が、末期がんの老人が、ロックスターが、15歳の少女が、レコード会社の御曹司が、自転車便の配達係が、腕利きの女性シェフが、引きこもりのコミック画家が、タイムズスクエアの副会長……等々が、東奔西走する群像エンタテインメント。喜怒哀楽を詰め込んだ、総勢18人のエピソードがランダムに描かれていく。　]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/post_451.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 06 Mar 2012 05:59:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>本日、映画の電子書籍がリリース開始！</title>
         <description><![CDATA[<img alt="300.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/300.jpg" width="300" height="450" /> 

<font size="2">本日、電子書籍（スマホ＆iPad向けアプリ）『あなたにピタリと合う映画教えます！本当に面白い映画　厳選１８本』がリリースされました！


<font size="2">映画の本は売れない、というのが業界の定説です。


<font size="2">しかし、なぜ売れないのかというと、映画の「おもしろさ」と「魅力」を伝えきれていないから、そして、純粋に読み物としてつまらないから、だと私は思っています。


<font size="2">本書では、2011年公開作品から厳選した18本の映画に対して、共著者である樺沢紫苑さん（作家・映画評論家）と私が、それぞれの視点で批評・解説を加えています。


<font size="2">映画を深く読み込むことで「人生の楽しみが増える！」「視野が広がる！」「自己成長が加速する！」そんな体験をしていただければと思います。  


<font size="2"><strong><font color="#0000FF">本日から3日間（2月5日まで）、発売記念キャンペーン価格<font color="#FF0000"><font size="5">85円！</font></font>となります</font></strong>（通常価格350円の75％オフ）。コアな映画ファンから“映画はTSUTAYA派”まで（笑）、ぜひダウンロードいただければと思います。 ※読者全員に2時間30分に及ぶ特典動画「2011年、一番おもしろい映画はこれだ！！」がプレゼントされます。


 <font size="2">iPhone、iPadユーザーはコチラ↓ 
<font size="2"><a href="http://itunes.apple.com/jp/app//id496519415?ls=1&mt=8" target="_blank"><u>http://itunes.apple.com/jp/app//id496519415?ls=1&mt=8</u></a></font>


<font size="2">Androidユーザーはコチラ↓ 
<font size="2"><a href="https://market.android.com/details?id=biz.bookporter.vfield.eiga18" target="_blank"><u>https://market.android.com/details?id=biz.bookporter.vfield.eiga18</font></u></a></font>]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/196/197/post_450.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">197■執筆履歴</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 03 Feb 2012 07:46:15 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「永遠の僕たち」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2012.1.17　映画批評

<img alt="movie.eiennno.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.eiennno.jpg" width="340" height="226" />


<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.eien-bokutachi.jp/"target="_blank">永遠の僕たち</a>」。


<font size="2">監督：ガス・ヴァン・サント　脚本：ジェイソン・リュウ　出演：ヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ、加瀬亮、シュイラー・フィスク、ジェーン・アダムス、ルシア・ストラス、チン・ハンほか　上映時間：90分　配給：2011年米／ソニーピクチャーズ


<font size="2">上映時間はわずか90分、5600秒。『ミルク』（2008年）のガス・ヴァン・サント監督は、この限られた時間に「生きること、愛することの尊さ」を密閉した。ぜい肉のない必要最低限の描写で、「死」というテーマと対峙した、世にも美しいラブストーリーだ。風変わりな脚本も、瑞々しい映像や繊細な音楽も、すべてがこの美しいパズルを完成させるために不可欠なピースである。　


<font size="2">交通事故で両親を失った少年イーノック（ヘンリー・ホッパー）は、高校を中退後、怠惰な日常を送っていた。彼の唯一の友人は、彼にしか見えない日本人特攻隊員の幽霊ヒロシ（加瀬亮）だけ。アカの他人の葬式に潜入する趣味があるイーノックは、ある葬式で少女アナベル（ミア・ワシコウスカ）と出会う。彼女は癌で闘病中だったが、ある日の検査で癌が再発していることが発覚し……。]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/201217.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 17 Jan 2012 17:51:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「マネーボール」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2012.1.7　映画批評

<img alt="movie.money_ball.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.money_ball.jpg" width="340" height="222" />

<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.moneyball.jp/"target="_blank">マネーボール</a>」。


監督：ベネット・ミラー　原作：マイケル・ルイス　脚本：アーロン・ソーキン 、スティーヴン・ゼイリアン　出演：ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、ロビン・ライト、フィリップ・シーモア・ホフマン、クリス・プラット、ケリス・ドーシーほか　上映時間：133分　配給：2011年米／ソニー・ピクチャーズ


<font size="2">少しの疑いも持たないまま、常識、ルール、モラル、セオリー、既製のシステムなどを“最善”“最良”のものとして受け入れることに警鐘を鳴らした映画――それが『マネーボール』である。　


<font size="2">元メジャーリーガーのビリー・ビーン（ブラッド・ピット）は、アスレチックスのＧＭ（ゼネラルマ・ネージャー）に就任する。チームは優秀な選手を雇うことのできない貧乏球団で、とてもワールドシリーズ優勝を狙える状態にない。ビリーは、データ分析能力に優れたピーター・ブランド（ジョナ・ヒル）をパートナーに指名し、野球というゲームと選手の評価基準を一から見直した。ところが、選手の獲得法や試合での起用法を巡って、球団スタッフや監督と対立することになり……。]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/post_449.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 07 Jan 2012 22:56:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「ツレがうつになりまして。」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2011.12.31　映画批評

<img alt="movie.tsureutsu.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.tsureutsu.jpg" width="340" height="249" /> 

<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.tsureutsu.jp/index.html"target="_blank">ツレがうつになりまして。</a>」。


<font size="2">監督：佐々部清　原作：細川貂々　脚本：青島武　出演：宮崎あおい、堺雅人、吹越満、津田寛治、犬塚弘、梅沢富美男、大杉漣、余貴美子ほか　上映時間：126分　配給：2011年日本／東映


<font size="2">かつて花粉症がじわじわと国民病として台頭してきたように、近い将来、うつ病もまた国民病になってしまうのか？　


<font size="2">そんな推測すら「当たらずといえども遠からず」な気配が漂う今日このごろ、細川貂々のベストセラーコミック原作の映画『ツレがうつになりまして。』は、多くの人が漠然としか把握していない「うつ病」について、正しい情報を伝えるという啓蒙的役割を果たしている。


<font size="2">高崎晴子（宮崎あおい）は、まじめで完璧主義の夫のツレ（堺雅人）、そしてイグアナのイグと暮らしている。ある日、体調を崩したツレが病院でうつ病（心因性うつ病）の診断を受ける。ツレの変化にまったく気付かなかった晴子は、妻としての至らなさを反省する一方で、うつ病の原因が会社でのストレスにあったことからツレに退職を迫る。会社を辞めたツレは少しずつ体調を回復させているように見えたが……。]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/post_448.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 03 Jan 2012 21:46:05 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>仕事を“もっと”呼び込むプロフィール作成セミナー 名古屋（11/19）、大阪（11/20）</title>
         <description><![CDATA[<center><img alt="2011.9.10.JPG" src="http://yamaguchi-takuro.com/2011.9.10.JPG" width="340" height="254" /></center>

<font size="2">ソーシャルメディアをビジネス活用されている方にとって、自分のプロフィールというのは、おそらく皆さんが思っている以上に重要です。


<font size="2">なぜなら、インターネット上でモノやサービスを買うときに、お客さんは、売り手が「何者か」を購入の基準にするからです。


<font size="2">その売り手に「専門性はあるのか？」「実績は？」「信頼性は？」と考えるのはもちろんのこと、ときに「人柄は？」「ビジョンは？」「生き方は？」ということまで基準に含めるケースもあります。]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/post_445.html</link>
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         <pubDate>Fri, 28 Oct 2011 09:59:39 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「はやぶさ／HAYABUSA」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2011.9.29　映画批評

<img alt="moovie.hayabusa.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/moovie.hayabusa.jpg" width="340" height="227" />

<font size="2">10月1日より公開される「<class ="text1"><a href="http://movies.foxjapan.com/hayabusa/"target="_blank">はやぶさ／HAYABUSA</a>」。


<font size="2">監督：堤幸彦　プロデューサー：井上潔 、宮崎大 、市山竜次　脚本：奥平綾子 、井上潔　協力：JAXA（宇宙航空研究開発機構）　出演：竹内結子、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、筧利夫、市川実和子、甲本雅裕、マギーほか　上映時間：140分　配給：2011年日本／20世紀フォックス映画


<font size="2">2010年6月、絶体絶命の危機を脱して帰還を果たした小惑星探査機＜はやぶさ＞。もしもこの探査機が完璧にミッションをこなして予定通りに帰還していたなら、あるいは日本列島を熱狂の渦で巻き込むほどの話題にはならなかったのかもしれない。


<font size="2">逆を言えば、＜はやぶさ＞の前に立ちはだかった障害――小惑星への不時着、交信途絶、燃料漏れ、イオンエンジンの停止など――があまりに大きく致命的だったといえよう。だから、彼（！）の帰還は“奇跡”と呼ばれ、人々に感動を与えたのだ。


<font size="2">本作のクランクイン前に、東日本大震災が起きたのはもちろん想定外だが、幾多の苦難を乗り越えた＜はやぶさ＞の実話に基づいた映画『はやぶさ／HAYABUSA』が、今このタイミングで公開されるのは、偶然の顔をした必然のように思えてならない。


<font size="2">奇跡の帰還を支えたプロジェクトスタッフの志と信念、そして飽くなき探究心に目を付けたのは、本作の発案者でもある井上潔プロデューサーの隻眼といえるだろう。井上プロデューサーは監督に『20世紀少年』シリーズの堤幸彦を招聘、JAXA（宇宙航空研究開発機構）の全面協力、さらにはハリウッドのメジャースタジオ「20世紀フォックス」を巻き込んでの撮影をスタートさせた。]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/hayabusa.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 29 Sep 2011 20:55:13 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「コクリコ坂から」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2011.9.3　映画批評

<img alt="kokuriko.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/kokuriko.jpg" width="340" height="227" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://kokurikozaka.jp/"target="_blank">コクリコ坂から</a>」。


<font size="2">監督：宮崎吾朗　企画：宮崎駿　プロデューサー：鈴木敏夫　脚本：宮崎駿、丹羽圭子　主題曲・主題歌：手嶌葵　声の出演：長澤まさみ、岡田准一、竹下景子、石田ゆり子、風吹ジュン、内藤剛志、風間俊介、大森南朋、香川照之、柊瑠美ほか　上映時間：91分　配給：2011年日本／東宝


<font size="2">スリル、驚き、爽快感、癒し、学び、悲しみ、喜び……。映画から与えられるものは作品ごとに異なる。


<font size="2">スタジオジブリの最新作『コクリコ坂から』から与えられたものは、ノスタルジー、つまり、郷愁である。


<font size="2">東京オリンピックを目前に控えた1963年の横浜。高校に通う海（うみ）は、毎朝、今は亡き父のために、港が見える丘の上にあるコクリコ荘から旗を揚げていた。研究者の母は海外出張中で、海は、下宿人を含め6人の面倒を見ている。


一方、同じ高校の新聞部に在籍する俊は、明治時代に建てられた由緒ある部室棟――通称「カルチェラタン」――の取り壊しに反対し、抗議活動を続けていた。ふたりは心惹かれ合うが、やがてお互いの出生の秘密を知ることになり……。]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/post_446.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 03 Sep 2011 16:37:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「BIUTIFUL ビューティフル」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2011.8.21　映画批評

<img alt="movie.BIUTIFUL.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/movie.BIUTIFUL.jpg" width="340" height="227" />

公開中の「<class ="text1"><a href="http://biutiful.jp/index.html"target="_blank">BIUTIFUL ビューティフル</a>」。


<font size="2">監督・原案：アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ　脚本：アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、アルマンド・ボー、ニコラス・ヒアコボーネ　出演：ハビエル・バルデム、マリセル・アルバレス、ハナ・ボウチャイブ、ギレルモ・エストレラ、エドゥアルド・フェルナンデス、ディアリァトゥ・ダフほか　上映時間：148分　配給：2010年スペイン・メキシコ／ファントム・フィルム


<font size="2">負の連鎖を描いた群像作品『バベル』の名匠アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督と、アカデミー賞に輝いた『ノーカントリー』で映画史上屈指の悪役シガーを演じたハビエル・バルデムがタッグを組んだ作品につき、少なからず期待（いい意味で、覚悟）をしていたが、結果は、いいほうに裏切られた。「少なからず」という気弱なエクスキューズなど付けずに、「大いに」期待しておけばよかったのだ。おかげで「覚悟」が足りず、ヒドい目にあった。エンドロールが消えてからも、しばらく席を立てないではないか。]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/biutiful.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 21 Aug 2011 13:52:35 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>映画批評「ミスター・ノーバディ」</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2011.6.29　映画批評

<img alt="moovie.mr.nobody.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/moovie.mr.nobody.jpg" width="340" height="227" />

<font size="2">公開中の「<class ="text1"><a href="http://www.astaire.co.jp/mr.nobody/"target="_blank">ミスター・ノーバディ</a>」。


<font size="2">監督：ジャコ・ヴァン・ドルマル　エグゼクティブプロデューサー：ジャン＝イヴ・アスラン　出演：ジジャレッド・レト、サラ・ポーリー、ダイアン・クルーガー、リン・ダン・ファン、ダニエル・メイズほか　上映時間：137分　配給：2009仏・独・カナダ・ベルギー／アステア


<font size="2">たとえば、あなたに好きな人がいるとする。しかし残念なことに、その人は明日旅立ってしまう。会えるのは今夜が最後。あなたは自分の気持ちを好きな人に伝えることもできるし、伝えずに立ち去ることもできる。


<font size="2">さて、ドウスル？]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/post_441.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 29 Jun 2011 10:45:52 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>2011年1〜4月 「映画」プチ批評</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2011.5.1


<font size="2">2011年1〜4月の作品を、一気にプチ批評！


<font size="2">「しあわせの雨傘」（フランス）
<font size="2"><a href="http://amagasa.gaga.ne.jp/"target="_blank">http://amagasa.gaga.ne.jp/</a>

<font size="2">家族から“置き物”のように扱われていた妻が、雨傘工場の経営者である夫が倒れたのをきっかけに、経営者としての才能を開花させていく……。亭主関白の主人を（結果的に）出し抜いて、華やかな人生へと離陸する熟年女性の決意（開き直り？）が爽快。名女優カトリーヌ・ドヌーブを起用してフランソワ・オゾン監督が紡いだのは、豪華なビジュアルと軽妙洒脱な演出で観客を酔わせる愛すべき人生讃歌だ。ドヌーブとカラフルな傘たちのさり気ない共演は、名作『シェルブールの雨傘』へのオマージュだ。　70点


<font size="2">『僕が結婚を決めたワケ』（アメリカ）
<font size="2"><a href="http://www.boku-kekkon.jp/"target="_blank">http://www.boku-kekkon.jp/</a>

<font size="2">ヒットメーカー、ロン・ハワード監督の最新作は、友人の妻の浮気を知った主人公が、真実を友人に話すべきか否かで葛藤。そうこうしているうちに、自身の恋人との関係にも疑心暗鬼になっていく……という恋愛コメディ。『僕が結婚を決めたワケ』というタイトルとは裏腹に、ドラマも重心は「恋愛」ではなく「友情」に置かれている。「素直さ」をキーワードに、人間心理の奥深くに切れ込んでいく展開が見事だ。 男優コンビ（ヴィンス・ヴォーン×ケヴィン・ジェームス）のコメディセンスが冴えまくる、笑えて心温まるオススメの1本。　85点


<font size="2">「ヤコブへの手紙」
<font size="2"><a href="http://www.alcine-terran.com/tegami/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/tegami/</a>

<font size="2">舞台は1970年代のフィンランド。12年の刑期を終えて出所した女性レイラと、盲目の牧師ヤコブの交流を描いた作品。不信感の塊だったレイラが「赦し」と「愛」を得て、人生を肯定し始める希望の物語だ。登場人物はレイラとヤコブ、それにヤコブに手紙を届ける郵便配達員の3人。こんな小さな作品でも、人の心を打つことができるのかあ、と映画の魅力を再認識させてくれた秀作だ。不可解な行動を取る郵便配達員が、ちょっぴりミステリアスな雰囲気を醸す。　85点


<font size="2">「ハーモニー　心をつなぐ歌」（韓国）
<font size="2"><a href="http://www.harmony-movie.com/"target="_blank">http://www.harmony-movie.com/</a>

<font size="2">実話から生まれた女子刑務所合唱団の物語『ハーモニー』は、「韓国で300人が号泣した」という宣伝文句に偽りなしのエンタテインメント。18ヵ月だけ刑務所で子供だけ暮らす事が許されている母親ジョンヘ（キム・ユンジン）のドラマもさることながら、この映画の“良心”とも言えるある死刑囚の身に待ち受けていた結末も号泣必死。孤独や絶望、罪悪感など、さまざまな感情を抱く受刑者たちが、心をひとつにして奏でる合唱を聴きながら、「この映画はズルすぎる！」と心で抵抗するのが精一杯だった。　70点


<font size="2">「ブローン・アパート」（イギリス）
<font size="2"><a href="http://blown-apart.com/"target="_blank">http://blown-apart.com/</a>

<font size="2">恋人との情事を楽しむその最中、息子と夫が爆破テロに巻き込まれて死亡……。大胆なシチュエーションから母親の罪悪感と喪失感を描こうとしたまではよかったが、テロにまつわる陰謀劇にまで手を広げたことで、テーマが完全にボケてしまった（恋人の取材活動もご都合主義）。主人公の母親を演じたミッシェル・ウィリアムズの美しい裸体も、脚本の失敗を補うには至らなかった。鑑賞後に残るのは、余韻ではなく痛々しさだ。　30点


<font size="2">「幸せの始まりは」（アメリカ）
<font size="2"><a href="http://bd-dvd.sonypictures.jp/shiawase-hajimari/"target="_blank">http://bd-dvd.sonypictures.jp/shiawase-hajimari/</a>

<font size="2">ソフトボールの女子全米代表チームから突然クビを宣告された31歳のリサが、恋という新たなフィールドで人生を模索する恋愛コメディ。リサが心惹かれるのは、人気大リーガーの肉食系マティと、誠実だが投資詐欺の容疑をかけられている草食系ジョージのふたりだが、三者のドラマ展開上の接点が少ないため、くり広げられるシーソーゲームがリアリティに欠ける。本来であれば作品を引き締めるはずのジャック・ニコルソンの存在も空転気味。「選択」や「決断」をテーマにするのであれば、ことさら感情の伏線が張りに力を入れるべきであった。　40点


<font size="2">「恋とニュースのつくり方」
<font size="2"><a href="http://www.koi-news.jp/"target="_blank">http://www.koi-news.jp/</a>

<font size="2">低視聴率情報番組のプロデューサーに採用されたベッキー（レイチェル・マクアダムス）が、体当たりの企画実現力で視聴率をV字回復させていくハッピームービー。失敗を恐れずに突き進む主人公は頼もしくもあるが、あまりに一本調子に突き進む姿は、少々、いや、相当に痛々しい。反目する大御所キャスターふたり（ハリソンフォード×ダイアン・キートン）の笑えるバトルが、ある意味、いちばんの見どころ。ベテランの活躍に救われた1本だ。　40点


<font size="2">「再生の朝に -ある裁判官の選択-」（中国）
<font size="2"><a href="http://www.alcine-terran.com/asa/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/asa/</a>

<font size="2">刑法改正のタイミングに起きたある窃盗事件の裁判で、被告に死刑判決を下したベテラン裁判官のティエン。彼はひとり娘を事故でなくして絶望の淵に立っていた。事件に関わるさまざまな立場の人たちが思惑を交錯させるななか、ティエンの気持ちに少しずつ変化が生まれる。そして死刑執行当日、彼はある思いもよらない行動に出るーー。失職覚悟の英断は、彼自身が再生を果たすためにも必要不可欠であった。抑制を利かせた演出が、ティエンの振幅する心情をまざまざと浮かび上がらせる。　60点


<font size="2">「アメイジング・グレイス」（イギリス）
<font size="2"><a href="http://www.amazing-movie.jp/"target="_blank">http://www.amazing-movie.jp/</a>


<font size="2">奴隷解放運動に生涯を捧げた政治家ウィリアム・ウィルバーフォースの半生に迫った秀作。既得権益を守ろうとする奴隷制擁護派から容赦ないバッシングを受けながらも、奴隷貿易撤廃への意欲を失わず、行動をし続けるウィルバーフォースの不屈の精神が、観る者に大きな感動を与える。彼を支えたのは、志を同じくする妻の存在と、師であるジョン・ニュートンが作詞した名曲『アメイジング・グレイス』であった。重厚な絵作りと英国屈指の俳優たちの名演が光る秀作だ。　85点


<font size="2">「大韓民国1％」（韓国）
<font size="2"><a href="http://www.alcine-terran.com/rok/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/rok/</a>

<font size="2">入隊率わずか1％の＜海兵隊特殊捜索隊＞に入隊した女性士官イ・ユミの奮闘を描いたエンターテインメント作品。スポ根ドラマにベタなユーモアを交えた演出は、まるで70年代のB級娯楽映画のよう。あろうことか、訓練中に北朝鮮領土に不時着する「トンデモ」な展開で、観客を唖然の極地へと誘ってくれる。主人公と対立するワン・ジョルパン下士（イム・ウォンヒ）が、敵意をむき出しに、次から次へと仕掛けてくる稚拙な妨害作戦が痛々しい。よくもまあ韓国軍隊のイメージダウンにつながらなかったものだ……。　50点


<font size="2">「ランナウェイズ」（アメリカ）
<font size="2"><a href="http://www.runaways.jp/"target="_blank">http://www.runaways.jp/</a>

<font size="2">物語のモデルは1970年代に一世を風靡したガールズバンド、ランナウェイズ。彼女たちのデビュー前夜から悲劇的な空中分解までを赤裸々に綴ったビターな青春記だ。衝撃的な悩殺パフォーマンスで時代の寵児となったランナウェイズだが、祭り上げられた虚像の重圧にさらされながら、メンバーたちは迷い、傷つき、葛藤する。クリステン・スチュワートとダコタ・ファニングの全身全霊を捧げた演技が、偏見という荒波を切り裂いて時代を突き進んだランナウェイズの「熱」と重なる。　75点


<font size="2">「ショパン　愛と哀しみの旋律」（ポーランド）
<font size="2"><a href="http://www.chopin-movie.com/"target="_blank">http://www.chopin-movie.com/</a>

<font size="2">繊細な楽曲を世に送り出した“ピアノ詩人”ことショパンの半生を描いた人間ドラマ。女流作家ジョルジュ・サンドとの出会いと別れ、息子との確執、娘との恋沙汰、自身の肺病など、さまざまなドラマが絡む激動の人生は、苦悩や挫折を創作の肥やしとする芸術家の宿命か。しかし、その本質は「放蕩」というよりは「純粋」で、誰よりも弱く傷つきやすい“時代の寵児”の素顔が浮き彫りとなる。急ぎ足の展開は賛否が分かれるところだろうが、世界的な演奏家が担当した音楽は絶品。クラシックファンには喜ばれるだろう。　60点


<font size="2">「台北の朝、僕は恋をする」（台湾）
<font size="2"><a href="http://aurevoirtaipei.jp/"target="_blank">http://aurevoirtaipei.jp/
</a>

<font size="2">名物の夜市やコンビニ、公園、地下鉄……等々、古きと新しきとが混在する台湾の街を舞台にした本作は、知り合って間もない若い男女が、さまざまな危険＆トラブルを乗り越えながら、お互いの距離を少しずつ縮めていくコミカルなラブストーリー。生活感や活気、それに色と光にあふれる台湾の街並が存分に味わえる点はすばらしいが、ひょんなことからふたりが巻き込まれる裏社会の陰謀劇は、スリルやリアリティが「B級コント劇」のそれ。本格派のラブストーリーを期待すると肩すかしをくらうだろう。　35点


<font size="2">「木洩れ日の家で」（ポーランド）
<font size="2"><a href="http://www.pioniwa.com/nowshowing/komorebi.html"target="_blank">http://www.pioniwa.com/nowshowing/komorebi.html</a>

<font size="2">ポーランドはワルシャワ郊外の森。人生の大半をすごした木造の古い屋敷で、91歳になるアニェラは、愛犬のフィラデルフィアと静かに暮らしていた。大切な思い出と共に生きる彼女だったが、息子夫婦との確執や自宅の売買問題に直面する……。現実を憂いたアニェラが、人生の引き際に下した決断が静かな感動を誘う。気品漂う詩的なモノクローム映像と撮影当時91歳だった主演ダヌタ・シャフラルスカの人間味あふれる演技に注目だ。　65点


<font size="2">「ゲンスブールと女たち」（フランス、アメリカ）
<font size="2"><a href="http://www.gainsbourg-movie.jp/"target="_blank">http://www.gainsbourg-movie.jp/</a>

<font size="2">1991年に急逝した芸術家セルジュ・ゲンスブールの破天荒な生涯に迫った伝記映画。酒とタバコと音楽と自由を何よりも愛し、美男子でないにも関わらず、独特の繊細さとダンディズムで世の美女を渡り歩いた鬼才の伝説的エピソードの数々を、人気のバンドデシネ（フランスのコミック）作家ジョアン・スファールが、色気のあるアーティスティックな映像で甦らせる。シャンソン、ジャズ、フレンチ・ポップ……等々、ゲンスブールが奏でる名曲と共に紡がれる物語は、エレガントにして情熱的。エリック・エルモスニーノの神懸かった演技も見逃せない。　80点]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/201114.html</link>
         <guid>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/201114.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 01 May 2011 23:16:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>2010年下半期 「映画」未批評作品　後編</title>
         <description><![CDATA[<font size="2">2011.4.1

<font size="2">批評し損ねた2010年下半期の作品を、一気にプチ批評！＜後編＞


<font size="2">「REDLINE」（日本）
<class ="text1"><a href="http://red-line.jp/index.html"target="_blank">http://red-line.jp/index.html</a>

<font size="2">作画枚数10万枚を誇るアニメーション映画『REDLINE』は、独創性に富んだおどろおどろしい手描きの絵と、強烈なインパクトを残す奇想天外な舞台設定が魅力。繊細さと歪みを兼ね備えた手描きならではの映像が、CG映像とは一線を画す武器になっている。難点を上げるなら、主人公の「純愛」を際立たせるサブストーリーが弱かった点。木村拓哉と蒼井優が声優として新境地を開いた。　55点


<font size="2">「nude」（日本）
<class ="text1"><a href="http://www.alcine-terran.com/nude/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/nude/l</a>

<font size="2">AV業界の第一線で活躍し続けてきたAV女優みひろが書き下ろした私小説を映画化。平凡な高校生がAV女優になるまでのプロセスを描くなかで、主人公みひろが直面するさまざまな現実的な問題、それに、内に秘めた不安や葛藤、野心などをリアルに描く。主演の渡辺奈緒子が、みひろの複雑な心情を繊細な演技で表現するほか、体当たりのベッドシーンでは美しい裸体も披露。意外に骨太な作品に仕上がった。　70点


<font size="2">「TSUNAMI -ツナミ-」（韓国）
<class ="text1"><a href="http://www.mega-tsunami.jp/"target="_blank">http://www.mega-tsunami.jp/</a>

 <font size="2">高さ100m、時速800km／hのメガ津波が、韓国のリゾート地ヘウンデを襲う。ハリウッド式パニック大作の1/10にも満たない製作費ながらも、未曾有の災害にのみ込まれる韓国市民の日常と人間模様を仔細に描くことで、ハリウッドのヒーローものと一線を画す。巨大タンカーが空から降ってくる映像はすさまじいが、作品の主眼は、突如として死の恐怖に直面した人々が体現する、人間としての誇りや自己犠牲の精神（愛）などに置かれている。　55点


<font size="2">「冬の小鳥」（韓国）
<class ="text1"><a href="http://fuyunokotori.com/"target="_blank">http://fuyunokotori.com/</a>

<font size="2">70年代の韓国を舞台にした感動作。大好きな父に捨てられて孤児になった9歳の少女ジニ（キム・セロン）が、現実に抗いながらも、少しずつ運命を受け入れていく物語。情緒豊かな演出で、少女の絶望と再生への軌跡を描く。父の迎えを待ち続けるジニのひたむきさが心を打つ。　65点


<font size="2">「ルイーサ」（アルゼンチン、スペイン）
<class ="text1"><a href="http://www.action-inc.co.jp/luisa/"target="_blank">http://www.action-inc.co.jp/luisa/</a>

<font size="2">突然職場を解雇された還暦女性ルイーサが、盲人になりすまして地下鉄駅構内で小銭を稼ぎ始める……というストーリー。舞台は失業率8％超のアルゼンチン。倫理道徳もどこ吹く風、ホームレスや身体障害者になりすますルイーサは、社会の底辺で、失いかけた誇りを取り戻したうえ、社会や他者との“つながり”も再確認する。社会の厳しい現実と強靭な人間の生命力を、ユーモアを交えて描いた秀作だ。　85点


<font size="2">「エクスペンダブルズ」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.expendables.jp/"target="_blank">http://www.expendables.jp/</a>

<font size="2">マッチョで命知らずの傭兵軍団が大活躍する本作は、プロジェクトリーダーのシルベスター・スタローンをはじめ、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ブルース・ウィリス、ミッキー・ロークら肉食系のスター俳優10名が勢ぞろいするお祭り筋肉作品（なんとシュワちゃんも登場！）。南米の軍事独裁政権を彼らだけで倒すというB級風のトンデモ展開ながら、彼らの筋肉アクションを見せるには格好の設定。　60点


<font size="2">「瞳の奥の秘密」（スペイン、アルゼンチン）
<class ="text1"><a href="http://www.hitomi-himitsu.jp/"target="_blank">http://www.hitomi-himitsu.jp/</a>

<font size="2">第82回アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞作品。舞台は独裁軍事政権下のブエノスアイレス。凄惨な殺人事件の謎を追うミステリーにふたつのロマンスを編み込んだ濃厚なドラマは、巧みのカメラワークや芸達者なキャストの好演と相まって、観客を気持ちをグイグイと引き込む。衝撃的な結末は、国家の都合により加害者に対する厳罰の機会を奪われた被害者遺族の「愛憎」を浮かび上がらせる。　90点


<font size="2">「アイルトン・セナ　音速の彼方へ」（イギリス）
<class ="text1"><a href="http://senna-movie.jp/"target="_blank">http://senna-movie.jp/</a>　

<font size="2">“音速の貴公子”と呼ばれ、3度のF1王者に輝いたアイルトン・セナの生涯に迫った本作は、バブル期に空前のF1ブームを体験した世代に贈る珠玉の1本！　政治と金がモノを言うF1で葛藤を強いられながらも、レースに対する純粋な心と情熱を持ち続けた最速男の生き様がここに。「かなうなら、何の制約もなく、純粋にレースをしていた頃に戻りたい」と話すセナが印象的。1994年、セナが逝ったイタリア・サンマリノGPの衝撃的な映像が、F1ファンのやりきれない思いを痛切によみがえらせる。　80点


<font size="2">「隠された日記」（フランス、カナダ）
<class ="text1"><a href="http://www.alcine-terran.com/diary/"target="_blank">http://www.alcine-terran.com/diary/</a>　
 
<font size="2">古い一冊の日記に記された真実を通じて、絡み合っていた祖母、母、娘という3世代の「哀しみ」がほどけていく物語。テーマは女性たちの「愛」と「自立」。結末に用意したショッキングな真実は、女心の複雑さを示すメタファーか、あるいは、観客に「自立とは何か？」を問わせる手土産か。名女優カトリーヌ・ドヌーヴの存在感が際立つ。 65点


<font size="2">「ソフィアの夜明け」（ブルガリア）
<class ="text1"><a href="http://www.eiganokuni.com/sofia/index2.html"target="_blank">http://www.eiganokuni.com/sofia/index2.html</a>

<font size="2">2009年の東京国際映画祭でグランプリを受賞した本作は、ブルガリアを舞台に、格差社会の下層で生きる人間たちの葛藤と憤り、そして愛を描いたヒューマンドラマ。主人公のイツォを熱演したフリスト・フリストフの破天荒な生き方を下敷きに脚本が紡がれた（フリストは撮影終了間際に不慮の事故で他界）。ホロ苦い余韻とわづかな希望を残す叙情的な青春記だ。　70点


<font size="2">「パートナーズ」（日本）
<class ="text1"><a href="http://partners-movie.com/"target="_blank">http://partners-movie.com/</a>

<font size="2">子犬のチエが盲導犬へと成長していく過程を背景に、チエに関わる盲導犬訓練士らの人間模様を描く。感動を安売りするステレオタイプな演出には到底賛同できないが、盲導犬とは何ぞや？　を知るには適当な教材である。　30点


<font size="2">「リミット」（スペイン）
<class ="text1"><a href="http://limit.gaga.ne.jp/"target="_blank">http://limit.gaga.ne.jp/</a>

<font size="2">棺桶に閉じ込められたまま埋められた男が、唯一の命綱である携帯電話を頼りに、脱出を試みる究極のワンシチュエーションムービー。史上最小空間でドラマを完結させたアイデアは立派。政治的なアイロニーも込められているが、それより何より、見どころは脱出劇だ。あなたなら携帯電話やオイルライターをどう使う？　知らず知らずのうちに観客は絶体絶命のピンチを追体験させられる。　70点


<font size="2">「マチェーテ」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://bd-dvd.sonypictures.jp/machete/"target="_blank">http://bd-dvd.sonypictures.jp/machete/</a>

<font size="2">鬼才ロバート・ロドリゲスがお見舞いする壮絶アクション作品は、設定もキャラもぶっ飛びまくり。 主演は“恐ろしい顔”の持ち主ダニー・トレホで、ミシェル・ロドリゲス、ジェシカ・アルバ、スティーヴン・セガール、ロバート・デ・ニーロらが脇を固めるというB級映画にはありえない豪華キャスト！　このメンツでエロあり、グロあり、何でもありのアクション映画を作るあたりがロバート・ロドリゲスの真骨頂。不法移民問題もチクリ。　65点


<font size="2">「ハーブ＆ドロシー　アートの森の小さな巨人」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.herbanddorothy.com/jp/"target="_blank">http://www.herbanddorothy.com/jp/</a>

<font size="2">1LDKのアパートに4000点におよぶ現代アート作品をコレクションした老夫婦のライフワークを追ったドキュメンタリー映画。時間があれば作家のアトリエや個展に足を運び、その目で作品を確かめるのがふたりのやり方。他者（評論家や市場価値）の評価に依存しないふたりの鋭い鑑識眼に頭が下がる。芸術の真価について考えさせられる。監督は日本の佐々木芽生。　75点


<font size="2">「信さん　炭坑町のセレナーデ」（日本）
<class ="text1"><a href="http://shinsan-movies.com/"target="_blank">http://shinsan-movies.com/</a>

<font size="2">昭和30年代、九州のとある炭坑町が舞台。炭坑の「繁栄→衰退」という時代の波に翻弄されながら、貧しくも明るく懸命に生きた人々の姿を描いた感動ドラマ。テーマは人間の絆、それに愛と友情だ。取り巻く環境やライフスタイルは異なれど、昭和30年代も今も「人が不安と悩みを抱え」ながらも「幸せを希求する」姿は変わらない。平山秀幸監督作品。　65点


<font size="2">「デイブレイカー」（アーストラリア、アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.daybreakers-movie.jp/"target="_blank">http://www.daybreakers-movie.jp/</a>

<font size="2">主演はイーサン・ホーク。圧倒的大多数のヴァンパイアが絶滅危惧種である人間たちを支配するという特異な世界を描いたSFスリラー。駅の売店で人血をブレンドしたコーヒーが売られるなど倒錯した世界を描いた序盤は、傑作の予感さえさせる出来映え。人間を食料としか見ないヴァンパイアたちの横暴さを通じて、人類のおごりを皮肉るあたりの批判精神も鋭い。ところが、中盤以降、展開もアクションも乱暴になってしまった。残念。 70点


<font size="2">「ベストセラー」（韓国）
<class ="text1"><a href="http://enet-dvd.com/enet/sp/bestseller/"target="_blank">http://enet-dvd.com/enet/sp/bestseller/</a>

<font size="2">盗作疑惑をかけられたベストセラー作家が、人里離れた山奥の不気味な別荘で、奇妙な体験をしながら完成させた新作。が、再起をかけたこの作品に再び盗作疑惑をかけらて……という物語。22年前のある事件に端を発するミステリーの「タネ」は凡庸と言わざるを得ないが、スランプに陥る病的な女流作家に扮したオム・ジョンファの怪演が見逃せない。　30点


<font size="2">「エクスペリメント」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.experimentmovie.com/"target="_blank">http://www.experimentmovie.com/</a>

<font size="2">70年代にスタンフォード大学で行われた心理実験を下敷きにした監獄実験スリラー。極端なシチュエーションに被験者たちを押し込めることによって、理性の奥に潜む人間の欲望や残虐性、それに、支配されてきた人間が支配する側に回る“支配の連鎖”をあぶり出す。エイドリアン・ブロディやフォレスト・ウィティカーを器用することで安定感は増したが、同じ心理実験をモデルにした2002年公開の『es[エス]』の二番煎じの印象は拭いきれていない。　60点


<font size="2">「ソーシャル・ネットワーク」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.socialnetwork-movie.jp/"target="_blank">http://www.socialnetwork-movie.jp/</a>

<font size="2">天才デヴィッド・フィンチャー監督の最新作は、現代的なテーマに正面から挑みつつ、人間誰もがもつ「光と影（多面性）」をほぼ完璧に活写。知的で繊細で大胆で心躍る、映画的興奮が得られる傑作ヒューマンドラマだ。主人公のマーク・ザッカーバーグは世界最大のSNS「Facebook」の創始者。奇人めいた彼の内面を描きすぎないことにより、観客のあらゆる解釈の余地を残している。　95点


<font size="2">「デザートフラワー」（ドイツ、オーストリア、フランス）
<class ="text1"><a href="http://www.espace-sarou.co.jp/desert/"target="_blank">http://www.espace-sarou.co.jp/desert/</a>

<font size="2">世界的な黒人トップモデル、ワリス・ディリーの自伝本を映画化。ソマリアの貧しい遊牧民家庭に生まれたワリスの生命力あふれるシンデレラストーリーであると同時に、「女性割礼」の残酷さと危険性を告発する骨太な社会派作品でもある。彼女が3歳のときに受けたという割礼のシーンでは、思わず目を覆わずにはいられない。　90点


<font size="2">「きみがくれた未来」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://kimi-mirai.jp/"target="_blank">http://kimi-mirai.jp/</a>

<font size="2">弟を亡くした兄が、新たに芽生えた愛を通じて、弟の幻影に別れを告げる成長の物語。非現実的な設定はいいとしても、底の浅いテーマとテンポの悪さが気になる。主演は「ハイスクール・ミュージカル」で一躍ブレイクしたザック・エフロン。深い哀しみと喪失感に満ちた難しい役どころをこなし、アイドルから本格俳優へと脱皮した。


<font size="2">「シュレック フォーエバー」（アメリカ）
<class ="text1"><a href="http://www.shrek-forever.jp/"target="_blank">http://www.shrek-forever.jp/</a>

<font size="2">パラレルワールドを盛り込むことで、人気シリーズの続編にありがちなマンネリ気分を回避。それどころか、一から信頼や愛を勝ち取る難しさを通じて、主人公に日々のありがたさを痛感させる「気づき」の物語は、新味たっぷりで見ごたえ十分。シリーズのファンであれば、本作でしか拝むことのできない各キャラの変貌ぶりが楽しめるはずだ。　70点


<font size="2">「君を想って海をゆく」（フランス）
<class ="text1"><a href="http://www.welcome-movie.jp/"target="_blank">http://www.welcome-movie.jp/</a>

<font size="2">クルド人難民の少年ビラルと水泳コーチのシモンの絆を描いた物語。イギリスで暮らす彼女への純愛を貫くビラルは、ドーバー海峡を泳いで渡って英国本土に上陸することを画策していた。一途なビラルに対するシモンの感情が、しだいに「打算」から「父性的」なものへと変化していくあたりが見どころ。理不尽で不寛容な移民問題に対する告発も兼ねた秀作だ。　70点]]></description>
         <link>http://yamaguchi-takuro.com/100/115/2010_1.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">115■映画批評（鑑賞順）</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 01 Apr 2011 02:57:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>「Asahi Weekly」</title>
         <description><![CDATA[2011.3.20

<img alt="asahi.jpg" src="http://yamaguchi-takuro.com/asahi.jpg" width="250" height="61" />

<img alt="asahi1.JPG" src="http://yamaguchi-takuro.com/asahi1.JPG" width="249" height="187" />

週刊英和新聞「<class ="text1"><a href="http://www.asahi.com/english/weekly/"target="_blank">Asahi Weekly</a>」で連載していました新作映画コラム「試写室より」ですが、2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響にて、紙面の減ページが決定。現在、無期限休載中です。


【2011年】
1月16日号：「きみがくれた未来」
1月30日号：「僕が結婚を決めたワケ」
2月13日号：「幸せの始まりは」
2月27日号：「ショパン 愛と哀しみの旋律」
3月13日号：「ランナウェイズ」


【2010年】
1月17日号：「オーシャンズ」
1月31日号：「抱擁のかけら」
2月14日号：「ルドandクルシ」
2月28日号：「バッド・ルーテナント」
3月14日号：「時をかける少女」
3月28日号：「やさしい嘘と贈り物」
4月11日号：「月に囚われた男」
4月25日号：「運命のボタン」
5月16日号：「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」
5月30日号：「あの夏の子供たち」
6月13日号：「アイアンマン2」
6月27日号：「ガールフレンド・エクスペリエンス」
7月11日号：「シュアリー・サムデイ」
7月25日号：「小さな命が呼ぶとき」
8月8日号：「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」
8月29日号：「瞳の奥の秘密」
9月12日号：「TSUNAMI -ツナミ-」
9月26日号：「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」
10月10日号：「ルイーサ」
10月24日号：「パートナーズ」
11月7日号：「ハーブ＆ドロシー アートの森の小さな巨人」
11月21日号：「デイブレイカー」
12月5日号：「エクスペリメント」
12月19日号：「デザート・フラワー」


【2009年】
12月27日号：「誰がため」
12月13日号：「アサルトガールズ」
11月22日号：「2012」
11月8日号：「脳内ニューヨーク」
10月25日号：「PUSH 光と闇の能力者」
10月11日号：「キッチン 〜3人のレシピ〜」
9月27日号：「空気人形」
9月13日号：「ドゥームズデイ」
8月30日号：「クリーン」
8月9-16日号：「ぼくとママの黄色い自転車」
7月26日号：「コネクテッド」]]></description>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">197■執筆履歴</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 20 Mar 2011 18:10:19 +0900</pubDate>
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