新 着 情 報
映画批評「ハート・ロッカー」
2010.3.18 映画批評

公開中の「
監督・脚本:キャスリン・ビグロー 製作・脚本:マーク・ボール 出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、デヴィッド・モース、ガイ・ピアースほか 上映時間:131分・PG12 配給:2008米/ブロードメディア・スタジオ
女性監督キャスリン・ビグローが、ジャーナリスト兼脚本家のマーク・ボールの取材をもとに製作した「ハート・ロッカー」。ご存じの通り、第82回アカデミー賞の作品賞や監督賞など6冠に輝いた話題作だ。
2004年の夏、イラクに駐屯する米陸軍ブラボー中隊に、ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)という新たなリーダーが赴任してきた。彼らの任務は爆発物処理。ジェームズはサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)とチームを組んで動くが、チームワークを重視するサンボーンとエルドリッジに対して、ジェームズはセオリー無視のスタンドプレーを連発する。次々と難局を乗り切っていく3人だったが……。
映画批評「バッド・ルーテナント」
2010.3.16 映画批評

公開中の「
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク 脚本:ウィリアム・フィンケルスタイン 出演:ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ヴァル・キルマー、フェアルーザ・バークほか 上映時間:122分・R15+ 配給:2009米/プレシディオ
鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督がニコラス・ケイジを主演に迎えて撮影した本作「バッド・ルーテナント」は、その暴力性と宗教描写で公開当時物議を醸した「バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト」(1992年)のリメイク作品。場外では新旧作品の監督同士が互いをなじる舌戦をくり広げたそうだが、そんなきな臭さももこの作品にはお似合いか。
基本は<バッド・ルーテナント=悪徳警部補>な主人公の予見不可能な行動に迫ったスリルあふれるクライム・サスペンス。暴力、ドラッグ、ギャンブル、SEX、犯罪……などが渦巻くワル指数120%の異色エンターテインメントだ。
映画トークライブ「映画の精神医学 VS 超映画批評」」終了!
2010.3.12
昨夜「
初めての主催イベントということもあり、至らない点も多々ありましたが、なにはともあれ会場を埋め尽くしてくれた映画ファン(&未来の映画ファン)の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
ライブ中は、映画界の裏事情に精通する前田さんの「アカデミー賞の舞台裏」や、樺沢さんの宗教的見地、心理学的見地に立った「映画の深い見方」など、目からウロコのトークが目白押し。対照的な両氏の個性が絶妙な化学反応を起こしていたと思います。
映画トークライブ「映画の精神医学 VS 超映画批評」
3月11日(木)に読者数約4万人のメルマガ「
詳細&申し込みは専用ページにて。
司会は不肖・山口拓朗が務めさせていただきます(笑)。
映画ファンから映画・マスコミ関係者、ならびに友人、知人の皆様まで、ふるって足をお運びください。
会場でお会いできるのを楽しみしています★ まだお会いしたことのない皆さん、ぜひ私に声をかけて下さいね〜。
映画批評「すべて彼女のために」
2010.3.10 映画批評

公開中の「
監督・脚本:フレッド・カバイエ 脚本:ギョーム・ルマン 出演:ヴァンサン・ランドン、ダイアン・クルーガー、ランスロ・ロッシュ、オリヴィエ・マルシャルほか 上映時間:96分 配給:2008仏/ブロードメディア・スタジオ
舞台はフランスのパリ。国語教師のジュリアン(ヴァンサン・ランド)と出版社に勤める妻のリザ(ダイアン・クルーガー)は、息子と3人で仲むつまじく暮らしていた。ところが、ある日突然、リザが無実の罪で妻が逮捕されてしまった。無実を証明する策も尽きた3年後、リザには禁固20年の刑が言い渡された。人生に絶望したリザは自暴自棄に陥り……。
映画批評「台北に舞う雪」
2010.3.5 映画批評

公開中の「
配給:2009中.日.香.台/ゴー・シネマ監督:フォ・ジェンチイ 脚本:ス・ウ、田代親世 出演:チェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、モー・ズーイー、ジャネル・ツァイ、テレサ・チーほか 上映時間:103分 配給:2009中・日・香・台/ゴー・シネマ
ある日突然、声が出なくなった女性新人歌手のメイ(トン・ヤオ)は、記者会見前に姿を消し、台北郊外の菁桐(ちんとん)という町にやって来た。その町でメイは、町の人のために一所懸命働く青年モウ(チェン・ボーリン)と出会う。ふたりはお互いの身の上を話すうちに、少しずつ打ち解けていくが……。
映画批評「パレード」
2010.2.27 映画批評

公開中の「
監督・脚本:行定勲 原作:吉田修一 出演:藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介ほか 上映時間:118分 配給:2010日/ショウゲート
映画会社に勤める健康オタクの直樹(藤原竜也)、酒好きな自称イラストレーターの未来(香里奈)、恋愛依存のフリーターの琴美(貫地谷しほり)、先輩の彼女に思いを寄せる大学生の良介(小出恵介)の4人はマンションの一室をシェアして生活していた。そこにある夜から、男娼のサトル(林遺都)までもが居着くようになる。リビングに置かれたテレビは、連日、そんな彼らが住む町で多発している女性を狙った無差別暴行事件のニュースを流していた……。
映画批評「ルドandクルシ」
2010.2.23 映画批評

公開中の「
監督・脚本:カルロス・キュアロン 製作:アルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、ギレルモ・デル・トロ 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ、ギレルモ・フランチェラほか 上映時間:101分・PG12 配給:2008メキシコ/東北新社
アルフォンソ・キュアロン監督作品「天国の口、終りの楽園。」(2001年)といえば、熱気と寂寥(せきりょう)が錯綜する青春ロードムービーの傑作。本作「ルドandクルシ」は、「天国の~」で脚本を担当したカルロス・キュアロン(アルフォンソ・キュアロンの弟)が初めてメガホンを取った、喜怒哀楽を濃縮パックしたヒューマンドラマ。主演には「天国の~」のガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナを再び起用した。
ライター志望者向けブログとTwitterを始めました!
2010.2.21
アメブロでライター志望者向けの記事を書き始めました(アメブロの方、ぜひ読者登録をお願いします☆)。
Twitterでつぶやき始めました。映画ときどき日常という感じでしょうか(Twitterやられている方、ぜひフォローをお願いします☆)。
映画批評「恋するベーカリー」
2010.2.19 映画批評

本日公開の「
監督・製作・脚本:ナンシー・マイヤーズ 出演:メリル・ストリープ、アレック・ボールドウィン、スティーブ・マーティン、ジョン・クラシンスキー、ハンター・パリッシュ、ゾーイ・カザン、ケイトリン・フィッツジェラルドほか 上映時間:120分・R15+ 配給:2009米/東宝東和
人気ベーカリーを経営するジェーン(メリル・ストリープ)は、10年前に弁護士のジェイク(アレック・ボールドウィン)と離婚。女手一つで子供3人を育て上げた。ある春、ニューヨークのホテルのバーでジェーンが飲んでいると、そこに偶然ジェイクが現れ、ふたりは久しぶりにディナーを楽しむ。酔うがままに盛り上がったふたりは、こともあろうか一緒の部屋へ……。
映画批評「サベイランス」
2010.2.12 映画批評

公開中の「
監督・脚本:ジェニファー・リンチ 原案・脚本:ケント・ハーパー 製作総指揮:デヴィッド・リンチほか 出演:ジュリア・オーモンド、ビル・プルマン、ペル・ジェイムズ、ライアン・シンプキンス、フレンチスチュアート、マイケル・アイアンサイドほか 上映時間:98分 配給:2007カナダ/ファインフィルムズ
カルト映画の奇才デヴィッド・リンチの愛娘ジェニファー・リンチが、物議を醸し出した「ボクシング・ヘレナ」(1993年)以降14年ぶりにメガホンを取ったのが本作「サベイランス」。2008年のカンヌ国際映画祭で上映された際に、評論家のあいだで賛否両論を巻き起こしたという問題作だ。
サンタ・フェの町で起こった無差別猟奇事件。地元警察にやって来た男女ふたりのFBIの捜査官によって、殺人現場に居合わせた生存者3名の取り調べが行われるが、彼らの証言は真実と微妙にズレている。なぜ彼らは真実を語らないのか? 3人が取り調べを受ける部屋にそれぞれ設置された監視カメラが、取り調べの一部始終を録画していた……。
映画批評「COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター」
2010.2.11 映画批評

公開中の「
監督・原案・脚本:室希太郎 出演:西田美和、小松崎夕楠、時東ぁみ、篠山輝信、吉野紗香、森ほさち、佐野稔、伊藤みどり、荒川静香、安藤美姫、金子昇、平泉成ほか 上映時間:108分 配給:2010日本/アステア
独身の40歳、倉田美和(西田美和)は、アイスショーなどで活躍するかたわら後進の指導にもあたっているプロフィギュアスケーター。ある日、元恋人の子供をあずかったことから、人生が動き始める。彼女は20年前に一度捨てた「オリンピックに出場する!」という夢を叶えるべく、再びフィギュアスケートの競技に取り組み始めた……。
映画批評「抱擁のかけら」
2010.2.9

公開中の「
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル 撮影:ロドリゴ・プリエト 出演:ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、ブランカ・ポルティージョ、ホセ・ルイス・ゴメスほか 上映時間:128分・PG12 配給:2009スペイン/松竹
「ボルベール<帰郷>」(2006年)のペドロ・アルモドバル監督が、全幅の信頼を寄せるペネロペ・クルスを主演に起用(ふたりが組むのは4度目)。スペインならではの極彩色に彩られたスクリーン上で展開されるのは、愛と嫉妬と憎悪と復讐が渦巻く濃厚なドラマだ。
舞台は2008年のスペイン、マドリード。元映画監督のマテオ・ブランコ(ルイス・オマール)は、ハリー・ケインと名前を変えて生活していた。14年前に起きたある事件によって、マテオは視力と監督生命、そして大切な人を失っていた。ある日、ハリーのもとに「一緒に映画を作りたい」という男がやって来たことをきっかけに、ハリーの記憶は14年前に引き戻される。女優を夢見る女性レナ(ペネロペ・クルス)との出会いに始まった激動の日々に……。
新刊書籍「Woman’s Power―キャリア・マザーズ」
2010.2.7
Amazon 1,470円 カナリア書房 2010年2月5日発売
起業している女性16人の体験談をまとめた書籍「Woman’s Power―キャリア・マザーズ」に妻(
Amazonではあまり在庫がないようなので、もし購入希望者がいらっしゃいましたら、サイドメニューにある「お問い合わせ&仕事のご依頼」のメールフォームからご連絡ください。書籍代のみ(送料無料)でお送り致します。
<内容(「BOOK」データベースより)>
働くママはカッコいい! 強く美しい彼女たちの活躍ぶりがこの一冊に。
<「はじめに」より一部抜粋>
もちろん順風満帆なときばかりではなかったと思います。むしろ、二足のわらじを履くことで、家庭にいるだけでは味わえないような苦労をしたはずです。しかし、それを乗り越え、落ち着いたキャリア・マザーズはこう言います。「普通ではできない経験ができた」、「大変だったけれど、経験できて良かった」と。そこに至るまでの経緯や立ち向かう後姿を本書でご紹介しています。
映画批評「フローズン・リバー」
2010.2.5 映画批評

公開中の「
監督・脚本:コートニー・ハント 製作:ヘザー・レイ、チップ・ホーリハン 出演:メリッサ・レオ、ミスティ・アップハム、チャーリー・マクダーモット、マイケル・オキーフほか 上映時間:97分 配給:2008米/アステア
気鋭の女性監督コートニー・ハントの初長編監督作品となる「フローズン・リバー」は、低予算のインディペンデント作品ながら、2008年のサンダンス映画祭でグランプリに輝くほか、第81回アカデミー賞(2009年)では、デビュー作にしてオリジナル脚本賞にノミネートを果たすなど、世界中で高い評価を受けた。
先住民の保留地問題や貧困問題、不法移民の密入国問題、人種差別問題など、リアルな社会的問題を背景に描きながらスリル満点に進む物語は、母性愛と友情を内包したヒューマンドラマとして熟成され、最後には人種や文化、立場を越えて“人間愛”を強く浮き上がらせる。
映画批評「おとうと」
2010.1.31 映画批評

公開中の「
監督・脚本:山田洋次 脚本:平松恵美子 音楽:冨田勲 出演:吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮、小林稔侍、森本レオ、茅島成美、田中壮太郎、キムラ緑子、笹野高史、加藤治子、ラサール石井ほか 上映時間/126分 配給:2009日/松竹
日本映画界を代表する巨匠、山田洋次監督が「十五才 学校IV」(2000年)以来、10年ぶりに撮影した現代劇「おとうと」は、そのキャリアにおいて常に日本の家族と、その精神性を描き続けてきた山田監督の集大成的な1本。涙あり笑いありの感動作だ。
薬局を経営する未亡人の姉・吟子(吉永小百合)には、役者として大成しないまま大阪でぶらぶら暮らす鉄郎(笑福亭鶴瓶)という弟がいた。吟子の一人娘・小春(蒼井優)の結婚式当日に、それまで音信不通だった鉄郎が突然姿を現した。以前、吟子の夫の十三回忌で酔っぱらって大暴れした前科がある鉄郎は、お酒を飲まない約束をするが、その約束をあっさり反古にしたうえ、またしても酔っぱらって大暴れ。披露宴を台なしにしてしまう。鉄郎は身内から総スカンを食うが、吟子だけは、そんな鉄郎をかばうのだった……。
「誕生学講座」
2010.1.30

誕生学アドバイザーhanaさんにお越しいただき、「誕生学講座」を開いてもらいました。人間の生命がどのように芽生え(最初の大きさは0.13mm!)、育ち、そして赤ちゃんとして生まれてくるのか。小学校低学年でも理解できるよう、hanaさんがそのプロセスを分かりやすくレクチャーしてくれました。
映画批評「すべては海になる」
2010.1.30 映画批評

公開中の「
監督・原作・脚本:山田あかね 主題歌:SPANK PAGE 出演:佐藤江梨子、柳楽優弥、要潤、安藤サクラ、猫背椿、藤井美菜、森岡龍、吉高由里子、村上淳、松重豊、白井晃ほか 上位時間/119分 配給:2009日/東京テアトル
27歳の書店員、夏樹(佐藤江梨子)は、本好きを買われ、「愛のわからないひとへ」というコーナーを任されていた。ある日、夏樹は万引きをしたはずの女性を捕まえるが、彼女のかばんからは何も出てこなかった。店長共々、女性の家に出かけて謝罪するも、女性の夫の怒りを買ってしまう。ところが翌日、女性の息子、光治(柳楽優楽)が書店にやってきた。彼は夏樹や店長に、もう謝りに来なくていいと伝えるが……。
映画批評「Dr.パルナサスの鏡」
2010.1.26 映画批評

監督・製作・脚本:テリー・ギリアム 出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー リリー・コール、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、トム・ウェイツほか 上映時間/124分・PG12 2009英・カナダ/ショウゲート
ヒース・レジャーの遺作になったことに加え、撮影途中で急逝したヒースの代りに、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルという3人の人気俳優が撮影に参加。誰もが予期しないところで注目を集めてしまったテリー・ギリアム監督の最新作。ヒースの急逝で万事休すかと思いきや、幸いにも「Dr.パルナサスの鏡」は、「現実世界」と「鏡の向こうの異世界」というふたつの世界をもつ物語で、ヒースが亡くなったのは「現実世界」の撮影を終えた直後だったという。



