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あなたの「好き」をエピソードで語れますか?

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あなたの「好き」を
エピソードで語れますか?
テニスでも音楽でもペットでも
スポーツでも料理でも構いません。

 

その「好き」という気持ちを、
エピソードで
語ることはできますか?

 

言葉でも、文章でも構いません。

 

「できる」という方は、
伝える力がある人です。

 

たとえば、あなたが、
彼氏のコウタ君について、
友人から
「コウタ君のどこが好きなの?」
と聞かれたとします。

 

そのときに、
「うーん、価値観かな」
と答えたら、どうでしょう。

 

質問した人は
「ふーん価値観ねー」
と反応しながらも、
心のなかで、

 

<価値観って言われても、
よく分からないなあ…>

 

と思っているはずです。

 

大事なのは
その価値観がどういうものかを
具体的に伝えることでは
ないでしょうか。

 

そのときに役立つのが、
エピソードです。

 

たとえば、
こんなふうに答えてみるとか。

 

「うーん、価値観かな。
この前、コウタと一緒に
映画を観に行ったとき、
コウタが、上映終了後に、
誰かが座席に置きっ放しにしていった
ゴミを拾って、
ゴミ箱まで持っていったんだよね。
その動作がすごく自然だったの……。
今まで、他人のゴミをわざわざ拾って
捨てる人なんて見たことがなかったから、
ああ、この人は素敵だなあ、って、
改めて惚れ直しちゃった」

 

いかがでしょう。
ただ「価値観かな」と
答えたときよりも、
その「価値観の正体」が、
伝わってきませんか?

 

伝え手の気持ちが
伝わってきませんか?

 

「伝わる」だけではありません。
エピソードには、
人の感情を揺さぶる力があります。

 

この映画館のエピソードを
聞いた(読んだ)人なかには、
「へえー、コウタ君って
素敵な人なんだね!」
と共感を寄せる人もいるでしょう。

 

何事もエクササイズが重要です。
まずは、あなたの「好き」を
理屈として語るだけでなく、
エピソードと一緒に
語ってみましょう。

 

エピソードで
伝えられるようになると
「伝える力」が
ワンランクアップします。

 

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