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伝わる文章の書き方/誤解を招く「あいまい言葉」

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文章を書く際、
肝心なメッセージを
あいまいな言葉(表現)で
済ませていませんか?
<例文>
日本人の活字離れは、
スマートフォンの普及によって
拍車がかかったといわれています。
しかし、「そうではない!」
と斉藤教授は異論を呈している。
この意見には私も驚きました。
↑この文章に
違和感を持たない人もいるでしょう。
なぜ違和感を持たないかというと、
「そうではない!」という言葉の意味を
読み手が都合よく解釈しているからです。
じつは斉藤教授の「そうではない!」は、
たとえば、下記の1〜3のような意味で
受け取ることもできます。
1:そもそも日本人は、
  活字離れなどしていない!
2:活字離れに拍車がかかったことと、
  スマートフォンの普及に因果関係はない!
3:スマートフォンの普及によって、
  むしろ、活字を読む機会は増えた!
<例文>では、
斉藤教授の意見がはっきりと分かりません。
「そうではない!」という
あいまいな言葉でしか
書かれていないからです。
斉藤教授の意見を正確に伝えるには、
「あいまいな言葉」を
「具体的な言葉」に直す必要があります。
<斉藤教授の意見が1の場合>
日本人の活字離れは、
スマートフォンの普及によって
拍車がかかったといわれています。
しかし、「そもそも日本人は、
活字離れなどしていない!」
と斉藤教授は異論を呈している。
この意見には私も驚きました。
<斉藤教授の意見が2の場合>
日本人の活字離れは、
スマートフォンの普及によって
拍車がかかったといわれています。
しかし、「活字離れに拍車がかかったことと、
スマートフォンの普及に因果関係はない!」
と斉藤教授は異論を呈している。
この意見には私も驚きました。
<斉藤教授の意見が3の場合>
日本人の活字離れは、
スマートフォンの普及によって
拍車がかかったといわれています。
しかし、「スマートフォンの普及によって、
むしろ、活字を読む機会は増えた!」
と斉藤教授は異論を呈している。
この意見には私も驚きました。
いかがでしょうか?
「そうではない!」の「そう」を
具体的に書くことで、
斉藤教授の意見が伝わったかと思います。
文章を書くときには、
<読み手は何も分かっていない>
という前提に立つことが大切です。
あいまいな言葉で済ませれば、
真意が伝わらないだけでなく
誤解を招く原因にもなります。
具体的に書くことは、
読み手に対する優しさです。
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