山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 伝わる文章の書き方 > 伝わる文章の書き方/主張するときは断定表現を使おう!

伝わる文章の書き方/主張するときは断定表現を使おう!

Pocket

140.jpg
何かを主張するときは、
断定表現の文章を書く必要があります。
<例文>
今の子供たちは、
運動量が少ないように感じる。
虚弱な子供が増えているのは、
運動量の少なさと関係があるように思う。
▲〜ように感じる
▲〜ように思う
これらは推量の表現です。
謙虚な言い回しである反面、
主張としてのインパクトは弱まります。
自信がない印象を受けるのです。
もし主張として読ませたいのであれば、
断定表現の文章にする必要があります。
<例文の修正>
今の子供たちは、
運動量が少ない。
虚弱な子供が増えているのは、
運動量の少なさと関係があるのではないか。
「〜関係があるのではないか」という疑問形は
「反語」と呼ばれるもので、
本音と反対の意味の言葉を使うことで、
皮肉・非難の意味を込めています。
とはいえ、断定表現を使うのであれば、
それなりの根拠・確信が
なくてはなりません。
場合によっては、
「言質を取る」「取材する」
「資料をあたる」などして、
裏づけを取る必要もあるでしょう。
<根拠を加筆>
今の子供たちは、
運動量が少ない。
最近も、いくつかの公園のベンチで、
DSに熱中する子供たちを見かけた。
彼らは遊具で遊ぶ気配すら見せなかった。【←根拠】
虚弱な子供が増えているのは、
運動量の少なさと関係があるのではないか。
何かを主張するときは、
▲〜感じる
▲〜思う
▲〜気がする
▲〜だろう
▲〜かもしれない
などの推量表現を回避して、
断定表現の文章を書くようにしましょう。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket