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伝わる文章の書き方/アプローチ力を鍛えよう

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文章力が「ある人」と「ない人」の差は、
どこにあるのでしょうか?
答えのひとつが「アプローチ力」です。
たとえば、
今朝、珍しく散歩をしたとします。
この出来事をネタに、
「まったく異なる10個の記事が書ける!」
という方は、
「アプローチ力」がある方です。
逆に、
「ひとつかふたつの記事しか
 書けそうにない…」
という方は、
「アプローチ力」を磨く必要が
あるでしょう。
異なる10個の記事を書くには
出来事に対して、
さまざまなアプローチを
していかなければなりません。
●健康というアプローチ(歩くことで得られる健康面の効用とは?)
●習慣というアプローチ(ふだんはなぜ歩かないのか?)
●気持ちのアプローチ(なぜ今朝は歩こうと思ったのか?)
●感覚のアプローチ(歩いてみて、何を感じたか?)
●未来のアプローチ(歩いたことで、その日はどう変化したか?)
●仮定のアプローチ(もし散歩ではなく、○○をしていたらどうだったか?)
●肉体のアプローチ(歩くことで起きた肉体の変化は?)
●思考のアプローチ(歩きながら何を考えたか?)
●比喩のアプローチ(歩く行為は、ほかのどういう行為に似ているのか?)
●他者視点のアプローチ(この散歩について○○はどう思うだろうか?)
●街のアプローチ(歩いてみて街の様子はどうだったか?)
●哲学のアプローチ(そもそも歩くとはどういうことなのか?)
●社会のアプローチ(朝歩く人が増えると、世の中はどう変るか?)
●比較のアプローチ(歩くと走るとではどう違うのか?)
などなど。
↑大きいアプローチだけでも、
ざっとこれくらいは出せます。
さらに枝分かれさせていけば、
100個くらい出るかもしれません。
「文章力」を磨くには、
単に書くスキルだけではなく、
「思考力」を鍛える必要があります。
「思考力」が鍛えられると、
おのずと「アプローチ力」も
磨かれていくはずです。
もちろん、最終的に
どのアプローチで文章を書くかは、
<誰に、どんな目的で読ませたいのか?>
ということを考えながら、
書き手自身が決めなければなりません。
多種多様なアプローチから、
「これだ!」というひとつを選び取って
記事を書きましょう。
どんなことでも構いません。
何かひとつ出来事を挙げてください。
その出来事をネタに
いくつの記事が書けそうですか?
つまり、いくつのアプローチが
かけられそうですか?
文章力を鍛えるトレーニングになりますので、
ぜひ挑戦してみてくださいね☆
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