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伝わる文章の書き方/文庫本ほどのカブトムシ?

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1:驚くほど大きなカブトムシ
2:キングサイズのカブトムシ
3:見たこともない大きさのカブトムシ
大きなカブトムシを見かけたとき、
1〜3のような方向性の表現で、
文章を書く方がいるかもしれません。
しかし、「驚くほど大きな」「キングサイズの」
「見たこともない大きさの」という言葉では、
読み手が具体的に大きさをイメージすることはできません。
では、次のような比喩(例え)を使った場合はどうでしょう?
「文庫本ほどの大きさのカブトムシ」
これであれば、カブトムシの大きさが
リアルにイメージできます。
しかも、「カブトムシ」と「文庫本」の
組み合わせに意外性があるために、
読み手の記憶にも残りやすくなります。
ひとつ注意したいのは、
すでに使い古されている比喩の使用です。
たとえば、「まぶしい笑顔」「天使のような美しさ」
「抜けるような青空」「カモシカのような足」「鮨詰め電車」など。
これらの表現は手垢がつきすぎていて、
読み手の心に刺さりません。
では、ひとつお題です——
かんかんと照りつける真夏の太陽。
あなたは、この太陽↑を言葉でどう表現しますか?
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