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伝わる文章の書き方/具体例があれば理解度がアップする

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文章や会話では
「具体例」を挟むことで
読む人(聞く人)の理解が深まります。
私のこの連載を読んでくれている方、
あるいは、
電子書籍を読んでくれている方であれば、
ほとんどの項目で
具体例(例文)が挟まれていることに
お気づきでしょう。
たとえば私が、
「相手の行動を促したいときの指示は、
 否定文ではなく、肯定文で書きましょう」
と書いたとします。
この文章だけで
意味を理解できましたか?
おそらく、できないでしょう。
そこで、下記のような具体例を挟むのです。
・・・・・・ココカラ・・・・・・
<例文1>
電気とクーラーを消さずに、
部屋を出ないで下さい。
<例文2>
電気とクラーを消してから、
部屋を出て下さい。
<例文1>は否定文での指示で、
<例文2>は肯定文での指示です。
あなたが指示される立場だったら、
どちらが行動しやすいですか?
おそらく肯定文を使った
<例文2>ではないでしょうか。
・・・・・・ココマデ・・・・・・
こうした具体例が示されると
「なるほどね!」と
腑に落ちるわけです。
具体例を挟める人と、
挟めない人の差は、
そのまま伝わる文章が書ける方と
書けない方の差でもあります。
(会話も同じです)
たとえば、「覚悟が肝心!」
というメッセージを伝えたいとき
あなたは、どんな具体例を出しますか?
ぜひ考えてみてくださいね。
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