伝わる文章の書き方/二重表現にご注意!
二重表現、けっこう使っていませんか?
■一番最初/一番最後
■最後の切り札
■まず最初に
■尽力を尽くす
■雪辱を晴らす(正:雪辱する/雪辱を果たす)
■はっきり断言
■内定が決まる
■捺印を押す
■初デビュー
■断トツの1位(「断トツ」は断然トップ=1位の略)
■今の現状
■上を見上げる
■不快感を感じる
■思いがけないハプニング
■返事を返す
■元旦の朝(「元旦」は1月1日の朝のこと)
■挙式を挙げる
■あとで後悔する
■余分な贅肉
■過半数を超える(正:過半数に達する)
■満天の星空
■まだ未解決/まだ未定/まだ未完成
■炎天下の下
一方、二重表現のなかでも、
使われていてもおかしくない、
つまり、容認されているものもあります。
■犯罪を犯す
■被害を被る(正:被害を受ける)
■歌を歌う
■踊りを踊る
■遺産を遺す
■選挙戦を戦う
■存亡の危機(正:存亡の機)
二重表現は、
「慣れ」で使ってしまう
ケースがほとんどです。
使用を防ぐためには、
使われがちなものを
知っておくことが大切です。
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