山口拓朗公式サイト

伝わる文章の書き方/読点ひとつで意味が変わります

Pocket

245.jpg
「ポール・ウォーカーさんと事故現場を訪問したヴィン・ディーゼル」
あるニュース記事に掲載された
写真の説明文です。
そこに写っているのは、
俳優のポール・ウォーカーと
同じく俳優のヴィン・ディーゼルです。
この説明文を読んだとき、
ポール・ウォーカーと
ヴィン・ディーゼルが
一緒に事故現場を訪問したと
思う方もいるはずです。
しかし、実際に事故現場を訪問したのは、
ヴィン・ディーゼルだけです。
なぜなら、ポール・ウォーカーこそが、
事故死した張本人だからです。
つまり、ポール・ウォーカーは故人。
この写真は、ウォーカーが生前の
ツーショットというわけです。
理由はどうあれ、
「ポール・ウォーカーと
 ヴィン・ディーゼルが
 一緒に事故現場を訪問した」
と読めてしまう説明文は、
あまりいい説明文とはいえません。
では、どのような説明文にすれば、
誤解されずに済むでしょうか。
いくつか方法はあります。
<修正案1>
「ポール・ウォーカーさんと、事故現場を訪問したヴィン・ディーゼル」
読点(テン)を打つことによって、
誤解を招く確率が、
少し下がるかもしれません。
しかし、これでも完璧とはいえません。
<修正案2>
「事故死したポール・ウォーカーさんと、事故現場を訪問したヴィン・ディーゼル」
読点のほかに、
「事故死した」を加えました。
この説明文であれば、
ほぼ誤解は避けられるはずです。
<修正案3>
「ポール・ウォーカーさん(故人)と、事故現場を訪問したヴィン・ディーゼル」
このような書き方でもいいでしょう。
さらに分かりやすくするなら——
<修正案4>
「ポール・ウォーカーさん(故人)と、氏の事故現場を訪問したヴィン・ディーゼル」
「氏の」を加えました。
最後に、ポール・ウォーカーと
ヴィン・ディーゼルの顔を知らない方のために、
より親切な説明文にします。
<修正案5>
事故死したポール・ウォーカーさん(左)と、氏の事故現場を訪問したヴィン・ディーゼル(右)
いかがでしょう。
この説明文であれば、
名前と顔が一致します。
読点ひとつ、
言葉ひとつで、
意味が大きく変わる。
それが文章です。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket