伝わる文章の書き方／「一文一義」で小刻みに運ぶ

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「一文一義」を意識するだけで、文章はグンと読みやすくなります。
「一文一義」とは、一文のなかに、ひとつの情報だけを書くことです。
＜例文＞
会議のスケジュールが決まりましたので、のちほどメールでお送り致しますが、ご確認のうえ、鈴木様にも転送いただけますでしょうか。
↑一文の情報量が多すぎるため、理解しにくい文章になっています。
では、「一文一義」を意識して読みやすくしてみましょう。
＜例文の修正＞
会議のスケジュールが決まりました。のちほどメールでお送り致します。ご確認のうえ、鈴木様にも転送いただけますでしょうか。
一文を３つに分けました。＜例文＞よりも理解しやすいはずです。
文章というのは、小さい舟のようなものです。その舟に積める荷物（＝情報）はひとつだけです（積んでも２つまで）。
たくさん荷物を積みすぎると沈没してしまいます。
荷物（＝情報）をひとつ運び終えたら、次の荷物をまた運ぶ。
小刻みなピストン輸送こそが、分かりやすさの秘訣です。
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