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伝わる文章の書き方/似た音は並べない!

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文章を書くときは、あまり近い位置に、「同じ音」を置かないようにしましょう。
文章がうるさく感じられるからです。
<例文1>
この公園で、ボールで遊ばないようにしましょう。
「公園で、ボールで」と「で」が連続するのがうるさく感じられます。
<例文1の修正>
この公園では、ボールで遊ばないようにしましょう。
※・※・※・※・※
<例文2>
今回のパーティでは、都内では人気の会場を使います。
「パーティでは、都内では」と「では」が連続するのが、うるさく感じられます。
<例文2の修正>
今回のパーティでは、都内で人気の会場を使います。
あるいは、
今回のパーティは、都内で人気の会場を使います。
※・※・※・※・※
<例文3>
だいこんサラダは、ドレッシングは、和風が理想です。
「サラダは、ドレッシングは」と「は」が連続するのが、うるさく感じられます。
<例文3の修正>
だいこんサラダのドレッシングは、和風が理想です。
あるいは、
だいこんサラダの場合、ドレッシングは和風が理想です。
※・※・※・※・※
<例文4>
A店は今日はお休みかもしれない。その場合、延期したほうがいいかもしれない。
「~かもしれない、~かもしれない」と「かもしれない」が連続するのが、うるさく感じられます。
<例文4の修正>
A店は今日はお休みかもしれない。その場合、延期したほうがいいだろう。
※・※・※・※・※
とくに多いのが、助詞(俗に言う「てにをは」)のくり返しと語尾のくり返しです。
「同じ音」のくり返しは、書いているときには気づきにくいものです。
読み返したときに、ケアできるようにしておきましょう。
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