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伝わる文章の書き方/同じ表現は繰り返さないが原則

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文章では、同じ表現をくり返すよりも、くり返さずにまとめたほうが、読みやすくなることがあります。
<例文1>
同一のメールでも、携帯画面で見るときと、パソコン画面で見るときとでは、見え方がまるで違う。
<例文1の修正>
同一のメールでも、携帯画面とパソコン画面では、見え方がまったく違う。
<例文2>
サッカーを観戦しても、野球を観戦しても、バスケットボールを観戦しても、すぐに興奮してしまう。
<例文2の修正>
サッカーに野球にバスケットボール。どれを観戦しても、すぐに興奮してしまう。
<例文3>
日当たりを基準に選ぶのがいいのか、間取りを基準に選ぶのがいいのか、はたまた、家賃を基準に選ぶのがいいのか、悩ましいところだ。
<例文3の修正>
日当たり、間取り、家賃、何を基準に選ぶのがいいのか、悩ましいところだ。
いずれも修正文のほうが読みやすく感じられます。
一方で、文章技法のなかには、あえて同じ表現をくり返すことで、メッセージを「強調する」という方法もあります。
たとえば——
それが本当の優しさではないのか? それが本当の教育ではないのか? それが本当の愛ではないのか?
という具合です。
この場合、
それが本当の優しさ、教育、愛ではないのか?
と書くよりも、言葉が刺さりやく感じるはずです。
それが本当の優しさであり、教育であり、愛ではないのか?
と書けば、もう少し強い印象でしょうか。
つまり、くり返すかくり返さないかはケース・バイ・ケースなのです。
とはいえ、情報伝達が主たる目的となる実務文では、同じ表現のくり返しは好まれません。
同じ表現をくり返すのは、個人的な文章で、なおかつ、メッセージを「強調」したいときだけにしましょう。
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