山口拓朗公式サイト

伝わる文章の書き方/〜にくい、〜づらい。正しいのはどっち?

Pocket

323.jpg
「~にくい」と「~づらい」。
どっちを使えばいいんだろう……と悩んだことはありませんか?
たとえば、「歩きにくい」と「歩記づらい」など。
 
「~にくい」は「難い(にくい)」です。
つまり「~するのが難しい」という意味。
「物理的、客観的な障害がある」と考えられます。
 
一方、「~づらい」は「辛い(つらい)」です。
つまり「~するのが辛い」という意味。
「心理的、主観的な障害がある」と考えられます。
 
泥道で歩くのが困難なときは「歩きにくい」で、
靴がぶかぶかなときは「歩きづらい」を使います。
 
「固まる」「腐る」などは、主観や心理が絡まないので、
「固まりにくい」「腐りにくい」と書くのが妥当です。
 
では「お願いしにくい」と「お願いしづらい」はどうでしょう。
 
これまでの原則を踏襲すると、
相手がイライラしていて雰囲気的に頼めなさそうな場合は「お願いしにくい」となり、
自分の心に問題(例:遠慮がち等)がある場合は、
「お願いしづらい」ということになります。
 
もっとも、「お願いできない」というケースでは、
障害の対象が相手にあるのか自分にあるのか、明確に分けられないケースもあります。
 
だから、どっちを使えばいいの? と迷ってしまうのです。
 
まずは、語源に根ざした原則「難い(にくい)」と「辛い(つらい)」を当てはめてみて、
違和感を覚えるようであれば、「にくい」と「つらい」を入れ替えてみる、
あるいは、表現自体を変える、という方法がスマートでしょう。
 
ちなみに、「辛い=つらい」ですので、
「ずらい」と書くのは誤りです。
「づらい」と書きましょう。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎執筆、講演、研修、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★メールからSNSまで。文章コミュニケーションを武器にする方法!
【絶賛発売中】山口拓朗著
だから、読み手に伝わらない! もう失敗しない文章コミュニケーションの技術』(実務教育出版)
★セールス文から企画書作りまで。社会人必須の“売る”文章術!
【絶賛発売中】山口拓朗著
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則』(明日香出版社)
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket