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伝わる文章の書き方/文章を入れ替える技術

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単調な文章を書きがちな人は、
文章を入れ替える技術を身につけるといいでしょう。
 
【1】
魔法とは、不可能を可能にする力だ。
 
↑この文章は、次のようにも書けます。
 
【2】
不可能を可能にする力が、魔法だ。
 
言葉をより強調させたいなら、
次のような書き方もできます。
 
【3】
魔法。それは不可能を可能にする力だ。
 
【4】
不可能を可能にする力。それが魔法だ。
 
文章の書き方は、ひとつだけではありません。
文章表現はいつでも複数考えられます。
 
もっとも、先ほど挙げた1~4にしても
「どれで書いてもOK」ということではありません。
 
文章を入れ替えるときには、
前後の文脈やリズム、強調したいポイントに応じて
書き方を工夫しなければいけません。
 
入れ替えてみたけど、しっくりこないときは、
元に戻すか、少し手を加えるか、
あるいは、さらに入れ替えを行う必要があります。
 
文章を書く作業は、常に「編集」の連続なのです。
 
ちなみに、倒置法(目的語や主語の強調)も、
文章を入れ替える技術のひとつです。
 
<通常文>
わたしは大学に合格した。
 
わたしは合格した、大学に。(目的語を倒置)
 
大学に合格した、わたしは。(主語を倒置)
 
「ここぞ!」というときに、こうした入れ替えを行うと、
文章に新鮮さや変化が生まれます(実務的な文章にはなじみませんが)。
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