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伝わる文章の書き方/マル(句点)の恐怖……

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先日、娘がこんなことを言いました。
 
「マル(句点)があるメール文章は怖いんだよ」と。
 
どうやら、「おはよう。」と書かれたメールは
読む人を怖がらせてしまうようなのです。
 
一瞬、「どういうことだ?」と思いました。
 
よくよく話を聞くと、中学生の友達の間では常識だそうです。
 
文末にマルが打たれたメールが届くと
「怒っているのかな?」
「機嫌が悪いのかな?」
と思うのだとか。
 
だから、彼女たちは、
よほどのことがない限り
メールやLINEにマルを使わないのです
 
「おはよう。」からマルを削って、
「おはよう」にすればいいのかというと、
これもダメとのこと。
 
では、中学生同士はどんな文章で
やり取りをしているのでしょうか。
 
「おはよう!」「おはよう~」
「おはよう☆」「おはよう♪」
という具合に音引きや感嘆符やマークをつける。
あるいは、
「おはよう+絵文字or顔文字」のスタイルで
文章を作り上げているのです。
 
娘から「マルの恐怖」を教わって以来、
わが家では、娘とやり取りするメールから
マル(句点)が姿を消しました(笑)
中学生の間で「マルの恐怖」が
常識になっている以上、
それを否定しても仕方ありません。
 
文章であれ、会話であれ、
コミュニケーションでは、
相手の気持ちを尊重することが大切です。
 
相手が嫌がることはしない。
 
あと5~10年もすれば、
「マルの恐怖世代」が
社会に出てきます。
 
すると、仕事で使うメールの文面にも
変化が出てくるかもしれませんね……。
 
中学生とメールで
やる取りしている皆さん、
「マルの恐怖」にご注意を。
 
あ、いや、ご注意を(^_-)☆
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