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伝わる文章の書き方/文章を書くときには、主情報と副情報を見極めよう!

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情報に「主」と「副」があるときは、
(書き手自身が)その関係を正しく認識しておく必要があります。
 
なぜなら、文章を書くときには、「副」よりも「主」の情報を
強調しなければいけないからです。
 
1:このクルマは、前方車両検知センサーを備えている
 
2:このクルマは、追突事故を回避する
 
このような、ふたつの情報があったとします。
 
1が「主」で、2が「副」の場合、次のような文章になります。
 
【文章A】
このクルマは、追突事故を回避すべく前方車両検知センサーを備えています。
 
この文章では「前方車両検知センサーを備えています」が、
主情報として(やや)強調されています。
 
一方、2が「主」で、1が「副」の場合、次のような文書になります。
 
【文章B】
このクルマは、前方車両検知センサーにより追突事故を回避します。
 
この文章では「追突事故を回避します」が、
主情報として(やや)強調されています。
文章の書き方は、いつでも「ひとつ」ではありません。
「クルマ」を強調したければ、次のように書くこともできます。
【文章C】 
追突事故を回避すべく前方車両検知センサーを備えているのは、このクルマです。
複数の情報があるときは、それらの情報に差がないか。
また、差がある場合は、「主」たる情報はどれ(どちら)なのか。
冷静に見極めたうえで、文章を書きましょう。
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