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伝わる文章の書き方/文章と文章をつなぐ「橋」。それが接続詞!

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接続詞の選び方を誤ると
論理がちぐはぐになり、
分かりにくい文章になってしまいます。
 
【原文】
A君は足が速く、運動会では、
毎年、リレーの選手に選ばれています。
また、勉強の成績は人並みです。
 
かろうじて意味は通じますが、
読んでいて違和感を覚えます。
 
接続詞に<同列>を示す
「また」を用いたことが、
違和感の原因です。
接続詞が<同列>にも関わらず、
前半と後半の文章の内容が
同列になっていません。
(前半:A君の長所/後半:A君の長所ではない)
 
【原文の修正】
A君は足が速く、運動会では、
毎年、リレーの選手に選ばれています。
一方で、勉強の成績は人並みです。
 
このように、接続詞に
<対比>を示す「一方で」を用いると
文章の流れがスムーズになります。
【原文】よりも論理(前後半の対比)が明確で、
読む人の理解度も高まります。
 
接続詞は、文章と文章をつなぐ
「橋」のようなものです。
正しい「橋」をかけてあげないと
論理が崩れて、おかしな文章になりかねません。
 
文章と文章に、
上手に「橋」をかけてあげられる人は、
伝わる文章を書ける人です。
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