山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 伝わる文章の書き方 > 伝わる文章の書き方/文章の情報密度、気にしていますか?

伝わる文章の書き方/文章の情報密度、気にしていますか?

Pocket

348.jpg
「情報密度」を意識して文章を書き分けられる人は、文章力のある人です。
 
1)フリーランスで活動している山口拓朗です。 
2)映画ライターで文章講師の山口拓朗です。
 
1と2の文字数はほぼ同じですが、文中の情報密度が異なります。
 
1は情報密度が「低い」文章で、2は情報密度が「高い」文章です。
 
1には以下の情報が含まれています。
・フリーランスとして活動
・名前は山口拓朗
 
2には以下の情報が含まれています。
・映画ライターとして活動
・文章講師として活動
・名前は山口拓朗
 
2の文章には「活動」とは書いていませんが、
活動中だということは書かなくても分かります。
 
「フリーランス」
「映画ライター」
「文章講師」
これらの言葉の情報密度も異なります。
 
フリーランス
→言葉がやや抽象的(情報密度が低い)
 
映画ライター/文章講師
→言葉が具体的(情報密度が高い)
 
3)そこはかとなくこだわりを感じるコーヒー
4)柑橘系の酸味とほろ苦さが絶妙なコーヒー
 
3と4は同じコーヒーですが、
情報密度の高さでという点では4に軍配があがります。
 
書き上げた文章を推敲するときにも「情報密度」を意識しましょう。
情報密度が低くすぎないか、十分に注意を払う必要があります。
 
必ずしも情報密度が高ければいいというわけではありませんが、
文量が多いわりに「実のない文章」は、読む人にあまり好まれません。
 
情報密度が低いときは、密度を上げる。情報密度が高いときは、密度を下げる。
そのコントロールが自在にできる人は、かなりの文章巧者といえるでしょう。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎執筆、講演、研修、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★日本初! 決して「書かずに」みるみる文章が上達するトレーニング方法!
書かずに文章がうまくなるトレーニング』(サンマーク出版)
★メールからSNSまで。文章コミュニケーションを武器にする方法!
だから、読み手に伝わらない! もう失敗しない文章コミュニケーションの技術』(実務教育出版)
★セールス文から企画書作りまで。社会人必須の“売る”文章術!
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則』(明日香出版社)
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編となる電子書籍
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket