伝わる文章の書き方/欲張りすぎの文章に要注意!
自分の書きたいことを書ききったとき、
書き手の満足度は相当に高いはずです。
「おお、出しきったぜ~」「気持ちいい!」
「すげーいい文章書いちゃったかも!」と。
しかし、そういうときこそ注意が必要です。
なぜなら、書き手が書きたいことと、読み手が読みたいことは、
往々にして違うからです。
もちろん、すべてが違うとは言いません。
仮に10の情報を一気に書いたのであれば、
そのうちの2か3は、読み手が読みたい情報かもしれません。
とはいえ、読み手に不必要な情報が7も8も盛り込まれていると、
せっかくの2や3も薄まってしまい、読者の印象に残らなくなります。
それこそ本末転倒です。
書くときに大事なのは「何を書くか」と「何を書かないか」を決めること。
つまり、情報の取捨選択です。
たとえ自分が書きたくても、読み手が欲していないのであれば、
あえて「書かない」選択をしなければいけません。
不要な情報が削ぎ落とされた文章は、
より深く&鋭く読み手の心に刺さります。
そう、邪魔者(不要な情報)がいない文章は、
それだけで「伝わりやすくなる」のです。
「こんなにいいことを書いているのに、
なんで読者の反応が弱いんだろう?」というケースが多い方は、
もしかすると情報の取捨選択ができておらず(または中途半端で)、
不要な情報が盛り込まれているからかもしれません。
文章を書くときに、欲張ってはいけません。
あれもこれもと欲張るほど、文章の価値が下がります。
文章の価値が下がれば、書き手自身の価値も下がります。
書き手も読み手も——誰一人として得をしない。
そんな文章を書きたい人はいないはずです。
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