山口拓朗公式サイト
山口拓朗公式サイト > 伝わる文章の書き方 > 伝わる文章の書き方/文章の贅肉を削る

伝わる文章の書き方/文章の贅肉を削る

Pocket

形容詞、副詞、接続詞などは、ときに文章を活き活きと際立てます。
ところが、あまり使いすぎると、テンポが悪くなったり、主観的になりすぎたりすることがあります。
文章が冗長になると、単純に読みにくくもなります(=読者の文章理解度が下がる)。
文学作品であればまだしも、通常の文章では、贅肉をつけすぎないようにしましょう。
<例文>
やたらめったらと大きな声を張り上げて政策をアピールする候補者に、その姿を遠巻きにして見ている有権者。太郎はあふれかえる人ごみを一所懸命にかき分けながら、駅の改札に向かって歩いていった。
↑最小限のリライトを加えつつ、この<例文>の贅肉を落としてみます。
<例文の修正完了>
大声を張り上げて政策をアピールする候補者に、それを遠巻きに見る有権者。太郎は人ごみをかき分けながら、駅の改札へ向かった。
↑いかがでしょう? 
全体の文量を当初の2/3くらいにしてみました。
かなり読みやすくなったと思います。
冗長な文章というのは、贅肉が多いケースが少なくありません。
「私の文章も冗長かも…」という方は、書き終えたあと、文章を1/3程度削るクセをつけるといいかもしれません。
注:「やたらめったら」は「めったやたら」から派生したと思われる言葉。誤用。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket